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「学生だからこそNPO団体に提供できる価値がある」 -180 Degrees Consulting Japanインタビュー

概要:

180 Degrees Consulting Japan
2008年にシドニー大学で立ち上げられた180 Degrees Consultingを源流とし、2012年に東京大学の学生を中心としたメンバーによって発足。NPOやNGOが行う社会活動に関して、無償で課題解決のためのコンサルティングを行っている。組織の規模拡大や運営改善のための施策案の策定・提案を行っており、これまで20以上のプロジェクトを担当。


インタビューをお受けいただいた方:
白木理子(しろきりこ)さん
立教大学経済学部3年生 180 Degrees Consulting Japanの代表を務めている。

古川康太(ふるかわこうた)さん一橋大学法学部2年生 今季から副代表を務め、同時に広報面の責任者となっている。
立教大学経済学部3年生 180 Degrees Consulting Japanの代表を務めている。

梅谷翼(うめたにつばさ)さん
現在東京都立大学理学研究科博士2年生 プロジェクト全体の進捗を管理する役割を担っている。


インタビュアー・執筆:茶谷力丸(Shakr Inc.)
編集:尾本将太(Shakr Inc.)

本文:

数あるNPO団体がある中、各々運営していく中で多くの問題を抱えていると思われる。そんな中学生ならではの視点から問題解決を図る団体がある。今回は180consulting degrees 東京支部の皆さんにお話しを伺った。


団体の目的と概要を教えてください

白木)
弊団体は非営利組織社会的企業が最大限の力を発揮できるように、質の高い支援を届けるとともに、社会に貢献できる次世代リーダーを育成するというミッションのもと活動しています。
ここで言う非営利組織というのはNPO、NGOだったり、あるいは社団法人とか、そういったもののコンサル支援をやっています。

実際にどういう風に活動しているかというと2軸に分けることができます。
表向きとしてはNPOへのコンサルを通じた社会課題解決というのを行っています。
裏ではそういったコンサルティング活動をするために、社会課題解決の担い手となる学生の発掘と育成というのを運営側でやっています。

NPOの方から引き起こしている問題の課題を特定して、さらにクライアントのリソースや特色に合わせた解決策をご提案させていただく形で活動しています。
NPOは結構お金が無いとか人手不足とか、そういった中で活動されているNPOの方が多いので、そういったところに合わせたご提案させていただいています。
なので無償でコンサルティングさせていただくというスタンスで活動しています。

あとは日本支部として2012年以降活動しているんですが、世界でも150以上の支部がある中のひとつとして活動しているという形になっています。
色んなプロジェクトをやってはいるんですが、学生という視点を求められているNPOの方からのご依頼が多いです。

具体的な活動として、まずコンサルタントに関しては週に1回から2回のチームミーティングをはじめとして、クライアント様との打ち合わせ、あとは実際勉強会に参加してもらうというのがコンサル担当の主な活動内容です。
一応団体としては半年に1回プロジェクトを組むという形で活動しておりまして、学生を採用するというところに関しましても半年に1回という形になっています。
あとは基本的に今はコロナの関係もあってオンラインで活動してしています

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コミュニティ内での役割を教えてください

古川)
ボードメンバー(※1)内に関しては役職という意味では結構柔軟に対応している部分がまずありまして、代表の白木さんは代表の業務もやりながら育成だったり採用だったりという活動もされていて、自分も副代表だけじゃなくて広報だったり時には採用の面接とかにも関わらせていただいています。

この人はこの役職だからこの業務しかできない、ということではなくて、比較的色んな業務を幅広くやっています。
もちろん責任者というのはいるんですけど、ボードの中でもうまく分担をして色んな業務にそれぞれが携われる形になっている、というのが今のボードの役職という意味での仕事分担の形態かなという風には思っています。

(※1)ボード・ボーディング:新しく入ったメンバーなどがすぐに活動できるように既存のメンバーが活動する上で必要な知識を提供する取り組み


梅谷)
雰囲気作りだと結構難しくて、というのは僕ら結構似通った性格の人が多いのかなという風に思っています。
割と学生の中では比較的まじめで、議論が好きというのがあるかなという風に思っています。
そういうメンバーが集まっているので、自然と性格も似たような感じになってきますね。

