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#きみあおみた

きみあおを見てきた。
これから、見て思ったことを全部文字にしたものを書いていこうと思う。いちおう感想のつもり。

ネタバレはなるべく避けているつもりですが、気になる方はご注意ください。


まず、めっちゃ良かったです。

私は原作を読んでから見に行ったのだが、この作品は先に原作を読んでも、先に映画を見ても、もちろん映画だけでも楽しめると思う。

偉そうな口を利きますが、実写化作品って原作を知っていたときに映画を見て、ちょっと物足りない気がすることってあると思う。(ごめんなさい)でも、きみあおは原作とは展開も結末も違うから「あれ!どうなっちゃうの!?」ってドキドキした。顧客満足度100%。多分これは何回見ても飽きないし、色んな考察しながら見ても楽しいだろうな。

この物語は実結を中心にストーリーが展開していくが、修弥サイドではどうなるのかもすごく気になる。このとき実結はこう思っている、でも修弥の目線で見てみるとどう写るのだろうか。そんなことも想像してみた。

あとね、これは予告を見たときから思っていたけど、映像がすごく綺麗だった。タイトルに「青空」とついているだけあって、空が綺麗。実結の傘の赤さが鮮やかに浮き立っていた。もはや物語とか関係なく映像だけで白ごはん食べられる(おい)


映画を見ながら、運命って残酷だな、なんてことを漠然と考えた。
物語だと言ってしまえばそこまでかも知れないが、それでも、どうか実結と修弥が救われてほしいと祈らずにはいられなかった。

しゅ、修弥…?
実結………!!!!!(余韻)


実結はマンガの主人公みたいなキラキラした子ではなく、すぐ隣にもいるような、「普通の女の子」だ。だからこそ共感性が高く、修弥を救おうと奔走する姿はみんなが応援したくなる。「普通の女の子」だからこそ考えさせられることも多かった。

どれほど強く想っていても、言葉にしなければ伝わらない。
大切なものは、最後まで大切にし続ける、
「大切」だと思う気持ちは何があっても守り抜かなきゃいけないな。


甘すぎず、爽やかだけれども、どこか切なくて胸がぎゅっとなる。
でも最後には締め付けられていた心が解けて温かい気持ちで満ちていく。
とても素敵な映画だった。

エンディングで「栞」が流れたとき、なぜか自然と「そうか、虹が架かったのか」と思えた。この曲は、2人の運命を照らす光だったんだな

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