見出し画像

空園とある記憶2

どうも、空園です。
ちょっと久々に会社休みました。ズル休みです。
とある出来事で自分について考えてしまい、一気に来てしまいました。誰かのせいじゃ無く、自分の問題です。ほんと情けない。

メンヘラすぎて慌てやすかったり、臆病で感情的になりやすかったりして、その事で二十代の人付き合いは破綻してました。金銭トラブルも経験しました。

三十を超えて、今はどうかと云うと「そんな自分を心得てる」状態といえます。自分は自分でしかない。そんな自分が無理なく人付き合いをしていくには、「場をわきまえる」であるとか「無理して輪に入ろうとしない」とか「必然的に会う人との関係を大事にする」という事なのだろうなと。あと、仕事とか当たり前のことを大切に。今日休みましたけど

でも、このままだと一生寂しいので何とかしないとな、という気持ちもあります。いやはや。


そんな事を考えていましたら、思い出しました。


これは過去に空園が「必死に無理した結果、仕上がってしまったかもしれない」話


あれは空園が社会人なりたて、ぐらいの頃。当時はネット大喜利なんかやってなくて、洋楽や漫画、小説を読むのが趣味。えーっと、タイミング的に種々の問題がヤバくなり始めた時期で、この頃って会社も休職してた。

大学の友達とは絶交、金銭トラブル。
休職してるから当然会社の人との関係も最悪。振り返ってみれば色んなことに危機感を感じてた時期だった。

そんな時、あるニュースが飛び込んでくる。

そう、ジョジョ展の開催だ。

画像はあくまで参照


画像はあくまで参照



画像はあくまで参照

そこまで熱心なジョジョファンでは無かったが、小学生のころ通ってた学習塾にジョジョが置いてあり、中学にあがるまで読んでた。

嫌いではなかった。

それで、ちょっと、みなさん引くかもしれませんが、これはハッキリ思ったことなんですが

いま、何もできてない自分は、こういう場に行かなくてはならないのでは?!

と、この様に空園思ってしまい。単独で有楽町に突っ込んでしまったのであります。


〜ジョジョ展当日〜


有楽町のガヤガヤとした喧騒に俯きながら早足で歩く空園があった。
あの日は曇りで、都会の風は冷たかったと思う。


さて、ジョジョ展の会場につきました。会場は美術館のように承太郎や露伴先生、徐倫の原画や描き下ろしが展示されておりました。

が、

空園、良さがまったく分かりません!


なんと、空園はここで初めて大きな大きな事実に気付かされてしまう。

そう、空園はジョジョのニワカだったのだッ!
(ズキューーーーン!!!!!!!!!)

もう、まったく楽しくない。どころか、まわりはカップルや可愛らしい女性の方ばかり、、、空園がどこまでこの場にそぐわない人間であったのかという、厳しい現実を叩きつけられる事となった。

アワアワと挙動がおかしくなってしまう。ダメだ外に退避しないと

会場の外に出ると列ができている。なるほど、なんの列かは分からないが、出口でなんか売ってるのかもしれない。とりあえず、戦利品ぐらいは持って帰らないと。。。

列に並んで、前も女性二人組、後ろも女性二人組だった事を記憶している。ああ、もう。。。

いよいよ、自分の番が近づいてきた。あれ?

え?

モニター、カメラ?


画像はあくまで参照


画像はあくまで参照


画像はあくまで参照

カメラに映された人がモニターでジョジョのキャラクターに変装させられてる。それも、唇の色や目の下のクマなんかも、再現されて。さながら、出来の悪いコスプレイヤーみたいだ。

それを見て女性達なんかが、「かわいいーーー」とか「きゃーーーー」とか騒いでる。


嘘だろ。

俺は今からどういう地獄を経験するんだ?


震えすぎて、その場を離れる事も出来なかった。そして、自分の番が回ってきた。

もう逃げられない。意を決してその地獄を受け入れた。

みごと、ネルシャツの空園徐倫がモニターに映し出されたのであった。。。

(その時の写真は、残念ながら紛失してしまい、ありませんので、空園の超絶若い頃の写真を貼っておきます)



女A「な、、、んかー。。。」女B「うん。。。」女A「お兄さん、、、かわいいね。。。」女B「うん。。。」

↑これ、マジで言ってて、共感性羞恥だったんだろうと思う。。。

モニターには無理矢理笑顔を作ってる空園がいた。だいぶ無理してて、カクカクした笑顔だなと思った。

そこからの記憶は、あまりハッキリとしていない。有楽町でラーメンを食べて帰った気もするがハッキリどの店だったか覚えていない。


そんな事がありました。なんと、これで懲りず二十代はこのあと何回も同じ馬の轍を踏みます。

それほど、無茶してたし何かに焦ってたんだろうなー。。。

しかしながら

こういう事っていうのは、向いてる人はスッと人連れて、もしくは一人でもササッと楽しんで帰って来れる。なんならその場で仲間も作っちゃう。

という事が無理なく出来る。

でも、空園は無理。無理なのにそういう事しないとイケナイと思ってたのが二十代の全ての失敗に繋がってた気がする。そう考えると、その経験が三十代に活かされてるなとは思う。

思うんだけど、なんか、、、

思い出したな。。。


ちょっと、忘れてたかも。。。





もう一度、心の帯をしめて





いやー。。。





ほんとに。。。






ねえ笑




空園



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?