国、都道府県よ、おまえらこそ緊急事態対策をしろ!
自由濶達な生活とは、差別と支配の人間の現実に立つところから開かれてくるものです。
決して、差別と支配の現実を無視したところから生まれてくるものではありません。
尾畑文正
見なかったことにするのが大好きな日本人。
無かったことのするのが大好きな日本人。
事なかれ主義が正しく、空気を読むのが正しくて、口出ししないのが常識人てのが日本人。
だから、街灯を暗くします、居酒屋も含め飲食店は食事は出しても酒は出してはなりません、お願いでありますから矯正ではないですがいう事聞かなければひどい目に合わせます、そんな横暴を自分はさほど関係なさそうだからと「当然だ!」「あいつは店を開いている、けしからん」と応援する。
ばかじゃねぇか。
テレビでは、そんな政権や自治体のなめきった、今回の緊急事態制限でも協力要請という脅しと、取り締まるという脅迫を言うだけで、自分たちが何をするかをまったく示さない、そんな国や自治体のあり方を擁護しているアホがいる。
街灯消すんだ・・・。
犯罪増えそう。
かつて、東京都知事だった男が、中国人とカラスが嫌いで、新宿から中国人とカラスを一掃するという愚行をした。
あのころの歌舞伎町、通りは戒厳令が引かれたように、私服警察官(たぶんマル暴の刑事かな)先頭に制服警官が後に8〜10人くらい従って隊列を組んであちこちを練り歩いていた。
わたしも職質されたことが何回もある。
「どちらにいくんですか?」
「どこでもいいだろ?」
「治安悪いのでお帰りに成ったほうがいいですよ」
「脅し?それとも命令?」
「そういうわけではないですけど。治安悪いんですよ、このあたりは」
「オマエラがこういう風に練り歩くようになってからな、人の数減ったし、幽霊ビル増えたしな」
「鞄の中、見せていただけますか?」
「強制?」
「いえ」
「やなこった」
「どこへいくんですか?」
「付いてくる?一緒に行く?オマエらのとこのエライさんもたまに見かけるから、奢ってもらえるかもよ」
「・・・行っていいいですよ」
「別にオマエに許可を出される筋合いはねぇよ」
こんなかんじだった。
強がっていたけど、本当はビクビクもん。
公権力にピストルに警棒持ったのが付いているし、理由つけて撃ち殺すこともできるんだろうな、なんて、本当に思ったりもした。
ただあの頃、通りは一見静かで、以前のようにあちこちで諍いなんかなくなっていたから安全になったように見えたかもしれないが、わたしのたまに行っていた店の入ったビルも、ワンフロアに6店舗くらい入っていたが、やているのはかくフロア1〜2店舗。
空いている空室状態の元店舗の入っていた部屋では、いろいろな犯罪が行われているという噂はよく聴いた。
見える場所は綺麗に、汚いところは覆い隠せばいい、見ないこと、ないことにすればいい、それがこの国のやり方だ、ずっと。
ハンセン病、水俣病なんかも、戦争責任問題も、沖縄の基地問題も、部落差別問題も、外国籍者差別問題も、性差別問題も、各種のハラスメント問題も、何もかもないことで済まそうとするのを善しとする。
コロナも、その場その場で数字だけ減らして、誤魔化して、安全で綺麗です、みな喜んでますので世界から集まってくださいとばかり、福島の原発はアンダーコントロールできているという嘘で獲得し、復興を冠にして冠にならず、コロナに打ち勝ったという冠もならず、嘘と汚職にまみれた五輪をヘラヘラやろうとしている政府を4〜5割の人間が支持って、大丈夫かよ?
今の日本は、嘘と虚構と差別と人権侵害と、そして何よりも問題なのが、無関心からなっている。
目を向けるだけでいい、政治家に。
好き嫌いと政策を切り離すだけでいい。
友人としての付き合いがあって、好きな政治家Aがいる。
でも、彼の政策で気に入らないものがあれば、それはきちっと言う。
敵対していて大嫌いな政治家Bがいる。
でも、彼の政策でとてもいいと思えるものがあれば、お前は何があってもNOだがその政策だけはYESという。
こんな当り前のことをすればいいだけだ。
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