見出し画像

JEPI - 高利回りが魅力的で話題のETF

サマリー

毎月の収入と高い利回りを求める投資家は、JPMorgan Equity Premium Income ETFへの投資を検討することができます。このETFは、高信頼性銘柄へのエクスポージャーを低減します。

配当金は毎月の収入を確保するひとつの手段になりえます。ただ、毎月、配当金を出している銘柄は少なくない中で、最適な投資先を見極めるのは難しいこともあります。また、配当が目的だったとしても、1つや2つの銘柄に集中してしまうのはリスクが高くなってしまいます。

そこで、配当金に特化したETF(上場投資信託)が役に立つでしょう。ETFは、投資家が収入を得る目的で株式のポートフォリオを所有することを支援します。配当重視のETFで魅力的なのは、JEPI(JPMorgan Equity Premium Income ETF)です。

JEPIに投資するメリット

JEPI は、ボラティリティが低く抑えつつ、毎月のインカムを得ることを目的としています。配当重視のファンドで、オプションの売りと米国大型株への投資で収益を上げています。TipRanksの銘柄比較ツールを使って、2月1日現在のJEPIの保有株式上位5銘柄をまとめました。

保有上位5つの銘柄は$PGR, $XOM, $MA, $ABBV, $CMCSA

セクター別では、金融が全体の12.9%を占めています。一方、工業が12.7%、医療が11.9%、消費財が11.3%を占めています。

セクター、国、スマートスコア別の構成

注目すべきは、配当利回りの高さです。JEPIは、12ヶ月間の配当利回りが約11.46%(2月2日現在)と非常に魅力的な水準にあります。米国10年債やREITなど他のアセットクラスと比べても注目に値する水準です。また、経費率も0.35%と同業他社と比較しても遜色のない水準で、さらに、ベータ値が0.65と低いことも特徴です。

結論:JEPIは退職金運用に効果的?

景気後退の懸念から株価が乱高下する可能性がありますが、JEPIはファンド資産額201億2000万ドルで、高収益銘柄に焦点を当て、毎月の収入を得ることを目的としています。高い利回り、低いボラティリティ、そして毎月の配当は、JEPIを退職金運用を考える人にとって魅力的なETFと言えるでしょう。

TipRanksでは、JPMorgan Equity Premium Income ETFのスマートスコアは「中立」の7です。

JEPIのETFの構成銘柄、評価、配当性向やヘッジファンドの保有動向を確認するには以下のリンクを確認してみてください。

Disclosure

Disclaimer

ソース元記事:https://www.tipranks.com/news/jepi-a-compelling-high-yield-etf-for-monthly-income

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?