暮らすように旅をするレストラン
ちょっと前にストーリーズで「1年のうち2ヶ月はParisにいて、バイトしながら生きていきたいな。
それがどこでも働ける飲食人の楽しみ方」みたいな事をあげました
昨日から、天草→福岡→韓国と移動しながら、色んなこと考えたり、仕事したりしてて。
地方あるあるの1つ、早起きしすぎたけどコーヒー飲むところもないのでnoteとか書いてます。
どうです?「飲食人の自由さ」ってかなり価値高い気がするんです。
自分は経営者だけど、この「1飲食人」としては幸せな生き方をしてると思います。
経営はいつになっても明日が見えない怖さあるけど
「飲食人」である事の強みは大切にしていきたい。
「スーツを着なくていい」「色んなところで働ける」
自分自身がこの2つにプライオリティが高いのも、飲食人だから出来るってのもある。
「お金」「見た目」「車」よりも「心意気」なんですよね(ウルフルズ いい女より)
でも1人の「飲食人」という単位では、時間を作れば良いだけなので全然見える部分はある。
リゾートバイトなんて、まさにそれか。
夏も冬もリゾートで働く幸せな人いるもんね。
じゃあここで「飲食人+経営者」と立場があって同じ思想を貫きたい時に出来ることって変わる気がして。
ボクの選択できたのは、地方や海外にコンテンツを発信して、そこで働く経験をシェアする事。
今だにそうですけど、新幹線とか飛行機に乗る時は今だに「嬉しい」気持ちになりますもん。
あとダイニングアウト仕切ったり、金沢やNY、サウジアラビアでポップアップのレストランを作った経験から言えば
「チームと1ヶ月地方移動して、そこでレストランをやりながら地方での生活を共有する」
という経験を用意する事とか、今後のレストラン経営者には必要な感覚だと思うんですよね。
そうすると、まずは「場所」が必要になる。
どこかを借りて、そこをレストラン仕様にして、席や器を用意して、スタッフと泊まる所を用意して、移動手段を確保して、ドリンクを用意して、宣伝をして開店させる。
合わせて今あるお店は完全に休みにするのか、2番手の子にイベントとかをやらせるのか
パティシエさんがいるならお菓子屋さんにしてみる(そのくらいの販売なら可視製造業の免許もいらないので)
どこかの地方の人に貸してもいいわけで。
東京で店なんて、なかなか簡単じゃないわけだし。
とか、実はどうにかする選択肢は増えてきてる気がする。
逆を言えば、クリアできる条件を揃えていく経営感覚があれば
「暮らすように旅をするレストラン」が完成に近づく。
ここでボクの中ではっきりしていることを1ついうと
「移動し続ける人間の刺激と知識には絶対に勝てない」
「ほぉ〜その手があったか〜」とか「やるねぇ〜」と思う人のインスタは旅しがちだ。
飲食業で働いていると、いろんな人に出会う。
日本お金持ちランキングの上位ランカーや、著名人・芸能人にスポーツ選手。
そんな魅力的だなと思う人の移動距離はだいたい凄い。
一昔前ならシェフがフランス・イタリアに夏休み旅行に行って
帰国して来月からのメニューは「これです」って作るのは、SNSのこの時代にほぼ終わったと思ってる。
チームで移動して、そこでの体験や閃きを自分のお店に還元する方が
魅力的なお店を作れるかもしれない。
レストランって限定しなくても良いのかも。
ハンバーガー屋さん、ピザ屋さんだって、スムージー屋さんだって何処にでも行ける。
あ、とんかつ屋さんもかな。空飛ぶとんかつ屋「I can fry」とかやろうかしら。
チームで、どこかの月は移動してるって「レストラン」が何個も生まれてきた時に
「地方」とか「ローカル」って概念もどんどん深まっていく気がする。
漠然としてるのかなぁ。
出来る気がするし、飲食で働く幸せの創出ではあると思ったりした。
漠然とだけどね。
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