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OpenAI Japan始動!日本語に特化した高速モデル公開、ダイキンや楽天も導入

東京にアジア初のオフィスを開設、GPT-4カスタムモデルで日本のAI開発を加速

OpenAIは、2024年4月15日、東京にアジア初のオフィスを開設するとともに、日本語に特化して最適化された大規模言語モデル「GPT-4カスタムモデル」の提供を開始しました。これは、日本におけるAI開発を加速させ、日本の独自のニーズに応える安全なAIツールの開発を目指すものです。

GPT-4カスタムモデルは、日本語のテキスト翻訳と要約のパフォーマンスを向上させ、前モデルと比較して最大3倍高速に動作します。また、コスト効率も向上し、トークン数が47%削減されています。すでに、英語学習アプリ「Speak」では、このモデルを活用することで、ユーザーが間違えた際のチューター説明が2.8倍速くなり、より高品質なフィードバックを提供できるようになっています。

OpenAIのAIソリューションは、日本企業からも高い評価を得ています。ダイキン、楽天、トヨタコネクテッドなどの主要企業では、ChatGPTエンタープライズを利用して、複雑なビジネスプロセスの自動化、データ分析の支援、社内報告の最適化などを実現しています。

また、横須賀市では、ChatGPTを活用して地域の公共サービスの生産性向上に取り組んでいます。過去1年間、全市職員のほとんどにChatGPTのアクセスを段階的に提供したところ、80%が生産性の向上を報告しています。現在、横須賀市は東京都や神戸市を含む21の地方自治体とネットワークを形成し、行政におけるChatGPT使用に関するベストプラクティスを共有しています。

OpenAIは、日本政府との連携も推進していきます。日本政府は、AI政策における世界の主要な声として、G7広島AIプロセスを主導し、人間の尊厳、多様性と包摂、持続可能な社会という目標に合致するAI政策の実施に取り組んでいます。OpenAIは、この取り組みにも貢献し、日本の社会的課題解決に向けたAIの活用を模索していきます。

OpenAIは、安全で有益な人工一般知能(AGI)の開発に取り組む非営利研究会社です。OpenAI Japanは、日本におけるAI開発を加速させ、日本の独自のニーズに応える安全なAIツールの開発を目指します。

詳細内容は、OpenAIが提供する元記事を参照してください。

【引用元】

【読み上げ】
VOICEVOX 四国めたん/No.7

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