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「人がすごく集まり、価値観が広がる」-OVAL JAPANインタビュー

概要:

OVAL JAPAN
2002年頃より活動を始め、東アジア発、グローバルリーダーの輩出をビジョンに掲げた国際ビジネスコンテスト運営を行う。

インタビューをお受けいただいた方:
大下智之(おおしたともゆき)さん
東京大学文科2類2年生、OVAL JAPAN財務責任者

インタビュアー・編集:尾本将太(Shakr Inc.)

本文:

OVAL JAPANは、東アジア発のグローバルリーダーの輩出をビジョンに掲げ、日中韓の学生を中心にした国際的なビジネスコンテストを毎年運営している。大きな活動は年間2つあり、一つは夏に行われるインターナショナルビジネスコンテスト、もう一つは冬に運営メンバーの交流会を行っている。

2002年頃から活動を始めたOVAL JAPANには、およそ20年の歴史がある最初は別のビジネスコンテストに参加していた人々から派生して、ビジネスコンテストの運営団体が立ち上がり現在につながっているそうだ。


ーOVAL JAPANの中ではどのような役割があるんですか?

大下さん)
OVAL JAPANの内部は様々な局に分かれていて、コンテスト運営で参加者さんの対応をする学生対応局や企業さんとの関係を作る渉外局、僕がいるところは色んな局を統括する総務局というところです。総務局には代表、副代表2人、財務の4人がいます。

僕は全体を統括する側にいるので、局内の交流とかをできるだけ増やすようにとか、局同士のつながりが多くなるように、オンライン上での話す機会をたくさん設けられるよう、イベントを開催しています。

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ーオフラインでの交流は昨今難しいと思いますが、メンバー内の交流はどのように行っていますか?

大下さん)
オフラインで活動できていた頃はAirbnbなど、部屋を借りたりしてみんなで集まってご飯を食べるなどしていました。最近だとZoomとかを使ってディスカッションをするとかしています。

結局ビジネスコンテストを運営する団体なのでビジネスに興味ある人が結構いて、どうやったらコミュニティの運営をよくできるか、みたいなディスカッションをする場を設けています。

最近始めた取り組みとして、オンラインラウンジのような感じで部屋だけ開いておいて、時間が開いている人は来てお喋りができる、みたいな場を作ったりしています。


ーメンバーの募集はどのように行っていますか?

大下さん)
春と秋に2回新歓を設けています。大学でもその時期に大きく新歓をやるんですけど、それに合わせて大学で広報をさせて頂いて、集まってきた大学生の中から面接や書類選考を通してメンバーを集めています。



ーイベントを開くときはどのような募集をしていますか?

大下さん)
結構SNSが多くて、Twitter、Instagram、あとFacebookもあります。SNSで「コンテストをします」という広告を打って、その後個別の運営メンバーが大学の中などで個人的な広報をしています。

団体としての広報と、運営メンバー個人でもそれぞれ広報していくという形でやっています。



ー運営をしていく上で大変だったこと、やっていてよかったと思うことは?

大下さん)
大変だったことからいくと、僕はいま大学2年生で、大学1年生のときからずっとコロナだったので、全部オンラインで活動するという状態になっています。
みんなで対面で遊んだりできていた今まではモチベーションを保てていたんですけど、オンラインだといつでも逃げられる環境でモチベーションを保つのが難しかったです。

僕だけじゃなくて、全員のモチベーションを高い状態に保つというのが一番難しいと思っています。

やっていてよかったと思うことは、議論が好きなメンバーが周りにたくさんいるので、周りのメンバーから刺激を受けることがあって、そういう時はやっていてよかったなと思います。

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ーOVAL JAPANの魅力や特徴は?

大下さん)
OVAL JAPANは国際的なビジネスコンテストなので、メンバーの構成としてはビジネスに興味がある人か、国際関係や国際交流に興味がある人のどちらかになります。

その割合は年によってバラバラで、今年は国際交流に興味がある人が結構多いです。英語や中国語、韓国語がペラペラみたいな人ばっかり集まっている状態です。

僕はどちらかと言うとビジネスよりの人間で、別に英語が特段喋れるというわけではないので、そういう意味では僕の知らない世界というか、そういう特色ある人がすごく集まっているので、価値観が広がるところが魅力かなと思います。

構成として文系か理系かというと、割と文系が多くてテクノロジーで起業みたいなビジネスと言うより、マネジメント的なビジネスに興味ある人が多いです。理系の「プログラム書けます」とかそういう人より、どちらかと言うとそのプログラマーを集めて起業するみたいな、そちらのほうが多いです。



ーコロナ以前とコロナ以後で一番変わったところはどういうところですか?

大下さん)
集客の方法が一番変わったと思います。対面の時だったら中国などで大会をするときに、渡航したりメンバーを呼ぶことができていて、集客するときも周りの友達や運営メンバーの友達とかに声をかけて、みたいな感じでやっていたようです。

今はもう開催自体もオンラインですし、運営メンバーもみんなオンラインでやっているので、どうしてもSNSを通した集客になったりなど、集客の方法の変化が一番大きいかなと思います。



ーOVAL JAPANでこれからどういうことをしていきたいですか?

大下さん)
最後のコンテストがあるので、そこをしっかりやって終わりたいですね。

あとは僕が今年始めたこととして、OB・OGとかのリストを作成し直したと言うか、先輩方のつながりを強化しようと思っています。いわゆる投資銀行とかコンサルとか、就活生がみんな行きたいようなところに就職されている方ばっかりで、僕もそういった方に行こうと思っていることもあって、そういったコミュニティをうまく活用して先輩方とのコネクションとか、そういうことを考えています。

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ーこれからどういう方々にOVAL JAPANに来てほしいですか?

大下さん)
今のOVAL JAPANはふわふわしていて遊びたいみたいなスタイルの人と、議論大好きで何時まででも議論するみたいなタイプに分かれていて、最近は遊びたいスタイルの人が増えてきているので、僕的にはビジネスを学びたいみたいな人とか、国際交流で英語能力をもっと上げたいみたいな、野心を持ったエネルギーのある人がいっぱい入っていただけたら、活動ももっと活発になると思うのでそういう人に入っていただきたいですね。



ーこれから入ってくる方へメッセージをお願いします

大下さん)
OVAL JAPANは東京大学とか、早稲田大学、慶應大学、そういった関東中心部のいわゆる高学歴みたいなこと言われるような大学の学生が集まっていて、その中でもトップ層の意識の高い方々がたくさん集まっている良い団体なので、コミュニティの内部に居る人だったらお互いに刺激を受けあうことができると思います。
会社様、企業様とかだったら、そういった学生との接点を持つのはすごく良い機会にはなるかなと思うので、是非色々とOVAL JAPANとの関係を色んな人が作っていって頂けたらなと思います。

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◯リンク

ホームページ: https://www.oval-japan-official.org/
Instagram: @ovaljapan
Facebook: @OVAL.biz
Twitter: @oval_japan

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