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#田んカフェ06 地主さんに話してみた

こんにちは!
このnoteは、那須の稲作農家が「田んぼの真ん中でカフェ」を開くまでの道のりを描いたものです。

前回は、父の了承を獲得し、地主さんに了承を得るためアポイントを取ったものの、逆に「話をしたい」と言われ動揺したお話しでした😭

今回は、地主さんとお話ししたので、ご報告いたします。

地主さんとの対話

地主さんと私は、同じ集落とあって小さい頃から顔見知りなので、特段の緊張は無いはずでした。

けれど、、
「私も、まりこさんと話したい事がある」と言われ、一体何を話されるのか胃がキリキリしつつ、会話開始。

地主さん、父、夫、私の4人、実家での会議です。
念のため、父にも参戦して貰いました。
(昨日の敵は、今日の友)

夫は、営業慣れしているので、全く動じない顔。
いや、あんこの事を考えているのか。

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地主さん
「今日は呼んで頂き、ありがとうございます。
敬二朗さんとちゃんとお話しするのは、初めてですね。

お父さんとは、ずっと、町おこしで一緒にやってきました。
実はお父さんとは~~~~~
(15分間、父と地主さんと神田 正〇さんの話が続く)」

・・・・神田 正〇さんの話長いな。しかも関係ないし。

地主さん
「・・・・で、そちらからどうぞ。」

・・・・急だな!


「 ! あ、はい、僕たちですね、田んぼでタープを張って、カフェをやりたいんです~。
で、地主さんの土手でやりたいんですよ~。
こんな風に~😊
(キャンプ雑誌を持ち出し、イメージを伝える」

・・・・夫よ、全く動じないな。ある意味、凄いわ。

地主さん
「なんだ、そんなこと!
私らも、町興しをさんざんやってきたんだから、どんどんやればいいですよ!

私は、な~~んにも言いませんから😊
なんだったら、うちの山からの方が景色がいいから、そこにカフェ建てたら?」

・・・・おおおーーー!!✨
地主さんからの了承を得る事に成功しましたー!!

地主さん
「それで、私も話たい事がありましてね・・・」

一気に心が折れそうになる

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地主さんは、ある事を承諾して欲しいと、言ってきたのでした。

詳細については、ここに書く事が出来ないのですが、いわゆる景観が乱れるアレを田んぼに設置したいと。
(詳しい事は聞かないでください。お察しくださいませ。)

いつかは来ると思っていたのです。
いつか、地主さんの誰かは、そう提案してくるだろうな、と。

寄りにもよって、トレードだとばかりに、 #田んカフェ の目の前の田んぼを、設置場所に指定されたので、夫と私は内心、「!!!!!」という状態に。

夫、すかさず


「いや~、いい取り組みですね!😊
でも、カフェの目の前に設置となると、ちょっと、、、
お客様もビックリしちゃうんじゃないかなぁ🥺
他の田んぼだったら、僕ら全然構わないんですけどね~💦」

「それは、他の田んぼでやる方がいいんじゃないですか?
ほら、あっちの田んぼの方が広いですし。」

・・・・夫、素晴らしい!そして、父!!!父!!!

地主さん
「ですよねぇ。
分かりました、皆がハッピーな方が良いから、そこは外すよう検討に入れましょう!」
私達、顔を見合わせ
「(ひょえーー助かったーー!!!)」

「・・・苦笑」

と、言う事で、何とか、何とか、事なきを得ました。。

ですが、来シーズンから、あるモノの合間を縫って、田植えや稲刈りをする事が決定しました😭😭

はーー・・・
ま、何かを得るには、トレードオフですよね。。
皆様の景色は、私達と父が、何とか守りました。。

今回はこれでお仕舞いです。

次回もお楽しみに!!😊


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