【電動キックボード】日常でどう使う?200km使った感想。
はじめに
電動キックボードを購入したのは、2021年4月ごろの出来事でした。
自動車ライターの仕事の一環で、購入することなった背景もアリ、購入前の下調べはものすごく慎重にした記憶が鮮明です。
そして、区切りの100kmを同年6月に無事に迎え、同年11月に200kmを迎えました。
計算すると、およそ半年で200kmを達成したので、30日×6か月=180日で200kmを乗っていることになり、約1.11kmを1日で乗っていた計算です。
実際に私がどのような使い方をしたか、どんなものがあると便利か、つらつらと話していきたいと思います。
電動キックボードの購入
私の生活の中に、電動キックボードが加わったのは2021年4月の出来事でした。先にも触れましたが、自動車ライターの仕事の一環として、購入に踏み切りました。
最初に購入したのは、大手ディスカウントストアで販売されていたものでした。ただ、電磁ブレーキが仕様的にどうかと指摘がありました。
個人的にも、実は気になっていた部分で、国土交通省や、警察庁などに確認したところ、あまり「好ましくない」、「対応する人によってはダメな場合もある」というグレーな回答でした。
↑その時のやりとり
そのような仕様のものを、ライターとして乗っているわけにはいかないので、急遽乗り換える必要ができたのが、購入から1か月経た5月の出来事でした。
そのブレーキの仕様に関して、ご指摘いただいたのが、glafitというメーカーの社長さんでした。
調べるとどうやら、JEMPAという日本電動モビリティ推進協会を運営しているということが分かり、ここの協会に属するメーカーなら、安全かつ、法に触れない車体を購入できると判断しました。
そして購入したのが、Swallow ZERO9でした。
※メーカーホームページより
この購入を境に、本格的なキックボード生活がスタートしました。
やってみたかった性能比較
このようにスタートした、私の電動キックボード生活だったのですが、実際どれくらいの距離を走れるの?と気になる人は多いのではないでしょうか。
実は、車に電動キックボードを載せて、園内周遊の道路が設置された公園で電池切れまで走行したのがこちら。
この時は、大手ディスカウントストアで販売された電動キックボードでした。その実力は、走行1時間で、12kmが満充電で使用可能という結果でした。
その後乗り換えたSwallow ZERO9では、倍の時間で、倍の走行距離を走行する事ができました。走行動画はこんな感じ。
この結果は、電池容量の差と言っていいでしょう。
電池容量とは、性能比較表に、AhやmAhと記載される電池容量の事です。AhとmAhの違いは、m(ミリ)=1/1000という意味ですので、1Ah=1000mAhとなります。
数字が大きい方が、電池容量が大きいですが、25Ahと、23000mAhを比較した場合では、23000mAhが23Ahという意味ですので、25Ahの物のほうが性能が良いということになります。
自動車でいう、燃料タンクの大きさ(大きければ長く走れる)という単純な話ですので、選ぶ時に少し気にしてみるとよいでしょう。
日常と電動キックボード
電動キックボードを所有していれば、なんとなく性能比較をやってみたい欲求を満足させたので、超個人的な日常でどんな使い方をしているかご紹介します。
私はライターの仕事のほかに、ガソリンスタンドにアルバイトに行っています。それは、ガソリンスタンドで受け付けた車検の車を運転する仕事です。
自宅から片道1kmを、電動キックボードで通っています。自転車でもいいのですが、やはり電動キックボードは楽なんです。
原付なので、自転車と比べて、体力をあまり消費しないのは、当然といえば当然なのですが、スクーターより車体が軽く、自転車の延長感覚の手軽さがスクーターとは異なる電動キックボードの魅力です。
悪いことに、その手軽さが原付という意識を希薄にして、違法行為が横行してしまっていることが、残念でなりません。
主にこういった、近距離エリアの通勤や、区役所、市役所への用事、理容室まで行ったり、普段いかない場所のラーメン屋に行ったりという使い方をしています。
行動範囲は、およそ5km以内の場所が多く、荷物が多くなるような目的ではあまり使用しないことが特徴です。
電動キックボードは積載がほとんどできませんので、リュックサックなど、両手のフリーになるタイプのアイテムで積載量を確保する必要があります。
5km以内というのも、満充電から3回ほど充電しないで使える距離は、このくらいといった感じ。私は、毎日2kmほどの走行を平日繰り返し、週末は充電して、少し使うといった具合です。
【電動キックボード】あるといいアイテム
200km使用した中で、電動キックボードを乗るときにあるといいアイテムがあります。
自賠責や、書類を乗るときに携帯する必要があるのですが、しまう場所があまりない電動キックボードでは、バックが必須。中でも、両手がフリーになるものがオススメ。
※ZOZOTOWNより
そして、速度の出るモデルは、秋や春では、見た目より風が強く寒いです。上に羽織るようなウインドブレーカーや、ジャケットがあると安心です。
※ワークマンHPより
最後に、私も素手で乗ることが多いのですが、実際手袋をすると疲労度が軽減されます。サスペンションがあっても、地面の細かな振動は結構なもので、中でもハンドルは、稼働部品で最も触れている時間が長く、良く振動が伝わる部分です。
※Amazonより
【電動キックボード】どんな人におすすめか
個人所有で電動キックボードが活躍しそうな場面は、荷物が増えない用事がよくある人、かつ、移動距離がいつも一定の場合です。
また、5kmというのが絶妙の距離感で、自転車だと遠いし、車を出すほどでもない距離感。この5kmというのは、かなり重要なポイントなのではないかと考えられます。
例えば、自転車通学・通勤がちょっと辛い距離感で、原付をどうしようか迷っていたりするとか、毎週銀行に行く用事がある個人経営店舗の人などもいいのではないでしょうか。
また、敷地内の移動が多い、大学生や工場での需要もあるようで、自分用に確実に使える1台があれば、日々の仕事が少し楽になるかもしれません。
昨今減少するガソリンスタンドが、活動する範囲になくても、家で充電できれば遠回りする必要もありません。
あまり、気の向くままに走り回るのはレジャー利用で、日常では、決まった場所の行き来に使うというのが良いように感じます。
最後に
この記事が、誰かの参考になればいいなと思います。もっと詳しく知りたい方は、マガジンに電動キックボードに関する記事をまとめていますので、あわせてご覧ください。また、質問等あれば、コメントいただけますとお答えできます。よろしければどうぞ。
https://note.com/tk104/m/m0bddc4c5c48c
https://note.com/tk104/m/mb8b3c067a7b5
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