宮崎・熊本のひとり旅2泊3日【二日目】 高千穂・上益城郡
宮崎・熊本の旅 二日目。
前日は石神井公園駅始発の羽田空港行きバスに乗るため3時に起きた。
で、二日目は少し遅めで4時起き。
なんで旅行のたびにこんなにハードなスケジュールを組んでしまうのだろう。。。
ともかく、昨日、一気に高千穂まで移動して宿泊したのは「#国見ヶ丘」から、うまくすれば雲海と雲海から登る朝日を見る、雲海は無理でも日の出を見るため。
高千穂の朝の気温は5〜7度。
きちっと寒さ対策はしてきたぜ!
西日本は東京よりも日の出が30分遅い。
でも、国見ヶ丘には雲海・日の出を見る人が多く訪れるということで、5時過ぎにはスタンバイを済ませるよう行動することにした。
国見ヶ丘の駐車場まで行く道は、途中から街灯がなくなりマツクラな山道。
慎重に車を走らせ駐車場につく。
カメラと三脚を持って展望台へ。
人は・・・数人はいるけど、なんだ、ガラガラじゃん。
それにしても寒い。寒さ対策失敗。
え?5〜7度ってこんなに寒かったっけ。
股引とヒートテック持てくるべきだった。
でもじっと我慢。
少しずつ空が白みだしてくる。
と、同時に人が集まってくる。
早く来ていて正解だったぜ。
バッチシ、三脚も立てられたしな。
日の出の頃には展望台は人で埋まる。
バッチシ写真が撮れている・・・はずだった。。。
多くは語らないので聞かないでくれ。。。
肝心の日の出の際、凡ミスのためロクでもない写真しか撮れんかった(*^^*)
ま、でも、この眼にしっかり焼き付けたし、日の出は毎朝石神井公園で見てっからいいや\(^o^)/
ともかく、一旦ホテルに戻り、コーヒーでも飲んで体を暖めて、高千穂峡へ行こう。
ホテルをチェックアウトして #高千穂峡 へ。
近くの駐車場に車を停める。
あれ?オレ以外、誰もいないじゃん!
わお!高千穂峡ガラ空き、独り占め!
なんのことはない、高千穂峡の入り口から一番遠い、それも延々階段を登り降りする、そんな駐車場に停めてしまったのさ。
入り口のところの駐車場にはしっかり車が停まっているし、人もしっかりいる。
ま、それでも結果、のんびり回れたけど。。。のんびり回ったことにしよう。。。まだ気温一桁だったけど汗かきまくってたけど。。。足がやばい、肺がやばい、きつぜBEBYって思ったけど。
2時間以上のんびりする予定のところ1時間で終えちゃったけど。
高千穂峡、綺麗だったよ。
ま、今回の旅、全体的に言えるんだけど、ひと月とは言わないけど2週間後に来ていたら、紅葉を含め葉が色づきだしていてもっと良かったろうなとは思った。
でも、その頃来ていたら、こんなにのんびりはできなかったろう、人がもっと多くて。
ともかく、高千穂峡もほとんど人に出くわさず巡れたし、良しとする。
駐車場への帰りがけ高千穂峡入り口にある池を覗いてみる。
でかい鯉だなぁ、てみていたら、そばの方の声が。
「サメだって!」
鯉だと思っていたその魚は #チョウザメ だそうです!
またおなじあやまちを。。。
高千穂峡のあとは昼食の予定だったのに、まだ9時半。
全く予定通りにならねぇぜ。
こののんびりできない性格をなんとかしたいもんだ。
ま、しゃ〜ない。
午後行く予定だった #天岩戸神社 へ。
宮司さんの案内について行けば「西本宮」の裏(本当はそちらが表なんだろう)にある御神体「天岩戸(洞窟)」を拝観できる。
着いたらちょうど案内に出発してしまったあとだったので諦める。
西本宮を拝観して、#河原宮 へ。
河原宮から戻ると、なんとちょうど宮司さんが西本宮の門の前で説明を始めたところだった。
ラッキー!
