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高齢者とネットと明るい未来【しん劇のお仕事2020】巣鴨

はいどーもー、しん劇でございまーす。

いや、なんの関係もない絵です。ごめんなさい。

さてさて、人様の前で芸を披露するお仕事は、年内もう終了しております。
今年2020年は早い仕事納めだったなぁ(涙)

この日の催しは、『落語で楽しく学ぶ出前寄席』
悪質商法や特殊詐欺などの被害にあわないよう、その心得や撃退法、対処法を、落語仕立てで楽しくお伝えするというもの。

巣鴨の駅から徒歩20分くらいの会場。
これだけ歩いたら、夏場なら汗だくなのですが、体はともかく寒風にさらされてる顔のマスクより上の部分は冷えきっているようで…

あ、しかもこれは控え室に入ってから、自前の非接触体温計で計ったんで、入口で計ったときはこないだの国分寺と同様34℃台でした。

いやこれって、発熱してる人でも到着時は熱が感知されないってことにならないのかしら?
心配だわん。

さてさて、会場は新型コロナ感染症対策として、換気十分。
お客様は予約制で15名までと人数制限されています。
もちろん皆さん検温(さっき書いた不安は少し)、体調チェック、手指消毒、マスク着用で会場に入っていただきます。

演者のあたくしは、いつものようにこれ。

マウスシールド+フェイスシールド。
そして高座はこれ。

ビニールの仕切り。

あたくしはしゃべりづらいし、お客様は見づらいですが、そこはあたくしの技量でなんとかします(ほんまかいな)

この日は、消費生活センターに依頼されてあたくしが創作した、『詐欺の電話にゃもうでんわ』という作品。
近年まれに見る大ヒット作品です(ほんまかいな)

お客様には入れ歯が吹っ飛ぶんじゃないかと心配するほど笑っていただき(ほんまかいな)
でも大丈夫。マスクされてますから吹っ飛びません。

スタッフの皆様にもたいそう喜ばれ、無事お開きとなりました。

ただ、帰り道考えたんですね。

感染対策を徹底した中での落語。
シールド着用の演者をビニールの仕切り越しに見て、本来の落語を楽しむように楽しめるのか?
40分程度の催しのために、わざわざ会場に集まっていただくのも申し訳ないし、冬場の検温の不安や、夏場は夏場で行き帰りに熱中症のおそれ…

ネットでなんとかならないんですかね?

簡単スマホがどの程度のものなのかわかりませんが、70代80代それ以上の年配の方々が、超簡単な操作で、YouTubeなどの動画配信を楽しめ、Zoomなどのオンライン集会に参加出来るシステムってないんでしょうか?

いや、もしかしたらあるのかもしれませんが、ならばもっと普及して、この日やったような催しが、自宅であるいは介護施設で、スマホを使って楽しめるようなこと、広がっていかないんでしょうか?

配信イベント、オンライン集会専用タブレットみたいなものを国が高齢者に無料配布するみたいなことが必要かもしれませんが。

高齢化社会の日本だから、オンライン朗読教室だの、オンライン詩吟教室、オンライン句会、いわゆるカルチャースクールでやってることやオンライン飲み会を、全国の年配の方が簡単に出来る。

そんな世の中がもう実現していてもおかしくないと思うのです。


若者だってやがて高齢者になるんです。
オンラインラップバトル80代大会とかあれば、ボケ対策にもなるし(なるかな?)

頭のいい人、なんとかしてー!


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朗読もお気軽に楽しんでいただきたい。

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