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【秘密きち探訪】ショッカー基地にお邪魔しました!《後編》

僕の愛蔵書『オール写真図解版/変身図鑑』(1972年(昭和47年)朝日ソノラマ刊)を片手に、ワルモノたちの秘密基地を訪ねています。今回は広大なショッカー秘密基地の後編。本邦初公開のショッカー秘密兵器も!!
<前編はこちら!>


ショッカー秘密基地の全体図

さて後編では、基地の中でも海に近い側のほうを拝見していきましょう。

◉戦闘機発進デッキ(B棟地下1~2階)

地下1階にはショッカーが開発したジェット戦闘機「デビルバード」の格納庫と発進口が設けられています。「デビルバード」は専用のカタパルトタンクでの運用を行う滑走路要らずの優れもの。ショッカーが、黒十字軍のようにオリジナル戦闘機を持っていたって御存知でした? 地下2階は同じように専用トラクターに搭載するタイプのミサイルが出番を待っていましたね。

カタパルト射出式なら、こういう地形でも戦闘機の離陸ができるというわけですね!

◉戦車訓練室(B棟地下3階)

ショッカーの基地にもやはり訓練施設がありましたね。これまで見てきたものよりも広い印象です。奥行きのある室内は射撃などにおいて理想的な練習環境を実現しています。

わりと普通の筋トレ器具が置いてあって驚きます。それにしても戦闘員の皆さん、
ここで訓練した射撃の腕をあまり見かけることが無いような気も・・・

◉潜水艦ドック・生化学研究室・改造室(B棟地下4~6階)

岸壁に造られた基地の最大の特徴として、やはり潜水艦の発着が可能だということがありますね。この基地でも巨大な潜水艦を係留・整備できるドッグを備えていて、間近で見る原子力潜水艦は実に圧倒的な存在感があります。
地下5階にあたるフロアには生化学研究室が、そして地下6階フロアにはショッカーの歴史を生み出す場所といっても過言ではない、改造室があるんですよ。やっぱりここを見ないと、ショッカー基地に来た意味がありません。いや、拝見できて本当に良かった!

海辺の地形を巧みに活かした設計にはただただ唸るしかありません
施設内の出入り口から硬い岩盤の通路を通って外海と行き来ができます
これなら政府機関や仮面ライダー隊にも見つかりにくいですね!

ここまでで、ショッカー秘密基地の探訪は終わりとなりますが、今回の訪問で新たに判明したショッカーのオリジナル兵器の数々! 皆さんも気になりましたよね? 私たちも初めて目にしましたので、今回はショッカーさんのご厚意で画像記録をさせていただくことが出来ました。皆さんにもお見せしたいと思います。基地の全体図ではよく解らなかった細部も存分に見ていただけると思います。

◉本邦初公開!(1)・・・ジェット戦闘機「デビルバード」

ショッカージェット戦闘機「デビルバード」と専用カタパルトタンク
特徴的な角度で取り付けられた主翼と、独特なデザインの垂直尾翼が印象的です

◉本邦初公開!(2)・・・原子力潜水艦「ツインシャーク」

ジェット水流式推進型原潜「デビルシャーク」
双胴のサメを模した潜水艦で、外見から巡航ミサイルを10発程度搭載できると推察します

いかがでしたでしょうか? ミサイルトラクターなども記録には納めましたが、そちらはまた別の機会にでも。なにしろ、世界中に点在するショッカーの基地ですので、実はここ以外にも「実はこっちのほうが本当の本部基地らしい」といった関係者からのタレコミも頂いており、現在裏取り調査中です。またいずれ、皆さんとともに探訪できる機会があるかもしれません。その日を楽しみにお待ちください!

※画像出典:『オール写真図解版/変身図鑑』(朝日ソノラマ刊)
※「デビルバード」「ツインシャーク」は今回の図解の中に描かれていたものを参考に、僕が適当に描いたものですので、原典はどこにもありません。悪しからずご了承ください。


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