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世界初!宇宙ゴミ調査衛星「ADRAS-J」打ち上げへ 日本発宇宙ベンチャー Astroscale(アストロスケール)

宇宙空間の持続可能性を守るため、人工衛星による初のデブリ検査実証衛星「ADRAS-J(アドラスジェイ)」が2024年2月18日に打ち上げられます。

「ADRAS-J」は、アストロスケール ジャパンが運営する、商用デブリ検査実証衛星です。ニュージーランドにあるロケット・ラボ社(Rocket Lab) のElectronロケットで打ち上げられ、今後数週間をかけて運用開始に向けた準備が進められます。

このミッションでは、軌道投入後、大型デブリ(H2Aの上段部分 長さ約11m、直径約4m、重量約3トン)に接近し、詳細な観察を行います。衛星は接近・周回しながら高解像度カメラで撮影を行い、宇宙ゴミの動きや状態を把握することを目指しています。

「ADRAS-J」は、宇宙空間を漂う「非協力物体」への接近に初めて挑みます。これらの衛星はドッキングや回収のための装置が備わっていないため、より難易度が高くなります。今回のミッションの成功は、将来の宇宙ゴミ除去や衛星点検など、軌道上サービスに必要な高度な技術実証となります。

「ADRAS-J」の成功は、人類が宇宙活動を続けるための大切な一歩となるでしょう。衛星の旅路とミッションの成果を見守りましょう!

Astroscaleはデブリ問題の解決に取り組み、急速に成長している日本発のベンチャー企業です。東京・墨田区の本社に加え、英国、米国、フランス、イスラエルに子会社を持ち、グローバルに事業を展開しています。

詳細内容は、Astroscaleが提供する元記事を参照してください。

【引用元】

【読み上げ】
VOICEVOX 四国めたん/No.7


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