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ASOVIVAに来てからの変化

2020年10月に、大阪府南河内郡河南町にあるNPO法人ASOVIVAと出会い、
同年11月からデモクラティックスクールASOVIVA!のスタッフとなり、
早くも2回目の夏を迎えました。

昨年は引っ越しや離婚でバタバタとしていましたが
今年はようやく落ち着いてきたように思います。
仕事にも慣れてきたのかもしれません。

ASOVIVAに来てからよく思うのは

「幸せだなぁ」
「こんなに幸せで大丈夫かな」

ということ。

30代前半くらいまでは、自分のこと、仕事のこと、パートナーのことに
頭を悩ませ続けていました。

それが、少しずつ、自分の価値観や仕事など、様々なものを順番に手放し、
ようやく自分を幸せにできてきた頃に、ASOVIVAと出会い、
結婚を手放してからは、悩みという悩みがなくなりました。

今から思えば、いろんなことをさっさと手放して
次に向かえばよかったのかもしれません。
当時は、もう打てる手はないか、と、限界の限界まで頑張っていました。
きっとそれが、自分なりのタイミングだったのでしょう。。。

あーしんどかった。

その頃を思うと、今、こんなに幸せで大丈夫かな、
と逆に不安になるくらいなのです。

ASOVIVAに来て、みんなそれぞれ自由に過ごす子どもたちの姿を見て、
わたしも本当に好きなことをしようって思いました。

ずっとずっとしたかった古民家暮らしの夢が叶いました。
畑も。ハーブも。自然の中でも暮らしも。

一人一人が自分を発揮して生きられる場づくりも。

そんなこんなで自分の好きなことをしながら過ごしていくうちに、
昔から好きだったことを一つ一つ思い出していきました。

お菓子作り
花を育てること
絵を描くこと

縫うこと

次はこれしよう、とし始めると、
あれ、これ昔から好きやったやん、よくしてたやん、
てな感じで思い出すのです。

何で忘れていたんでしょう。
無意識のうちに封じ込めていた・・・?

全然別のことを考えていた?
自分に集中できていなかった?

思い返してみると、
全くしていなかったわけではないのです。

ちょこちょことはしていました。
けれども全開ではなかった。

幼稚園の頃、植物の図鑑を片手に、友だちと
お医者さんごっこをしていたのを思い出します。

植物図鑑がとにかく好きでよく眺めていました。

今も植物図鑑を片手に、野草を取ってきては
お茶をつくったり、バスハーブをつくったり、
オイルやシロップをつくったり・・・

やってること、ほぼ昔と変わっていません。

今、すごくすごく素の自分でいられているのだと思います。

これまでも、好きなことをしてきたと思っていましたが
全然まだまだでした。そしてきっとこれからも
進化していくのだと思います。

こんな自分でいられるのは、「どんな自分でいてもいいよ」と
許されている環境で、安心していられるからなのだと思います。
そしてそれを認めてくれる人たちがいる。

きっとこれまでは、そのままの自分ではいられなかった。
いたとしてもしんどかった。
自分でもまだ認められなかった。

少しずつ、どんな自分でもいいんだ、大丈夫だ、と
剝がしていって、生まれたての小鹿のように足はガクブルで、
ちょっとずつ自分の足で立ててきて、でもまだ不安で。
周りからもヤジが飛んで。

ASOVIVAに来て、「自分のことは自分で決める」
ということが徹底されている環境に身を置くことになって、
それぞれが自由に過ごしていて、でも相手の自由も尊重していて。

どんな自分でも自分なんだ、と
自分のことも相手のことも認める体験をして。

ようやく、そのままの自分でいる、ということを
自分に許したのだと思います。
ようやく、認められるようになった。

今も自分と向き合うことはもちろんあります。
人生一生勉強というだけあって
きっと、向き合い続けて、先へと進んでいくのだと思います。

自分を好きでいる、どんな自分でもいい、と思えることが
どんなに大切かを身をもって学びました。
子どものうちからそれができていたら、どんなに世界が広がるかな
って思うから、そうした自分でいることで、
子どもたちがそう思える環境をつくりたいです。

わたしの人生、なんか違うなぁ、という違和感はもうなくなりました。

たくさんの夢が叶いました。

今、そんなところにいます。

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