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GASで「情シスビンゴ」を作ってみた!

Why:きっかけ

12月にTwitterに流れてくる投稿を見て、『社内レクでビンゴは鉄板ですよねぇ』と思いました。

ただ、『数字ビンゴだと景品ありきになってしまうよなぁ』&『ビンゴ大会っていう風土でもないしなぁ』と思っていたところ、「文字ビンゴ」の存在を知りました。

『これ、普段の業務で使っている用語でビンゴすれば、ニッチなあるあるが共有できて楽しいじゃん!』

「業界あるある」のような、わかる人にはわかる内輪ネタは、やっぱり盛り上がりますよね。

ビンゴカードもスプレッドシートと相性が良さそうですし、『先行事例を調べてGASで作ってみよう!』と決めました。


How:こんな感じに遊べます

1.「情シス用語」を75個準備する

好きな用語を「要素シート」に記載する

2.ビンゴカードを配布する

「GAS実行メニュー」から「ビンゴカード配布」をクリック
新規シートを作成し、「要素シート」に記載した用語をランダムに5*5で出力
中央は「FREE」で上書かれ、行列幅も調整される

3.1回ずつ抽選(ガラガラポン!)する

「ガラガラポン!」を実行すると、
要素からランダムで1用語を出力
既に出た用語は「済」になり「抽選」の対象から外れる

4.用語がヒットした人は、「その用語に関する思い出」を語ってみたり😊

BINGOしたら「いちばん好きな用語」を宣言して、もっと熱く語ってみたり🔥

セルを塗るのは手動にしていて、ここは手動なのがビンゴの楽しみよね

5.ゲームが終了したら、お片付け

「ガラポン初期化」で、
「要素シート」の「済フラグ」をリセット
さいごに「ビンゴカード削除」で、
作成した「ビンゴカードシート」を削除

What:実際に遊んでみた

12月の最終週、情シスチーム6名でお昼休みに遊んでみました。

  • 2日間(1時間のお昼休み×2回)で、75個の用語をほぼすべて出すことができた。

  • 「ドメイン(domain)」が思ったよりも熱く語られて盛り上がった印象。「ポート番号」の思い出が少ないのは、想像通りwww

  • 遊ぶ時間をしっかりとコントロールするのであれば、「ガラガラポン!の間隔を2分間」にするなど決めて、タイマーをかけると良い。ここは、スクリプト側で自動抽選の仕組みにするなどの改良もできそう!

(苦労話などなどはあれど、)各々が、「(基本的には)その用語に対するポジティブな思い入れ」を語る場なので、私自身も聞いていて「なるほど!」がたくさんありました。

用語を入れ替えて(情シス経験歴の短いメンバーに選定してもらうのが良いかも)、定期的に遊んでいきたいたいです!

追記:「Salesforceビンゴ」も作りました

オブジェクト名と、
ツールや機能などが中心のラインナップに 👍

作ってみての振り返り

めちゃ楽しかったです!
私にとっては「This is ものづくり」という感じなのかな、と思いました。

こんなことできたら、たのしいじゃんね!🥰

いい感じいい感じ😁

できたぞ!わくわく🤩

おもしろいものをつくってしまいました😊
みんなでやりましょう!

うんうん、たのしい🥰
ここを改良して、またやりましょう!

『プログラミングは手段(道具)である』とよく言われますが、この言葉をポジティブな捉え方で実感できた気がします。

同時に、『葬送のフリーレン』にて、魔法を集める理由を聞かれて、

「私の集めた魔法を褒めてくれた馬鹿がいた」(フリーレン)

『葬送のフリーレン』アニメ第5話「死者の幻影」より

とフリーレンが答えていた部分を、なんとなく思い出しました。
このセリフとても好きです。

スクリプトはQiitaに投稿しています

GASのスクリプトと、学びとなった処理についての振り返りを、Qiitaに投稿しました。あわせて読んでいただけると嬉しいです!
Let's BINGO!


以上です!(1,500文字)

参考記事

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