その中で僕の話で言うと、僕は割と団体についてどういうところが問題なのかというのを提案することを心がけています。
ボードメンバーによる定例ミーティングが週1回から週2回に増えました。これは実は僕が提案したことなんですけど、1回だけだと目先のことしか話す時間が取れないというのが非常に問題だなという風に思っています。

団体を続けていく上でもっと長期的な視点に立つことが必要だなと思ったので週に2回にしたという経緯もあります。
もうちょっと踏み込んだ話をすると、ボードとして活動していく上で、団体にちゃんと所属しているという感覚が必要かなという風に思っています。
オンラインだけだとやはり団体に所属している感というのは薄れていくものだという風に、この1年半くらい感じています。
なのでもっと機会を増やすためにそういうミーティングの数を増やすということをひとつ策としてやっているという感じではあります。

というのが僕の例で、あとは僕ら日本人だけではなくて外国出身のメンバーもいまして、その人は海外とのつながりというのを提案してくれております。
最近だとイギリスの会社が主催している学生向けのイベントを、とある外国出身メンバーが個人的に紹介してくれました



メンバーの募集はどのように行っていますか?

白木)
基本的にオンライン上で行っていまして、主にホームページだったり、あとはSNS、Facebook、Twitter、Instagramあたりを使っている感じですね。
あとは学生団体のまとめサイトから180DCJの存在を知ってくれる人が多いかなという風に思っています。


古川)
自分が入った経路としては、先ほど白木さんが仰っていた学生団体まとめページにうちの団体がありそこから入りました。
何か学生のうちに真面目な活動をしてみたいというのもありましたし、将来の目指すところにコンサルティングというのがすごく合致するところもあり入ることを決めました。


梅谷)
僕は知人からの紹介で入っています。
僕は今大学院で研究をしているんですけども、僕の今やっている研究というのはまっすぐに人の役に立つものではなくて、100年後の人類に役立つかもしれないというものをやっているんです。

そうするとどうしても人の役に立っているという感覚が無くなってきて、自分の存在価値というのが脅かされているような感じがしました。
それで社会貢献したいなという気持ちと、あとは自分の力を試してみたいというのがあって180 Degrees Consulting Japanに入ったという感じですね。

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コンサルをやっていく上で学生だからこそ提供できる強みは何ですか?

白木)
一番大きいのは若者ならではの、学生の視点をコンサルティングのご提案に組み込めるところかなと思っています。
クライアントの特徴というのもあるんですけど、NPOは代表が結構ご高齢である団体が多くて、なかなか学生の意見を取り込めてない団体が多いです。

その中で学生がコンサルティングすることによって、若者に向けた発信ができるようなご提案をできるのが一番の強みになるのかなという風に思います。
学生との繋がりを求めているNPOとかは、コンサルティングに関わらず結構多いなというのは印象的です。


梅谷)
世代による価値観の違いも、我々学生がやる意味があると思っています。
例えば、デジタルネイティブであるというのが今の学生の強みかなと思っています。

僕だったら高校生くらいからスマートフォンを触りだしたんですけど、今の大学1年とかだともっと若い、たとえば小学校くらいから持っているかもしれません。
そういう小さい頃からデジタルに慣れ親しんだ環境で育ったからこそ持っている価値観というのがあってそれを強みにできるのかなと感じます。

白木)
もう1個考えられるのが、コンサルタントが学生だからというのもあり、結構NPOの方々が気さくに、心を許してくれやすいのかなという風に思っています。

例えば企業の人とかって実際の課題を言いづらいという点もあるかもしれないんですけど、学生だったら本音でこういうところに本当に困っているんですって言いやすいと思うんです。
そういった点で、団体としてどんなご依頼を受けるかはともかく、ちゃんと課題をしっかりと話してくれやすいのかなという風には思います。



コロナ禍でどんなことを工夫しましたか?

