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今、私すっごくワクワクしている。

なんだか久しぶりな気がするtittiです。
サマースクール、五泊六日のプログラムがすべて終わりました。
私の大好きな学校で、最高の仲間と経験したこの六日間は短いようで長いようで、名残惜しくてさみしいけど…
私、改めて絶対ここに行くって決めました。
そんな私のドタバタで不器用なサマースクールを振り返っていこうと思います。


出発

サマスクの前日、お墓参りに行っていた。
明日、台風。
車のラジオからはこればかり。
両親にお願いしてそのまま荷物だけ取って高速バスで一日早く徳島についた。初めて一人で一泊した夜は不安より楽しいの方が勝っていて、ホテルに着く前に初めてちらっと見えた阿波踊りはすごくきらびやかに見えた。私たぶん六日間ずっといつもより見える景色が輝いて見えるんだろうなって思った。
きっと「ワクワク」に囲まれる日々になるから。
「好き」であふれる毎日を過ごすだろうから。
その夜は期待に胸を膨らませて寝た。

ゆかいな仲間たち

まず、ここで出会えた全ての人に出会いに感謝させてください。
本当にありがとうございます。
今まで見ていた景色とは違う景色を見ることができたし、何よりかけがえのない経験をこの夏することができた。

サマースクール期間は四人ほどで集まってゼミ活動というものが設けられてあり、私もゼミの四人とはだいぶ長い時間を一緒に過ごしました。
中でも同部屋でもあったある女の子とは本当に最高で最強の友達になりました。その子は私と全然違ってでもどことなく似ていて,,,みたいにお互いがお互いの長所と短所を補えるような存在でした。
私は一度思いついたら壁の直前まで上見ながら突っ走って派手にぶつかってそこから今度は改善点を出してと同じことを繰り返していくそんな全部作っては壊すスタイルをとるタイプなんですけど、その子は常に論理的で冷静で話を聞くことが上手で色で表すと透明な青みたいな。
私の備えていないものを全部備えている超クールな女の子で!!!!
感情的にワクワクの向く方向へと気ままに生きてきた私にとってこの子との出会いはすごく衝撃的だった。
対照的な二人だから、すごくぶつかったし、すごく笑いあえた。会って六日しかたってないのにすごい親友見つけたみたいな。
絶対四月に会おうって約束して帰ってきた。
サマスクに来ていたゆかいな仲間たちは正直言ってみんなすごかったし自分ここにいて大丈夫なのかも不安になった。
次はその気持ちについて書こう!

モヤっとドキっ

さっきの話の続き。
そう本当にすごかった。何がすごいってみんなの目がキラキラしていたこと。キラキラ度が異常なぐらいキラキラしていたから。
初日の気持ちはどこへやら鏡に映る自分が来る前よりくすんで見えそうになった。
それが怖かったからある一期生の方にそのことを打ち明けた。
そしたら、「わかるよ~その気持ち!」って言ってくれてすごくほっとした。そこから色々お話してたら、自分の目が曇ってたことに気づいた。
自分はワクワクで動いているから、源のワクワクが途絶えたら本当に何もできなくなってしまうから。
皆それぞれ最高にクールでワクワクの塊だ。それでいいじゃん。って開き直った。
ただ自分でいようって背伸びも何もせず等身大の自分でいようと思ってのほほんと素の自分で過ごした。
結果的にサマスク行く前よりも今はワクワクもそうだけど新しい事、今好きな事に対するドキドキが高まっているように感じる。それって私にとっては最高の収穫じゃん、自分の周りの世界がどんどん色鮮やかになっていくんだよ、だって。
自分にしか見えない世界だから、その世界が私の強みだから、その世界を彩る私の気持ちに磨きをかけれたのはすっごく嬉しかった。
正直、私が生きていた世界とはまるで違う世界の人間のようにみんなの事を感じていたところもあったかもしれない。でも、その人たちから私はどれだけの事を学べるんだろうって思えた時からすごく自分っぽいなって思って,,,
六月ごろ行ったキャンパスツアーで一期生の方に言われた
「常にハングリーでいる」
という言葉を思い出した。私は「知らない」を「知る」のが好きだし、楽しいと感じる人間だ。だから、毎日がアップデートされていくこのサマスクでの六日間を人一倍楽しめた自信がある。

