石神井公園 2022.03.19
その人がいなくなれば楽になると思うわけですが、その人というのは、人間の一つの相であって、人間といっしょにいる限り問題はちっとも変わってこない。 お互いにいつも争い合いながら、しかし事実としてそこにいるではないか。 お互いに背き合い争い合っているけれども、事実として同じ世界に住んでいるではないか。 そこに背き合いながら、しかも群れている。 ある意味では、群れているから背き合うのでしょう。 ー宮城顗 著『地獄と極楽』（真宗文庫）よりーこの記事が参加している募集
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