白木)
コロナ前はコンサルタントメンバーはオフラインで、学校で集まって週に1、2回ミーティングしている感じでした。ボードメンバーは今と同じくオンラインで活動していました。

大きく変わった点としてはイベントです。
勉強会や研修が団体内で定期的にあるんですが、それがオンラインになったことが一番大きな違いかなと思っています。
ただうちの団体はもともと地方の大学の人とかも所属している中で活動していたのもあって、オンラインとオフラインというのを並行してやっていたので、あまりコロナで変わったことによって大きな悪影響があったという印象はあまりないです。



団体を運営していく中で大変だったこと、良かったことはなんですか?

梅谷)
良かったこととしては、他大学の自分より優秀な学生さんに出会えるというのが一番の良かったところかなと思っています。
特に他の大学というのもそうですけど、他の学科であるとか、そういう人に会う機会って学校だとなかなか無いんです。

今コロナの情勢になってからは学校に行くこと自体も減っているので、サークルでの機会も減っていると思います。
ますます交流する機会が少なくなっている中で、自分が刺激を受けられるような、同年代、あるいは自分よりちょっと下の学生に会えるというのはすごく良かったなという風に思っているところです。

大変なところは、僕らは何かしらの報酬をもらって活動している訳ではないので、自分の時間をどこまで投下するのかというのが結構悩みどころではあります。それは多分他の運営メンバーも一緒だと思うんです。
確かに得られる経験はかけがえのないものだと思っているんで僕も活動を続けてはいるんですが、それを無償でやることによる経済的なハードルだったりとかっていうのはあるかなと思います。


古川)
同じく他の優秀な学生に出会えるというのがまずひとつ大きなメリットだと思っているんですけど、もうひとつ軸としてやっぱりあるのは、団体に入ることで自分の能力というのがすごく伸びたなという実感があるというところが、入って良かったかなと思う一番のところです。

先ほども話が出ましたが、議論が好きかつ得意な学生がすごく集まっていて、真面目な学生も集まっています。
そういった中で週2回とかでミーティングを重ねて、自分の意見を出して、周りの意見を受け入れて、色々考えながらやっていけるようになりました。

もともと自分はミーティングとか会議とかの場があってもあまり積極的に発言したりとか、何か良い意見を出せるような人じゃなかったんです。
団体に入ってすごくそういった面で議論の中でクリティカルな意見を出したりとか、何か自分の役割を議論の中で見つけていくという事に対してすごく能力が伸びたなという実感がありました。
それはやっぱり団体としてのコンサルの育成だったりとか、教育のシステムが整っているところにも要因があるのかなという風に思っていたので、そこはすごく良かったかなと思うところのひとつです。

逆に大変なことは今言ったことの全く裏返しで、皆さんすごくできる学生の方々がたくさん集まっているので、その中でいかに自分の役割というかを発揮するかというのが中々大変ではあります。
しっかりと自分の信念だったり考えを持って、ミーティングの中でも発言をして他の人の意見に押し負けたりしないようにうまく立ち回ったりしないといけないとか、そういった面ですごくレベルの高い議論ができているからこその難しさというか、大変さというのはあるかなと思います。

白木)
そうですね、団体の特徴として学年分け隔てなく議論ができるのが良いところかなと思っています。
団体内でも敬語がベースなんですけれど、私がコンサルをやっている時も私が1年生で、他のメンバーが4年生だったりとかする中で、その中でも議論ができるところがなかなか他の団体には無い特徴なのかなと思っています。

また、団体に入るプロセスであっても、1年生でも入れるし、梅谷さんのように博士課程の方も入ったりだとか、幅広いところの人たちが入るのも特徴だと思っています。
色んな人がいる中で、全力で議論に参加できるというのは入ってて面白いなという風に思っているところです。

あとは自分が代表になってから周りの人たちの成長を見られるというの個人的にとても面白いと思っています。
最初はまだコンサルティングに対して興味を持っていない中で入った人たちも、団体で活動していく中で色んな勉強会とか日々の議論を通して、みんなの成長を外から見ていると私も団体に所属して良かったなと日々思っています。

