18.CAに憧れる子
どーもティンクエです。
これまで出会った女の子たちの思い出を残しています。
ヤマなし、オチなし、イミなしの備忘録ですので、お暇な時に。
行きずりの女たちシリーズ
24歳、CAに憧れるグランドスタッフ
「男女の友情を信じるか?」
答えは「No」
男女に友情は存在しない、それが自論。
では、男女の「カジュアルな交際」とはなんだろうか?
日本ではまだ珍しいマッチングアプリ「Bumlbe」では交際の目的を設定できる。
「カジュアルな交際」「真剣な交際」「まだ決めていない」
男女の友情を信じない自分にとって「カジュアルな交際」とは、つまりそういうことだと思っている。
ただ、「カジュアルな交際」と書いていた子たちが必ずしもそうだったわけではない。(Bumbleレポート:女性優位アプリで7人の美女と会ってみた)
もちろん、男性側の魅力が足りなかったと言われればそれまでなのだが。
閑話休題
改めて、「カジュアルな交際」とはなんなのだろうか。
今日は「カジュアルな交際」を期待する一人の女性との思い出を書いていこうと思う。
「カジュアルな交際」を求める彼女であったが、メッセージはすごく丁寧で、質問や話題提供もしてくれたりと、かなり好印象だった。カジュアルだからと言って礼節を有耶無耶にして良いわけではない、耳が痛くなる。そして、マッチングアプリによくいるチャットボット女子たちには、爪の垢を煎じて水素水とかに入れて販売してほしいと思った。
メッセージが好印象だったことや写真も可愛かったこともあり、割と早い段階で飲みに誘ってみた。ここら辺は「カジュアルな交際」ゆえに、早めに切り出しやすい部分でもあった。彼女も積極的にスケジュールを教えてくれ、早々にアポイントが決まり、飲みに行くことになった。
待ち合わせ場所に現れた彼女は、黒のロングコートを纏い、中には白のタートルネックとデニムのスキニージーンズ、長めのブーツをブーツインしたスタイル。24歳にしては、少し大人びた服装な印象だった。
ただ、顔はどちらかというと童顔、タヌキ顔で可愛らしい感じだった。
女性をランクづけるのは失礼と知りつつも、無意識にランク付けをしてしまう。彼女のランクはB +ってとこだろう。
ワインが好きな彼女とはスパークリングワインで乾杯をし、簡単な自己紹介からお互いの身の上話を少しづつ話していった。
今はグランドスタッフとして空港で働いている彼女だが、元々CA志望だったそう。しかし、その想いは叶わず、それでも空港に携わりたいという想いからグランドスタッフとして働く道を選んだそう。
「でも、まだCAになりたい」
グランドスタッフとして働きだした今でも、昔からの夢であったCAへの憧れは消えないようだった。今でもチャンスがあればCAに転職しようと思っているらしい。そんな彼女の想いや現状の辛さを聞きながら、時間とワインが消費されていった。そう、スパークリングワインで乾杯した彼女と共にワインへ乗り継いでいたのだ。
辛さへの共感。狙ってするものではないが、これがハマると、心理的な距離がグッと縮まる気がしている。
そう、「今日は行けそうな気がする」状態に突入した。
お会計が終わり、Tinderであれば、手を繋いで迷わずホテルに向かっただろう。
ただ、今回はBumbleというアプリだ。「カジュアルな交際」を目的にしている女子に振られたこともある。正直、どうなるかわからなかったので、自身の編み出したHowTo「慎重派男子のホテルへの誘い方【確率アップ術】」を信じ、カラオケを経由することにした。
乾杯し、適当に歌を歌い、ある程度盛り上がった頃、そっと肩を抱き寄せてキスをした。彼女は嫌がることなく受け入れてくれた。むしろ、彼女のスイッチが入ったようにすら感じた。
「今日は行けそうな気がする」状態が極まった。
頃合いだ。
「カラオケ出てホテル行こう?」
勝利を確信し、誘った。
カジュアルな交際をしようではないか。
「、、、」
「え、今日は、親が、、、」
と、彼女からはまさかの返事が。
ただ、一緒にいることへの嫌悪感より言い訳って感じだったの押してみた。押してダメならもっと押してみろだ。
しかし、最後まで彼女は「親が厳しくて」の一点張りだった。
「今日は行けそうな気がする」だけだった。
自らのHowToまで晒したのに、まさかの反証事例ということになってしまった。
「カジュアルな交際」とはなんだったのだろうか。
結局、気まずい空気のままカラオケを後にして、帰り道が別々だったの駅で別れた。
別れ際に彼女から「あ!ラインを教えて」と言われた。
「カジュアルな交際」には続きがあったのだ。
数日後のとある夜、彼女から急に着信があった。
「どうしたの?」
「んー、今、会えない?」
ちょうど暇していたので彼女と合流することに。
「飲み直す?」「カラオケ行く?」
と何を聞いても首を縦に振らない。
「散歩しようか?」
やっと首を縦に振ってくれた。
少し歩いて、ホテルに向かった。
そのままゴールイン。
これが彼女の求める「カジュアルな交際」だったのか。
ちなみに、あの日は本当に、家が厳しくてお泊まりができなかったらしい。
そういうパターンもあるのね。
あ、日付を跨いだが、HowToは実証されたということでいいのだろうか?
慎重派男子のホテルへの誘い方【確率アップ術】
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