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脊椎圧迫骨折 -してはいけない動き-

こんにちは。yôtûyaです。
今回は脊柱圧迫骨折の際にしてはいけない動きについて書きます。

この記事の対象は一般の方向けです。
脊柱圧迫骨折は高齢者の4大骨折とも呼ばれ国内でも症例数が多い疾患です。
家族が脊柱圧迫骨折を受傷したという方も多くいらっしゃると思います。

脊柱圧迫骨折は基本的にはコルセットを装着し患部に悪影響を及ぼす動作を行わらければ骨が癒合し治癒します。

それではしてはいけない動きとは?

骨折している場所によって異なります。
多くは胸椎・腰椎のどちらかで受傷されることがほとんどです。特に第11.12胸椎、第1.2の腰椎が好発部位です。

胸椎の骨折では身体を捻る動き・前屈に注意が必要です。

腰椎では前屈と後屈に注意が必要です。

胸椎は身体を捻る際によく動く部位です。そのため捻ると骨折部位が動いてしまい危険です。

前屈に関しては胸椎・腰椎ともに該当しています。
これは前屈をすると骨が潰れる(圧潰)するからです。

潰れてしまった骨は基本的に元には戻りません。
また潰れてしまうと腰が曲がるや逆流性食道炎等になりやすくなるというデメリットがあります。

もっとも骨が潰れやすいのは受傷10日目だと報告されています。
そのため受傷後14日(2週間)は特に上記の動きには注意が必要です。

具体的には
靴を履く際は靴べらを使う。
物を拾う際は股関節と膝を曲げて拾う。
など

今回は脊柱圧迫骨折のしてはいけない動きという内容で書きました。

今後も腰痛関連の記事を投稿していきます。

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