説明を受けている皆さんの後ろにそっと潜り込む。
しっかり宮司さんと目が合う。
心のなかで「スビマセン」。
デカいとどうしても「そっと目立たないように」ができない。
撮影禁止だけれど、天岩戸、しっかり眼に焼き付けてきたぜ。
手力男命(たぢからをのみこと)が開け放った天の岩戸の岩の扉は長野まで飛んでいきましたのさ。それが戸隠山なのですって。
あの〜。。。まだまだぜんぜん時間が余っていると言いますか、食事しようにも店開いてないし、腹もさほど空いてないんすけど。。。ってことで、当初は行く予定ではなかった #高千穂神社 へ。
鎮石は
【垂仁天皇の命により伊勢神宮と高千穂神社に設置された石。願いを込めて祈ることで、世の中の乱れや人の悩みが鎮められるといわれています。】
夫婦杉は
【この夫婦杉の周りを大好きな人と手をつないで3回廻ると幸せになるといわれています。】
ということだそう。
う〜ん。。。早々簡単に鎮まるような性根ではないし、手をつなぐ相手を探すのも今さら面倒くさいし。
てことで、鎮まらない煩悩をまんま持ち帰ることにした。
だって、煩悩鎮めちまったら、いよいよ手を繋いで杉の周りを回ろうってお相手を探す気が無くなるっしょ\(^o^)/
行かない予定だった高千穂神社を拝観して、ようやく、どうにか昼食らしい時間になってきた。
と、言ってもまだ10時半。
しゃ〜ない。
昼食をとる予定の場所で待つしか無いな、と車を出す。
#オートキャンプ場in高千穂 の敷地内にある「#高千穂鶏の炭火焼き吾平店」で昼食。
Openの11時まで15分ほど待つ。
11時きっかしに入店許可をもらい、早速注文。
もちろん「#鶏の炭火焼きコース」、と、昨晩食べられなかった高千穂牛のバリバリ刺しの入ったステーキ肉「#高千穂牛ステーキ」を注文。
コースのご飯は、白飯か焼きおにぎりで選べる。
せっかくなので焼きおにぎりにした。
「ご飯も一杯までおかわりで用意できますよ」
とのことだったが、もうそんなに食べられなくなってしまった。
鶏は歯ごたえハンパなく、高千穂牛は逆に歯ごたえ必要なく、とても美味しかった。
高千穂牛、やっぱ、脂質がとてもいい。まったくもたれない。
高千穂行く機会があったら、ここのお店はおすすめだな。
またよく知っている人ぶっちまったぜ(*^^*)
昼食を終え、予定よりも2時間近く早く高千穂を出発し、人生お初の宮崎県を出て熊本県へ。
#弊立神宮(神代の時代の高天原と仰がれて、様々な伝承と古い信仰の形を残す神社)。
ここ「弊立神宮」と明日行く予定の「下城の大イチョウ」は、小国町出身の友人から聞いた情報。
この階段、上り下りするのだろうな、野球部や柔道部に所属する地元の学生は、走ったりウサギ跳びや亀なんかで。。。と、めちゃくちゃ昭和の発想をしながら、すでに重くなりまくっている足で必死に階段を昇る。
「降りる時に気をつけなきゃ」
と、当たり前のように上りよりも下りを意識するようになっている。
順調です、老化。
静かでいいね。
写真を撮るのも忘れてぼ〜としてた。(半分、階段の昇りで体力を使い果たして、写真を撮る気力すらなくなってたんだけど)。
まだまだ時間はあるなぁ〜。
ってことで、予定外、予定を組む時に時間的に無理だろうと外した「通潤橋」へ行くことにしたのさ。
熊本に入って、 幣立神社 を拝観したら、宿泊地 黒川温泉 に行く予定だったのだけれど、時間が十二分にあるので、幣立神社のあと #通潤橋 まで足を伸ばす。
正解!
通潤橋に行くと、ちょうど放水のタイミングだった。
もう最高じゃん!
けっこうな人出だったけど。
まそりゃそうか、ついこないだ国宝に指定されたばかりだし、余計にか。(2023.9.25国宝指定)
橋なんかの土木建造物では初めてらしい、国宝指定は。
着いて、なんか説明しているなぁ〜、なんかイベントがあるんかなぁ〜、と写真を撮り歩いて、そろそろ車に戻って、とっとと温泉に入りに黒川まで移動しましょ、と、また通潤橋の上、係の人が説明しているところを通ろうとしていると、
「あと5分くらいしましたら、あそこの(ちょっと離れたところを指さして)白いタオルを巻いた方がここに来て放水しますからね」
という旨の説明をしているところに出くわす。
そりゃ、観ないで帰るわけにゃいかんでしょ。
どうりで小学生の大群が、おとなしく(もないか^^;)、座ってずっと橋を見ていたわけだ。
タオルの方がこちらに歩いてくる。
小学生たちがざわつき出す。
小学生たちが勝手にカウントダウンを始める。
タオルの方は嬉しそうにそれに合わせて。。。放水!
間近で見ると圧巻だし、感動もんだね。
疲れも、足の重いのも忘れて、あちこちに上り下りして写真も撮るし、なんかニヤけて見入ってもいた。
よし、このテンションを維持して温泉へ行くぞ!
通潤橋を満喫して駐車場に戻る。
と、滝がすぐそばにあるとの情報の立看発見。
通潤橋で気を良くしていたのと、すぐそばみたいな立看にくすぐられて #五老ヶ滝 へレッツラゴー!
舐めてた。
散々昨日今日と回ってきて解っていたはずじゃん。
このあたりの2〜300メートルは山登りの2〜300メートルなんだと。
距離にしたら200メートルくらいだけど、そこを降りたら、必ず登らにゃならんし、登ったら降りにゃならん。
滝が見えるところまで数百メートル。
そこから滝壺までまた数百メートル。
こんなハードトレーニングを何故に旅先でしているんだ!
そう思いつつも、滝壺に行きたい気持ちが勝ってしまう。
来てよかったぜ。
素晴らしい。
気分良くして来た道を帰る、ひたすら上り道。
もう無理!と挫けそうになった時に通潤橋にいた小学生たちが元気に降りてくる。
「こんにちは〜」
その声に励まされて無事に遭難せずに車に戻れたぜ!
もう、どんだけ歩いてんだろ、昨日から。
8割方、階段や山道の登り降り。めちゃくちゃハードな運動だぜ。
滝からとんでもない汗をかきながら車に戻ると、もう流石にどこかに寄ろうなんて気は起きない。
早いとこ黒川温泉に行って、とっとと温泉に浸かって、少しでも疲れを取りたい、癒やされたい。
で、結果、宿には予定より1時間半早く着いちまった。
二日目の宿は黒川温泉にとった。
宿に着き、部屋に通されると、黒川温泉街の地図を渡され、
「こちらを散策されるときのご参考になさってください」と。
いえいえ、もうどこかを歩き回る体力も気力もございません。
温泉に直行。
夕食と明朝食は宿で出してもらうことにした。
素泊まりコースにしなくてよかった。
していたら、この疲れ方だと、「夕食も朝食もいらねぇ〜」ってなっていたかも。
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