大変なところとしては団体としてあまり規模がまだ大きくない状態であることです。
しっかりとした基盤を備えるところがやっぱり難しいなっていう風に思っていて、どこまで整えるべきかというところもまだ不明確ですし、これから団体が発展していく上でできることがたくさんある、まだ課題がたくさん残っていたりする状態でもあるので、そこをひとつづつ解決していくことはすごく難しいなと思っています。

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団体の魅力を教えてください

白木)
学生の視点っていうところからいくと、やっぱり自分の能力を高められるところが一番大きいと思っています。

まず団体として学生をちゃんと選んで採用しているのもあり、優秀な学生が集まっています。
かつ先ほど申し上げたように議論が好きな学生が多く、さらに団体内でも勉強会とか研修会が定期的に行われています。
なので自分の能力を伸ばせるという面では、学生の視点ではすごく良いのかなという風に思っています。

その一方でNPOの方々、クライアントの方々からの視点で言うと、実際に学生の意見を拾える機会だとか、外から無償でコンサルティングしてもらえる機会ってなかなか無いと思うので、そういった面でも魅力はあるのかなと思っています。



選考はどのように行われるんですか

白木)
選考に関しては応募いただいた学生の方に2回面接を受けてもらいます。
多く深掘りしていって、その人がどういう人なのかを問うような面接を行っています。

もうひとつはコンサルティングをやっているところならではなんですけど、フェルミ推定(※2)とケース問題を実際に解いてもらうということをやっています。ここでは論理思考能力とかをメインで見ていますね。

(※2)実際に調査することが難しいような捉えどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算すること。



これから行っていきたいことは何ですか?

古川)
自分個人として業務内で何をしたいかというところからお話しすると、自分は団体に入った当初から広報とか、外部に向けて発信するということをやりたくて自分から手を上げさせていただいたり、実際に今も広報の責任者をやらせていただいています。

そういった面で個人としては、広報という面でSNSをうまく活用したりとか、ホームページをもっと充実させたりとかで、対外的に団体をより広く、色んな大学生に知ってもらうという意味で何か取り組みができたらなという風には思っています。
もっと大きく、団体としてという意味で言うと、広報の話からも通じるところなんですけれども、やっぱり色んな学生にアプローチしてもっと団体としての規模を拡大していきたいというのはあります。

梅谷)
僕としてはやはり1回入ったからには、入って良かったなという団体にしたいと思っています。
例えば自分がこの団体を辞めて5年後に無くなっていたりしたらすごく悲しいなっていう風に思うので、5年後とか10年後にもあるようなことを目指したいなと思いますし、その為には団体の人材の獲得をもっと盤石なものにしていきたいと思っています。

今この団体のおかれている状況って創業間もない会社にすごく近い状況かなって風に思っていて、色々なことが整っていなくて、自分たちでその基盤を作っていく段階なのかなって思います。

そういう経験ってなかなかできるものではなくて、会社でもしするとしても自分の人生がかかっていたりとか、下手したら死ぬかもしれない緊張感を持ちながらやると思うんですけど、学生団体というところで仮に失敗したとしても自分の生命が脅かされることはないです。
そういうセーフティーがある中で色々な挑戦ができるというのはすごく貴重な経験だと思いますし、これをエピソードとして就活で話すだけではもったいないと思っています。

将来どういう職に就くのかはまだはっきりとは決まっていないですけど、そこのところにも活かせるようにやっていけたらいいなという風には、漠然とではありますけど思っています。


白木)
団体内でやっていきたいことは2つあります。

1つは先ほど梅谷さんが言ったように、10年後、20年後も続けられるような団体にしていくのが自分自身の使命かなという風に思ってやっています。

団体基盤はまだゆるいところがあったりとか、あるいは過去の蓄積をうまく活用しきれていないところもわずかながらあります。
そういったところも修正していって、次の代とか、次の次の代がもっと運営しやすく、苦労せずにみんなの能力が最大限発揮できるような場にできればと思っています。

もう1つはみんなが何でもチャレンジできる場にしたいと思っています。
みんながやりたいって持ち寄ってきたものをしっかり全力でサポートしていくことを最近は大事にしていいます。それが最終的に団体の価値向上につながってくると思うので、それを全力で支援していけたらいいなという風に思っています。

団体外のところで言うと、NPOに対してもっとより良い価値を発揮できるようにしていきたいなという風に思っています。まだ180 Degrees Consulting Japanの規模が小さいということもありますけど、もっともっとこれからNPOを支援できる幅だったり、プロジェクトのレベルの高さだったりとかも上げる余地がたくさんあると思っています。



どういう方に入ってきてもらいたいですか?