山あり


お次は、ゼミ活動。
まず、一緒にゼミ活動した皆‼めちゃくちゃありがとう!!!!
皆それぞれが違う境遇で、性格で、価値観で。
そんな”違う”世界をみんなでつなぎ合わせて導いた私たちの答えは、私自身すごくキュンってしたし、走り切れて幸せでした!
正直、私はみんなで何かを作り上げるって体験をあまりしてこなかった。
たとえ、企画を出したとしても結局とんとん拍子で進んじゃったり、ほとんど一人でやったり。
皆でぶつかって、素を出して、情熱をもってここまでやったことって私の記憶では初めての経験で、すごくすごく大きい経験だった。
私達のゼミの担当のスタッフさんはとても面白い方で、常に冷静な立場から私たちのプロトタイプにアドバイスを下さった。
出されたお題
初日に感じたのは、ただただ時間がない。驚くほどに。
とりあえず、初日の夜はみんなでプロセスやらを共有しあって、部屋に戻った後に、同部屋の子とずっとこの問いと向き合って深夜まで話し合っていた。それなのに、全然アイデアが出てこなくって二人で苦悶していた。
寝る直前の数分ってすごく冴えちゃうからそこから小さなアイデア出したりしてたら全然寝れなかった。
二日目の朝、朝食を食べながら考えたことをまた話し合う。そんな中、一人の子が言ったアイデア。そのアイデアの種を見つめていたら、私の中で芽が出た。「あ、これいけるんじゃない?」ワクワク魂に火がついた。
思いついた構想をみんなに伝えて初めてのブレストもして…拙いながらも試みてみた初の軽いプレゼンもした。聞いてくれたスタッフさんや一期生の方、それにほかのゼミメンバーからも「面白い」って言ってもらえて。嬉しくって。順調…?なんて思いながら夜ゼミ班担当のスタッフさんと話した。
その時にかけられた言葉。
考えたこともなかった。形にしたアイデアが私の中で瞬く間に崩れた。いや、元から崩れていたのかもしれない。
ペルソナやらなんやらかんやら皆が言う。けれども、その分野に疎い私は?で頭をいっぱいにするので精一杯だった。
四人で会議室に集まるも手も足も出ない。その時、一人の一期生の方が様子を見に来てくれた。「とりあえず手動かさないと。時間ないよ!」
忘れていた。時間は刻一刻と迫っている。でも、みんなと上手く全体を共有できていないのに先に進むのも嫌だった。
そして、私たちが考えているものの致命的な問題点がもう一つ。
そんな中、もう一つ私の好きな分野からアイデアを出した。深く掘っていくうちにワクワクして、満足していた。私は。
部屋に戻ったあと、友達が「私、前の案の方が好き」とぽつりといった。
私は、思った事をすぐに意見として伝える方だから、どうしてみんなの前で言わなかったのか正直不思議だった。だから、思い切って尋ねてみた。そしたら
「tittiはすごく、ワクワクしているって言ってたから。言えなかった。」
ショックだった。自分の気持ちが人の居心地を悪くさせてしまっている。それを知ったから。これが、最初じゃない。もしかしたら、私は全然人の気持ちを考えられていないんじゃないか。意見てみんなが自由に言っていいものだと思っていたから。意見を伝える場を私自身で少なくしているようで本当はその場から逃げ出したくなるほど申し訳なかったし自分自身が怖かった。
だから、「私のワクワクの沸点は低い。でも、それに遠慮なんていらない。私、皆とぶつかりたくてここに来たんだよ。」って言った。心優しい誰かが遠慮して思いを伝えられない世の中が好きじゃないから、誰もが素直な思いを人に伝えられる世の中を創りたいっていう夢があるから。すごく、つらくて目をそむけたくなる夜だった。けど、自分に何が必要なのか分かったかけがえのない時間だった。ありがとう。
そこからは、皆にその思いを伝えようってそのまま電話して正直な気持ちを伝えたらほかの二人も納得してくれた。ようやく、一つになれたかんじがした。そして、もう一度課題と向き合う毎日が続いた。もう、あの夜のように誰も遠慮なんてしなかった。皆、ありのままの気持ちを伝えて、ときにはずけずけと、やんわりと。上手とは程遠いかもしれないけれど、まあまあなんとかなった。
何回もアイデアを練って、考えて、行き詰って。そんな時にスタッフさんに言われた「完璧を求めなくていい」という言葉。
私はこのプレゼンでみんながキュンってなって、私たちも満足できるそんなフィナーレを迎えたいってずっと思ってたけど、それって私の中で形を変えた”完璧”なのかもしれない。そう思って、皆とここだけは譲れないってところだけをプレゼン発表の前日にとことん話し合った。最高に楽しかった。忘れられない宝物の時間になった。
プレゼンの前日、あるスタッフさんと「プレゼンでキュンってさせるね!」って約束した。
皆で何かをするってこんなに楽しいんだ、って少なからずの驚きと、初めての共同作業という不安と、どうなっていくのだろうという期待と。ごちゃごちゃの感情から得たものは私にとって大事な財産になった。

