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国にマークされたっていい。

発想で人を集めることが出来たら素敵だよなぁ〜と常々思っている。
TIRPSEでちょこちょこやったけど、発想を形にするのが好きだけど、それを大きく育てるのがあんまり向いてないというのがわかってるので、そういうポジションでこの業界で生きていけたらいいなぁとかも思う。

本当に良いお店には良い人がいて、その良い人に会いに行くということが多い

本当に良い素材には、取り合いがある。
本当に良いワインにも、取り合いがある。

なんかそういうのが苦手で、ボクは高級なワインバーがやれない。

TIRPSEがオープンしてすぐミシュランついた時、ワインをたくさん買って在庫が1000万をこえた時があった。
まず、オープンから半年で1000万以上ワイン持ってるって、経営が何もわかってない子だからアドバイスしてあげたい。

お金さえあれば、なんでも手に入るのがワインじゃない。
買っていくからこそ、巡り会うワインもある。
けど、発想で楽しむことに価値を見出したからペアリングのこととかを考えたんだと思う。

そして、なにより本当に良いワインが手に入った時は、スタッフや仲間内でお金を出して飲んでしまうので、レアな高級ワインを使ったワインバーは確実に向いてない。

今まで仕入れたやつを一滴も自分の口に入れてなければ、今頃もっと広い部屋に・・・

なかなかストーリーってのも伝わらない。
作り手さん、職人さんなどいろんな人に色んなストーリーがある。
それを伝えるために、お店で使ったり、長文を打ったり、深夜にワークショップ開いたりとしてた。

けど、なかなか伝わらないものだ。

ぼくはアートに触れる時は楽しみポイントを勉強してからじゃないと楽しめない。
目の前をフラッと通過して感動できるほどの知的教養もない。
「興味を持つぞ!」って自分で気合を向かうから入ってくるみたいない部分もある。

ボクの中でフードロスや食材・水の枯渇に対しての感覚はアートに近い。
水の枯渇をうっすら気にしたことがある人が、海水淡水化について調べることもない。
たまたまソムリエで水が好きなので、気になってるだけ。
大変な問題が、当事者からは強烈に発信されているのだけど、なかなか伝わっていかないことって多いと思う。

そんな社会的な問題と一緒にしたらいけないけど、目に触れさせる、体感させる、それを発想で触れされることができるとなると素敵なことじゃないかな〜と思う。

色んな人に「最近、なにやってるの?」と聞かれるけど、
最近会った「初めまして」なボクのことを知らない人には「クリエイティブ・ディレクター」というカッコいい肩書きをちょっと差し込み、インスタを見られてただの飲食人だとバレるという、ちんちくりんな毎日を過ごしています。

来年の春ころには飲食店経営者(つかんと)にも戻りますので、それまでは、集中力の持続が困難で衝動性にかられる思いのままですが、いろんなプロジェクトに関わっていく予定です。

金額をつけたnoteってどう見えるのかやってみたかった。
まぁまぁな画像(大好きなレストラン・ウルトラバイオレットの写真)に
まぁまぁな題名つけて、高い値段つけて。
でも、続きは全くない。

「くる」と2文字しか書いてない。

この金額だからここまで読んでしまったという人がいるかもしれない。

1人でもいたとしたら、発想で人を集められたのかもしれない。
それで、最近ぼけ〜っと考えてることをまとまってない状態で読ませたのなら、やったほうだ。

でも、こんなのは続かない。1度きりのこと。

やはり飲食の本質は、発想で一発当ててやろうということではなく

良い人間になり、良い素材を探し、良いドリンクを探し、じっくりと腰を据えて、適切な金額で「働き方改革」に負けずしっかりと頑張っていくことなんだな〜と、考えが堂々巡りしてるうちに春が・・・

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