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「書道パフォーマンスだからこそ感じる達成感」 - 早稲田大学公認書道パフォーマンスサークル漣 インタビュー

概要:

早稲田大学書道パフォーマンスサークル漣
2019年に創設された早稲田大学公認の書道パフォーマンスサークル。過去には早稲田大学の様々なサークルとコラボパフォーマンスを行なった。

漣では現在新入生と新2年生を対象に、4期生を募集しています!
入会には対面体験会の参加1回以上が必須となっておりますのでご注意ください。
新歓用SNSにて随時情報を発信していますので是非チェック&フォロー宜しくお願いします!
新歓Instagram URL : @sazanami_shinkan2022
新歓Twitter URL : @W_sazanami_2022

インタビューをお受けいただいた方:
鎌田あゆみ (かまたあゆみ)さん
早稲田大学2年生で、漣では広報局長を担当している

インタビュアー・執筆:茶谷力丸(Shakr Inc.)
編集:尾本将太(Shakr Inc.)


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本文:

団体の概要について

鎌田)
私たち書道パフォーマンスサークル漣は、2019年に創設して今年で創設3年目になる、早稲田生のみで構成されている、早稲田大学初の公認書道パフォーマンスサークルとなっております。今は1代目が先日引退して、現在は女子39名、男子が13名の計52名で活動しております。
漣という名前の由来は、「漣」という漢字に周りの人に良い影響を与えるという意味が込められていて、「書道の作品を通して周りの人にそういった良い影響を与えられたらな」という意味でつけられたサークルとなっております。



活動頻度を教えてください

鎌田)
頻度に関しては、まず私たちの活動が11月の最初にある早稲田祭がメインとなっています。その早稲田祭に向けて、8月後半から9月10月は週2とか週3で活動していますが、普段のイベントが無い限りは週に1回ほど活動しています。
オフ期間もあったりするので、特に忙しいのはやはり早稲田祭付近かな、という感じです。



メンバーの募集はどのように行なっていますか?

鎌田)
今年2021年の新歓はInstagramとかTwitterで見つけてもらって、そこからLINE公式アカウントとかを追加してもらう流れです。

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どのような経緯で漣に入ろうと思ったんですか?

鎌田)
私自身が大学受験の時に浪人していたので、ちょうどコロナ下が1年生という年でした。そんな中でもやっぱり大学生活を楽しいものにしたいなという感じで新歓を色々漁っていたりしたんです。
私自身は書道というのを小学校4年から高校3年生まで習っていました。加えて高校時代にダンス部だったので、ダンス、音楽に乗せたものと書道がコラボしたものとか楽しそうだなと思った時に書道パフォーマンスを見つけました。

書道パフォーマンスって、大学を探せばあると思うんですけど周りだとあまり書道パフォーマンスサークルというものが無くて、その新鮮さとか特別感が良いなと思って入りました。



YouTubeではどのような動画をあげていますか?

鎌田)
Youtubeは例えば過去の早稲田祭とか、他の企業さんとか団体さんからコラボとか、こういう企画に出て欲しいと言われて出演した過去のパフォーマンス動画を上げているという感じです。



サークルのメンバーは元々書道部だった人が多いんですか?

鎌田)
実はそんなことはないんです。
小学校の時にやっていたとか、小学校の授業でやっていたとか、女子は結構そういう感じで形から入る人が多いんです。

今入っている1年生男子13人は書道やっていたという子もいるんですけど、パフォーマンスサークルに入りたいとか珍しいという理由で結構入ってきてくれています。 なので初心者でも先輩が教えてくれるので、そこら辺はそんなに置いていかれるということはないです。

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コロナ禍で大変だったことはなんですか?

鎌田)
厳密に言うとコロナになる前の2019年にできて、1年目はちゃんとお客さんの前でパフォーマンスできていました。
その時に私はまだ入っていなかったんですが、コロナになって先輩たちが大変だったと言っていたのは、できて間もないのにコロナのせいでオンラインで新歓を行わないといけなくて部員も全然集まらなかったことだと言っていました。加えて、活動する上で墨を使うので、施設とかもコロナで閉まっちゃったりもしていたのでそもそも練習できる場所の確保が難しいというのもあります。

そんなコロナがひどい時期でみんなで集まれなくても、Zoom上で1か月半先とかにやる企画の構成案というか、こういう文字を書いてとか、こういう背景にしてとか、あとは自分たちでここからここの振りを決めてきてとかを行いました。
去年だと1曲乃木坂46の曲を使ってそれぞれPV風撮影みたいな、歌詞を書道の筆ペンで書いたりして、著作権の関係でYouTubeには上げられなかったんですけど、動画撮ってみんなで楽しく1個の企画という感じで活動しました。



サークルの雰囲気について教えてください

鎌田)
書道っていうと堅苦しいイメージとかあると思うんです。私もそういう感じなのかなと思ったんですけど、逆に書道のイメージとは打って変わっていました。普段はすごく明るい子とか面白い子たちが集まっているし、サークル自体書道なのでちょっと女の子の方が多くて、女子ならではのきゃっきゃしたというか、楽しい感じというのはあります。

総じて雰囲気としては真面目にやる時はやるけど、楽しみながら、ちょっとふざけながらという雰囲気でやっています。

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サークルで工夫したところはありますか?

