「そんなの、何が問題なんだ！」〜利用者さんとの恋バナ〜

共生型デイサービスで働いているてぃとです。見つけてくれてありがとうございます。

利用者さんとのコミュニケーションで盛り上がることのひとつ、恋バナ💕
目の前の人の人生を見つめようとした時に、青春時代の思い出は欠かせない！
決してただの恋バナ好きでは…ない…はず！
（個人情報の保護として一部改変して残します）

Aさんのおはなし

80代男性。ずっと社会貢献をしてきて、リーダーシップもあり、他の利用者さんにも一目置かれている存在です。

Aさんが奥さんと出会ったのは、会社の出張先。
第一に顔が好み。喋ってみると性格もピカイチ。これは逃したくないチャンスだと思ったそう。
しかし食事に誘う勇気もなく、時間が過ぎていきます。

そんな時、その女性が車と接触事故を起こしてしまい、頭をぶつけて意識消失。
病院に運ばれてしまいました。

心配になったAさん。お見舞いに行こうと決心します。

ベッドに横になり目を瞑っている女性。
隣には女性のお母さんが立っていました。
「どなたですか？」ときかれると
「これから、◯◯さんとお付き合いさせていただきたいと思っている者です」と答えます。

一方、実家の両親から「頭を打っている女性だなんて、後遺症が残ったりしたらどうするんだ」と言われてしまいます。
そこでAさんは一言。

「そんなの、何が問題なんだ！関係ない！」

…ひょえ〜、かっこいい〜✨
と、話が盛り上がってきたところで帰りの送迎車が到着してしまいました。
続きはまた今度ね、と話す彼の瞳がキラキラしていたのを感じました。

私だからできるケアのひとつ。（決して趣味じゃないですよ！？）利用者さんとの恋バナ、これからも続けます！