白木)
NPOとかに興味がある人、コンサルティングに興味がある人はもちろん入ってきてほしいんですが、自分の能力を成長させたいとか成長意欲のある方だったり、あとは団体運営とかに携わってみたいという人も弊団体に必要かと思います。


梅谷)
特に運営メンバーというのも今は必要だなと思っています。やはり団体の規模を拡大する上で運営の人数というのはすごく大きいです。

何故かというと、プロジェクトの数を考える上で運営体制がどうかというのをベースに考えているので、そこで数が確保できないとどうしてもプロジェクトの数も増やせないというところがあり、そこを増やしていきたいなという風には思っています。
どういう人が欲しいかと言われると結構難しいところではあるんですけど。


古川)
何か意欲がある人というのが結構大事だと思っています。
以前の梅谷さんの話でもあったように無償でコンサルティング活動を学生団体としてやっているというところで、自分自身のモチベーションの面だとか、それを維持するのがすごく大事だなと思います。そういった意味で、動機は正直なんでもいいと思います。

例えば自分が将来コンサルタントを目指していて、自分のコンサルティングスキルを伸ばしたいとか、あるいはNPOとか社会的団体に興味があって、そういった団体についてもっと深く知りたい、知識を得たいと考えているなどです。
その上でそれを行動に実際に移せるような人というのが団体としても重宝されるのかなというような気はしています。

そういった人が入ってくださると団体としての士気も高まりますし、そうなると自ずとコンサルティングの質というのも上がってくると思います。



皆さんからメッセージを一言お願いします。

白木)
私から言うと、正直ぱっと見お堅い団体だったりとか、NPOをコンサルティングする団体ってなかなか入る段階で壁があるのかなって思うんです。だけどそこら辺あまり気にせずに1回飛び込んでみてほしいというのがあります。

実は私も最初結構入ることにためらったんです。(笑)
もちろんコンサルティングというのも流行りといえば流行りですし、NPOに興味を持ってくれたりとか、社会貢献という側面も今多分学生のニーズとしてもあると思います。
ちょっとでも興味を持ったら声をかけてくれたら嬉しいなというのがひとつあります。
真面目な活動をしている中でも面白さとか楽しさというのがたくさんあったりする団体なので、そういったところに魅力を感じていただければいいなという風に思います。


古川)
何をやっているかというのも一見掴みどころがないような、なかなか理解するのが難しいようなイメージがあると思うんです。

だけど団体に入っている身として言えるのは、少なくとも僕個人としては自信を持って良い団体だなと言えるな、というのをひとつ伝えたいです。


梅谷)
僕としては、結構暇を持て余している人とかにも1回やってみて欲しいなというのがあります。

僕も本来こういうことにもともと興味がある人間ではなかったんです。
家でゲームしたりとか、ひとりで時間を費やすことが結構好きな人間だったんですけど、実際に活動をやってみて、こういうのに時間を使うのも結構面白いなという風に気付いたんです。

時間をどう使うかというところに対して、漠然と家で過ごすというのももちろんそれはそれで良いんですけど、それに加えてこういう活動があるという選択肢を増やすということも非常に重要だと思います。そこを検討してみてはいかがでしょうかという感じです。


編集後記

お三方のお話を聞いて、団体内で積極的に議論を重ねてお互いを高めあっているとても向上心がある団体であると感じました。学生ならではの視点から生まれる価値をこれからもNPOに提供していっていただきたいと思います。


◯リンク

ホームページ: 180 Degrees Consulting Japan
Facebook: @180DegreesConsultingTokyo
Twitter: @180dcjapan
Instagram: 180dcjapan


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