鎌田)
サークル以外で授業の合間を縫って集まって少しお話してとか、夜にZoomしてという感じで、サークル活動以外でも交流する場を設けていました。同期はコロナ下にしてはすごく仲良くなったんじゃないかなと個人的には思っています。
大学自体から飲み会とか打ち上げとかは禁止されていたんですけど、個人的に少人数でご飯に行ったりとかはしていました。 今年は少し制限が緩和された時期もあり活動も多くなって、後輩も先輩も関係なく割とアットホームに仲良くなったんじゃないかなとは思っています。



活動している中で一番達成感を感じる瞬間はどんな時ですか?

鎌田)
個人的に感じたのは、書道なのでそんなに練習は大変じゃないと思ったんです。でも実際にやってみたら週2とか週3、毎回夜6時から夜10時まで結構大変でした。
中には辞めたいという子もいたと思うんですけど、その大変な練習があった末に最後早稲田祭で自分たちが書いた作品がわーって立ち上がる時の達成感とか、今まで頑張った思い出とかが蘇ってきて、続けて良かったなと思う瞬間です。



6時から10時というと結構な長丁場ですよね

鎌田)
大学の授業は基本的に5時とか5時半とかに終わるので練習は夜の6時からなんです。
私たちってダンスとかのサークルさんと違ってブルーシート敷いてとか、墨作ってとか、紙を用意してとか、準備や片付けとかも含めると1時間とか1時間半かかってしまいます。その分を引いた時の練習量の確保で、準備から始めて4時間くらいは無いとそもそも練習が進まないので、ちょっときついんですけど6時から10時でやっています。



準備や振り付けは自分たちで1から考えていくんですか?

鎌田)
そうですね。そもそも書道パフォーマンス甲子園で高校生たちがやっているのがYoutubeに上がっているんですけど、あんまりそれ見ちゃうと似ちゃうのである程度は自分たちで考えて、ちょっとここの振りもうちょっと格好良くできたら良いよね、みたいなところは少し動画を見て参考にして、というのをやっています。4分くらいの曲をみんなで頑張って振りとか決めて作っているという感じです。
私たちで1から作るのも楽しいし、考えるのも大変ですけど楽しいのでそこはこだわってやっています。

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これから行っていきたいことはありますか?

鎌田)
当団体は来年4年目を迎えまして、もうちょっと先にはなっちゃうかもしれないんですけど、パフォーマンスサークルということで、漣だけの自主公演というか、単独公演とかも1回してみたいよね、という話は出ています。
今までみたいに早稲田のサークルさんとコラボして、というのもこれからももっと機会が増えればなと思っています。



どんな学生に来てもらいたいですか?

鎌田)
4月にやる新歓の時には初心者でも全然大歓迎で、むしろさっき言ったように私たちと楽しいサークルを作っていきたいという人に来てもらいたいです。
また、大学生活をコロナの中でもみんなで充実させていきたいという意思を持った子たちに来てほしいなというのはみんな思っています。
書道の上手さとか、書道をやったことあるというのもすごくありがたいんですけれども、そっちよりはみんなで1つの作品を作る達成感をみんなで味わいたいという、そういう意識のある新入生に入ってもらえたらすごく嬉しいよね、というのは先輩とも同期とも話していました。



最後に学生にメッセージをお願いします

鎌田)
私たちは周りの人に良い影響を与えたいというテーマで文字とかを書いています。
作品自体は残らないんですけれども、文字とか作品から感じ取れる私たちが伝えたいものを感じ取って頂ければ、私たちもすごく嬉しいなと思っています。なので何かの形で見て頂ければ嬉しいです。

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編集後記:

今回のインタビューを通じて書道パフォーマンスがどのようなものであるかがわかった。コロナ禍で活動場所が制限される中でも、パフォーマンスが成功した中での達成感は素晴らしいものであることは変わらないのではないだろうか。創立してまだ間もないが目標としている単独公演を目指して頑張って頂きたい。



◯リンク

Instagram: 早稲田大学 書道パフォーマンスサークル 漣 (@waseda_sazanami)
Twitter: 早稲田大学書道パフォーマンスサークル 漣(SAZANAMI) (@WASEDA_SAZANAMI)
YouTube: 早稲田大学書道パフォーマンスサークル漣

漣では現在新入生と新2年生を対象に、4期生を募集しています!
入会には対面体験会の参加1回以上が必須となっておりますのでご注意ください。
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