谷あり

迎えた本番。一番このプレゼン楽しんでやるって張り切っていたのに、回ってきた私のターン。
言葉が途絶えた。
自分がやっと緊張していたことに気づいてびっくりした。
自分は緊張しないたちだとか、ワクワクしている、とか。
それは、実は緊張していないんじゃなくて、私が私をごまかすために隠しているだけで。その弱さを目の前に突き付けられて、皆に迷惑かけてしまって。皆で直前まで粘ったプレゼンだったからこそすごく申し訳なかったし、悔しかった。
本当にごめんなさい。
人を引き付けるような語り、知的な雰囲気の漂う話し方、自分の経験を語るからこそにじみでる思い入れ。他のメンバーはそれぞれがすごくてかっこよくて。
私もっと成長しようって思った。皆の後ろ姿見ていたら、使命というより好奇心がわいてきた。やらなくちゃより、やりたいが先に頭を占めていた。
これが正しい感情かはわからないけど、とりあえず私がまだ見たことの世界を見させてくれた。自分という形のないものをいつか自分の紡ぎだした言葉でいつか自分の熱のこもった声で伝えたいという新たな目標もできた。
もっともっと皆みたいに自分を表現できるそんなプレゼンをしたい、そう思った。次会ったら、最高のプレゼン皆でしよう!

ちなみのハプニング💦プレゼン当日、スライドを作ってなくて提出20分前に一から作り出したのが一番ヒヤヒヤってしたかな笑


最後に

サマスクは私にとって、色々な事を学べたけど、それよりももっと知りたいとかやりたいとか好奇心を深める場になった。
自分をここで止めたくないって。もっともっと自分を突き詰めて一生成長し続ける人間になりたいって思った。
神山まるごと高専に行きたいって思いもより鮮明になった。
この、キラキラしている今のこの心で思いっきり神山の受験楽しみたいと思います。
私、ワクワクしているんだ。
以上です。私のサマースクール振り返りを終わります。
ありがとうございました~‼

神山まるごと高専の先生方をスタッフさんと私はこのnoteで勝手ながら呼ばせてもらっています。
理由は、私の中で先生という言葉が似合わないから。です。
語弊があると嫌なのですが、私にとって、神山高専のスタッフさんたちは先生って言葉には収まりきらないほどクリエイティブでアーティストで私の知らない世界の美しさを見せてくれた方たちばかりだったから、本当に楽しかったです。

最後に、これを読んでいる神山まるごと高専の関係者様とびきりステキな六日間を本当にありがとうございました。

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