2023年の田尻さん🍑銀河と牛🐄

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最近の記事

『真FMWターザン後藤in大銭湯プロレス』【プロレス映画考古学 第三回】

今回は映画ではなく、ビデオ安売王のオリジナルV。内容は題名の通り、銭湯で行われるプロレス。 ノーロープ・エニィウェア・時限式釜茹でダブルフォールワンナイトタッグマッチに挑む、今は亡き、鬼神・ターザン後藤。 ルール=脱衣所にマットを敷いて闘うタッグマッチ。パートナーは湯船の中で待機。 時間ごとに湯の温度が上昇し、速やかなタッチを行わないと入浴中のレスラーがノボせるという、試合権の無い選手へのデスマッチ。 第三者の干渉を受けず、人目に付かぬ会場という条件で選ばれた銭湯だが…

    • 『APOAPOワールド ジャイアント馬場90分一本勝負』【プロレス映画考古学 第二回】

      明るく激しく楽しい、全日本プロレスのSDアニメ映画。 過剰なデフォルメを施されたミセス・ババの姿等、明るく激しい内容も多いが、立て掛けた巨大スリッパを小便器と勘違いした運転手に放尿されたり、 サンルーフから首が出て、歩道橋にラリアットを食らいそうになったりと、完全に馬場を馬鹿にしてるとしか思えない展開が当人にとって楽しいかは、甚だ疑問である。 『SHOW by ショーバイ!!』の早押しボタンを怪力で連打し、テレビ局ごと粉々に破壊する東洋の悪魔ことビッグ・ババだが、極悪非

      • ハルク・ホーガン主演『マイホーム・コマンドー』【プロレス映画考古学 第一回】

        90年代のアットホームなSFコメディに、ロボコップのパクりのような出で立ちでハリウッド超人、ハルク・ホーガンが出演。 宇宙ポリスに従事していたホーガンは、ストレスのたまり過ぎでパフォーマンスが低下し、大統領を殺してしまう大失態。 腹いせに宇宙船を叩いてぶっ壊し、エネルギー補給のために地球へ不時着を余儀なくされる。 ヤバイファッションで街を練り歩き、不審者扱いされるホーガン。 道すがら、犬をイジめていた飼主を折檻したり、木から降りれない野良猫を救助したり(失敗して100メート

        • 田尻のケツ割れ日記 2023年2月3日~28日

          2月3日「休むときも全力!」 2月4日「オレ流!」  某グルメ漫画を読んでいて、独特なテンポの良さを感じていたのだが、理由がわかった。登場人物がモノを食べてる最中に喋りまくっているのである。普通、人間は口に食べ物を入れた状態では喋れないので、ほかの漫画もその法則に従い、口に頬張ってるシーンがあって→感想を述べるコマに切り替わるのだが、その漫画の主人公は口に入れた瞬間に「うん…美味しい!」と、毎回ではないが結構な頻度で喋るのである。  そしてその作品は、ほぼ主人公のOLと飼

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        『真FMWターザン後藤in大銭湯プロレス』【プロレス映画考古学 第三回】

          田尻のケツ割れ日記 2023年1月6日~31日

          1月6日「ねこホーダイより安い…タダッ!!」  12月31日の晩に大川興業大忘年会ライブが終わった。ゲストの方は帰りがけ、何やらポチ袋で出演料を受け取っていたようだが、大川興業所属者は基本的にサブスク(定額も支払われているかは定かではないが)なので、ロビーから帰るときも誰からも呼び止められず、あいさつして退出。  粘り強い者はロビーを何度も往復したり、個別に時間をかけていろいろな人にあいさつを繰り返して、己の存在をアピールしたりしていたが、結局は支払いに関するやり取りは行わ

          田尻のケツ割れ日記 2023年1月6日~31日

          田尻のケツ割れ日記 2022年11月6日~30日

          11月6日「やや日刊カルトスポーツ」  無名コンビの無名芸人が舞台で顔が出なかったという、とんでもないカルト記事を天下の日刊スポーツ様に書いていただいてしまいました。  小谷野記者、ありがとうございました<(_ _)> 11月7日「前田日明語録」  無人島に流れ着いたと思ったら仲間がいた。 11月8日「東京都青少年育成条例その1」  四日間に渡る公演が終わり、帰ってきた、バイトに。  かれこれ二十年近く付き合いのある某中小出版社だが、一階エントランスを進むとCМに出

          田尻のケツ割れ日記 2022年11月6日~30日

          田尻のケツ割れ日記 2022年10月1日~31日

          10月1日「いらっしゃいませ」  長くやってたせいか、たまにコンビニバイトのことを思い出してしまう。  アレは本当に苦手だった(主に夜勤)。商品陳列に清掃やら、作業がやたらと多いため、レジを訪れるお客は、罰走を与えてくるコーチだと認識してしまい、嫌過ぎて「いらっしゃいませ」と上手く言えない、身体の拒否反応まで出てしまった(適当に「せぇ~…」と語尾だけ発音していた)。  ある日、酔っ払ったおじさんが店内の床で寝てしまい、私は面倒だったので放置。確実に三時間以上は寝ていたと思

          田尻のケツ割れ日記 2022年10月1日~31日

          田尻のケツ割れ日記 2022年9月1日~30日

          9月1日「三澤威」  神保町の神田すずらん通りを歩いていたら、元プロレスラーの三澤威が個展を開催中との看板が目に飛び込み、思わずギャラリーに入ってしまった。  三澤威は現在、お坊さんの修行を積み、僧侶的な名前を与えられ、そして画家としても活動をしつつ、ダイヤモンドを砕いた粉を練り込んだサポーターを販売してるらしい。  三澤威についての知識はライガーの浴びせ蹴りで頸椎を負傷。プロレス引退後、トレーナーに転身。若いころは顔が似てるだけの理由で蝶野二世とか呼ばれてた、程度しかなか

          田尻のケツ割れ日記 2022年9月1日~30日

          田尻のケツ割れ日記 2022年8月6日~31日

          8月6日「サンマルクカフェの攻防」  マクドナルドでお子さまが奇声を発しながら店内中を駆け回っていても、それはお子さまのほうが正しい。母親がママ友同士の会話に集中してたり、LINEツムに興じていて注意しなくても、そういう場なのだから。  向こうのほうが推奨されるべき存在でコッチがマイノリティなのだ。  それに何か苦言を呈しては、ドナルド・マクドナルドに対し、 「その夢に出てきそうなメイク、やめてください」 とケチを付けるくらい無粋ではないだろうか。  しかし、自分的にそ

          田尻のケツ割れ日記 2022年8月6日~31日

          『大川興業殺人事件~お笑い共産圏バトルロワイヤル~』

          ※この物語はフィクションであり、登場する人物や団体等は実在の名称とは一切、関係ありません。 ―プロローグ― 「明日から皆さんには殺し合いをしてもらいます」  中野区某所の地下室。  お笑い事務所…集団…サークル?分類が定かでない、株式会社大川興業の稽古場には、“総裁”の肩書…役職…芸名?これも定かではない呼び名の大川豊総裁のほか、五名の所属芸人たちが集っていた。  少しドスを利かせてるのか地声なのか、ちょっぴりエフエムDJ風な低音の声を発したのは、集合をかけた張本人の大川

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          『大川興業殺人事件~お笑い共産圏バトルロワイヤル~』