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新潮文庫のプレミアムカバー2021

ふらっと近所の本屋に立ち寄ったら、見つけてしまった。待ち望んだ今年のプレミアムカバー✨

さっそく、7冊中4冊を購入。私が本屋でみつけたラインナップは、

●夏目漱石『こころ』
●太宰治『人間失格』
●星新一『妄想銀行』(※たぶんこれだった……自信なし)
◎村上春樹『蛍・納屋を焼く・その他の短編』
◎シェイクスピア『ハムレット』
◎ヘッセ『車輪の下』
◎三島由紀夫『金閣寺』
※公式サイトでまだ発表されていないので、他にもラインナップがあるかもしれません。

●は見送り、◎を購入。

『こころ』と『人間失格』は、昨年とほぼ同じ装丁だったのでパス(『こころ』の箔押しが水色からシルバーに変更、『人間失格』の箔押しがシルバーからホログラム?虹色に変更)。

星新一は……実は、苦手意識があり……迷った末に保留。いつ何を読んで苦手と思ったか忘れてしまったのだけど、宮沢賢治、星新一、いしいしんじがなんとなく私の中では同系列で、苦手意識がある。いずれ読める日が来ると願って……。

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買った4冊について。

全部、読んだことがあるのに(持ってるのに)、買ってしまった(完全に踊らされてる!)。


村上春樹『蛍・納屋を焼く・その他の短編』

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4冊のうちではこれが唯一内容を完全に忘れているので、読むのが楽しみ。爽やかな水色と金箔の組み合わせが王道だけど「夏!」って感じで好き。

村上春樹の短編はけっこう好んで読んでいる。あと最近、彼の敬愛するレイモンド・カーヴァーを読んでいるので、どこかにカーヴァーの片鱗が見え隠れするのかなぁなんて期待もしている。


シェイクスピア『ハムレット』

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つい先日新品で(しかも新潮文庫で)買ったばかりなのに……!

でも紫×ピンクの組み合わせが個性的で可愛いから、欲しくなっちゃった。てへ。


ヘッセ『車輪の下』

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YouTubeでひろゆきがめちゃくちゃディスってるのを見て(笑)、「うーん、そんなにつまんなかったっけ?」と気になっていた。──というのもあるし、緑と青の組み合わせが綺麗なので、購入。

こういった古典を夏に読むと「夏休みの読書してます!」って感じがする。どことなく気分が涼しくなるのでよい。


三島由紀夫『金閣寺』

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強烈な赤色アピールに買わずにはいれなかった(ちょっと谷崎潤一郎風の色)。

これは8年前に読んだきり。なぜ正確に覚えているかというと、当時私は長期間の旅に出ていて、持っていく本に悩んだ末にこれを選び、旅先で一人黙々と読んだので印象に残っているのだ。しかし残念ながら旅に『金閣寺』は合わなかった。面白かったけど、旅のお供にはおすすめしない一冊。

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角川文庫も和柄のカバーを出していたけれど、個人的には新潮文庫のプレミアムカバーのほうがデザイン・質感の完成度が高くて好き!

ちなみに、「新潮文庫の100冊」を買うともらえるうちわ型しおり、4冊買ったので問答無用で全4種類くれた。笑

かつては新潮文庫の三角形のぶどうマークをせっせと集めて「Yonda?くん」(だったかな)のグッズを集めていたなぁと懐かしく思い出す。いつの間にかキュンタになっていた。三角形のぶどうマークを集めていろいろもらえるヤツ、今どうなっているんだろう……。

昔は景品に「文豪シリーズ」というグッズがあった。文豪の写真が文字盤の背景になった腕時計とか。夏目漱石、太宰治、川端康成、安部公房の4人が神セブンならぬ神フォー的に選抜されていたような……。「ここに安部公房って意外!」と思った記憶がある。

(追記:……と思ったのに、ググっても安部公房の気配なし!やはり自分の記憶が信用できない。)

私は、文豪グッズはいらなかったので、もっぱらパンダ狙いだった。Yonda?くんのビデオ(DVDではなくVHS)をもらった。文学好きの兄は、たくさん集めてふわふわのぬいぐるみをもらっていたなぁ。

そんなこんなで、昔からずっと、新潮文庫推しです。

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