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離乳食のステップについて2_ステップ3〜4

前回に引き続き、ステップ3~4についてまとめます。

ステップ3

ステップ3は、歯茎でつぶせる固さです。

おかゆは3倍~5倍で、新しく挑戦できる食材としては、
卵黄(加熱したもの)や、バター、チーズ、牛乳(加熱したもの)、青魚以外の赤身の魚、キノコ類などがあります。
キノコ類はステップ2でも挑戦可能ですが、繊維が多く、つぶすのが
難しい場合があるので、ステップ3としています。
みじん切りなどで食べられる場合はステップ2の段階であげてしまっても問題ありません。
また、牛乳の「加熱」はホットミルクとかではなく、グツグツしたもののことです。

卵黄とバターを食べることが出来ると、ロールパンなども食べることが出来ます。※豚肉、鶏肉なんかも食べられるようになりますが、まだ固くて噛みきれないのでひき肉が主になります。

月齢の目安は9〜11ヶ月です。

ステップ4

ステップ4は、歯茎で噛める固さで、おかゆは軟飯(大人が食べるくらいのおかゆ)です。
非加熱の牛乳に挑戦できるようになります。牛乳が飲めるようになると
粉ミルクは卒業です。
全卵、非加熱の牛乳、青魚を含むほとんどの食材を試すことができるようになり、ほとんど大人とおなじ食べ物が食べられるようになります。
といっても、歯がまだ生え揃っていないため柔らかく煮たり、小さく刻んであげる必要があります。
味付けは大人よりも薄めがよいです。

月齢は1歳〜1歳半程度です。

その他

・ミルクについて
離乳食が進むにつれて、徐々にミルクの量を減らし、離乳食中心の食事になっていきます。そうなると、それまで母乳や粉ミルクで取れていた栄養分(鉄分など)を補うために、フォローアップミルクを飲ませても良いです。
鳥レバーなどをあげても良いですが、家庭で調理するのはちょっと大変です。豆製品やひじきでも大丈夫です。ちなみに我が家は豆乳を飲ませています。

・おやつについて
食事をちゃんと食べるようになったら、おやつもあげられます。
基本的には、食事で取りきれない栄養分を補うのが目的です。
市販のおやつをあげても良いですが、ふかした芋などもおすすめです。

・てづかみ食べについて
ステップ3から、てづかみ食べを始めると良いです。
てづかみ食べをすると、自分から食事を取る練習になるのと、掴む行為自体がスプーンやフォークを掴む動きにつながっていきます。
棒状にして茹でた野菜やパン、ハンバーグなどを用意します。
最初は手渡しで食べさせるところから始めて、自分で掴みに行けるようにしていきます。
おやつ代わりに簡単なお好み焼きのようなものを作ってあげてそれを細長く切ってあげても良いです。

・味付けについて
離乳食は殆ど味付けをする必要はありません。
素材の味で食べられるうちは、なるべく薄味の方が良いです。
葉物などの食べにくいものは味付けをして食べやすくしてあげるのも手ですが、味の濃いものを覚えてしまうと、味の濃いものしか食べなくなってしまいます。
どこまで薄味で引っ張れるか、です。

・好き嫌いについて
赤ちゃんも、徐々に賢くなるにつれて食べたくないものを「ペッ」と吐き出してしまうこともあります。
食べた方が良いのは事実ですが、無理に食べさせることはありません。
次の食事に回してあげればいいと思います。
また、おだててあげるのも効果的です。
「すごいね〜」「やったね~」
とかいいながらあげると笑って喜びながら食べたりする事もあります。

ステップ3~4についての説明を掲載しました。
具体的な献立に関しては、今後掲載していく予定です。
実際のメニューは「#今日の離乳食」で紹介しています。
離乳食を進めていくのに必要な道具類なども紹介していければと思います。

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