100Gbps超!光通信が宇宙を変える:NECとSkyloom、衛星間通信に革新をもたらす技術開発へ
NECとSkyloomは、衛星間通信の高速化と大容量化を実現する100Gbps超の宇宙光通信技術の共同開発を発表しました。2025年末までに光通信端末の開発・テスト・製造を行い、2026年には宇宙環境での実証実験を実施予定です。
従来の電波通信に比べ、光通信は高速・大容量かつ電波干渉の影響を受けにくいという利点があります。この技術開発により、衛星コンステレーションの普及に伴い増加する通信需要に対応し、低遅延・高速なグローバルインターネット接続を実現します。
NECは、地上・海底ケーブルでの光通信システムで培ってきた長年の経験と技術を活かし、光通信端末の開発を担当します。一方、Skyloomは、小型で高性能な光学ペイロード技術を開発しており、衛星搭載に適した光通信端末の設計・製造に貢献します。
今回の協業は、衛星間通信の高速化・大容量化を促進し、衛星コンステレーション時代の本格的な到来を加速させます。将来的には、海底ケーブルと宇宙通信を融合し、地球全体をシームレスに繋ぐネットワークを実現することが期待されています。
NECとSkyloomは、今回の技術開発が宇宙開発の進歩と社会課題の解決に貢献することを目指しています。
詳細内容は、NECが提供する元記事を参照してください。
【引用元】
https://jpn.nec.com/press/202403/20240319_01.html
【読み上げ】
VOICEVOX 四国めたん/No.7
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