色、つや、形は不揃いだけれど、野菜の見てくれと栄養の話

noteで紹介、リンクを貼り付けている僕のブログ、現在ドメインが外れていて見れない状態となっている。

修復には今しがた時間がかかる予定。
ブログをご紹介しているにもかかわらず見れない状態。
まことに申し訳ない。
ここでお詫び申し上げておく。

前回記事もまだ未完成にもかかわらず、次の記事を書き始めてしまっているが。
とりあえず、記事の連続投稿に挑戦中。
何かしら毎日、アップするようにしている。


同じ記事でも、しばらく経過してから再び覗いてみてもらえると、大きく文章が変わっているかもしれない。

現在、ナイロビを離れており、noteを書く時間があまりとれていない。
時間が出来たら、それぞれの文章の完成度を高める予定。


さてさて何を書いていくか。



長年アフリカに滞在して、味覚の変化についてでも話してみようと思う。

当然こちらナイロビでも、しょうゆやら、味噌やら、わさびやらと、今では多くの食材が手に入る。

だから、食べ物に困る事はまずない。

みりん風調味料などは日本からの輸入品だが、ほとんどの基本的な食材は手に入る、中国製や、現地で作られ、売られているものまでさまざま。
チャイナマーケットに行けば、なかなか、おいしい豆腐も手に入る。

なので、日本食、中国料理、インド料理などなど素材、スパイスでも何でもスーパーマーケットでほとんどそろってしまう。

時間と手間をかければ、本格的なおいしい料理が出来てしまう。

カレーを作るときも、カレー粉を使わず、ターメリック(ウコン)クミン他のスパイス類を混ぜて作るが、別に手間は一緒。

以前は安く手に入ったクミン、最近は高くなってしまった。

太陽と大地を感じる野菜


野菜なんかも、結構うまい。

ナイロビに住み始めたころと比べると、ケニアでもニンジントマトなど味が落ちたと感じたりもするが。
たぶん仕入先によるのだろう、たいていはおいしい。

現に、ニンジンなんかは子供たちが好んで生のままガリガリ食べる。

ケニアのニンジンはそれぐらい甘くておいしいのだ。


日本で、同じことをしてみたのだが、とてもとても食べられたものではなかった、ただのオレンジ色の固まり。もそもそするだけでうまくもなんともなかった。

色艶形はケニアのにんじんよりもみずみずしくておいしそうなのだが???


ニンジンが日本では、子供たちの嫌いな食べ物の代名詞のような存在になっているのもうなずける。
もそもそした、オレンジ色の塊。

どれもこれも、効率化の賜物なのだろうか?

結局、いかに早く収穫できるか、味や栄養は二の次という事なのだろう。


落ちているのは味だけ?


現に、文部科学省「日本食品標準成分表2015年版
国が、食品の栄養成分を分析した結果があるのだが、ビタミンAに関しては

1950年の計測時には、100g辺りのビタミンAの量は、4050ugあったものが、最新2015年計測時には720ugに減ってしまっている。


65年間でニンジンのビタミンAが1/6程度にまで減ってしまっているのだ。

落ちているのは味だけではなく、えいようそも大きく削がれてしまっている。
その他の、ビタミン、ミネラル、栄養素なども減っているだろう事は想像に難くない。

日本のニンジンは、ケニアのニンジンよりも濃いオレンジ色をしていて形も整っている。
見てくれだけで判断すれば、美味しそうなのだが。

食べてびっくり玉手箱、見てくれだけが立派で、中身がないニンジンとでもいえるようだ。

普段手に入るスーパーマーケットでの話。

昔ながらのビタミンAが豊富で美味しいニンジンは日本に残っているのだろうか?


目が命のカメラマン、長期の撮影などで眼を酷使するときなど、視力回復に食べるビタミンA豊富なニンジン。

ロケ先でもとても重宝する野菜、ビタミンA補給に使えるニンジンなのだ。


その効果は絶大で、食べた翌日にはきりっとシャープで潤いのある眼になる。

撮影する映像のフォーカス命中率が上がるのだ、だから撮影に入る時はマーケットでニンジンを仕入れる。

視力の必要な100%有視界飛行をする、ブッシュパイロットも、よくニンジンを食べると聞いた。目のためにニンジンを食べているのは僕だけでは無いようだ。

日本で、眼精疲労を癒そうとニンジンを食べてもまるっきり、効果がなかった。緑黄色野菜のほうれん草やらも、試してみたが、また同様。

僕の経験上、最も効果があるのは、ニンジンは皮を剥いて、生でガリガリと食べるのがいちばん。

油で火を通すとビタミンの吸収が良いと何かで見たが、僕の場合あまり効果がない。
ビタミンが破壊されてしまうのだろうな。


栄養が落ちているのはニンジンだけではない

ニンジンに限らず、日本のそのほかの野菜も、栄養素に関してはどんどんと貧弱なものになっているようだ。

キャベツのビタミンCに関しては、80mgだったものが41mgと約半分

ほうれん草の鉄が13mgあったものが0.7mgと1/20まで減ってしまっている。

僕は、キャベツもスナック代わりにぼりぼり食べたりする。
かむほどになかなかの芳醇な甘みが染み出てくるので、食べだすととまらない。
ぼりぼり食べておいしいのはミディアムサイズのキャベツ。

日本のキャベツだと、ニンジンと同様、味気なく食べれたものではないのかもしれない。

色艶形は不ぞろいだけれど


最近一般的に手に入る日本の野菜

日本の野菜は、色形つややかさが良いのだが、味気ない。
実際に味だけではなく栄養もあまりない。

それでも値段は超一流。

それと比べ、ケニアの野菜、

色形はまちまち、それほどつややかでもないが、味は濃厚だ。


実際にデーターがあるわけなく分からないが、栄養も濃厚、充実していると思われる。

いわゆる、太陽と大地の味というかなんと言うか。

同時に食べる事が出来ないのだが、思い出すだけでわかるほどの違い。


そういえば、味について書こうと思っていたら栄養素のお話になってしまった。

1700文字も超えたので、続きは明日に


日本のパッケージ商品の味付けについて感じる事を書こうと思っていたのだ。

お読みいただきありがとうございました。


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