Coa spine

理学療法士  国際マッケンジー協会認定セラピスト 珈琲ソムリエ

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最近の記事

脊椎圧迫骨折 -してはいけない動き-

こんにちは。yôtûyaです。 今回は脊柱圧迫骨折の際にしてはいけない動きについて書きます。 この記事の対象は一般の方向けです。 脊柱圧迫骨折は高齢者の4大骨折とも呼ばれ国内でも症例数が多い疾患です。 家族が脊柱圧迫骨折を受傷したという方も多くいらっしゃると思います。 脊柱圧迫骨折は基本的にはコルセットを装着し患部に悪影響を及ぼす動作を行わらければ骨が癒合し治癒します。 それではしてはいけない動きとは? 骨折している場所によって異なります。 多くは胸椎・腰椎のどちらか

    • 体幹機能-解剖学から考察するー

      おはようございます。yôtûyaです。 今回は腰痛に関連する体幹の話です。 体幹を解剖学をベースに考えていきます。 それではお願いします。 腰部の骨格の特徴 胸郭と骨盤の間で身体を支える唯一の骨要素です。 そのためとても不安定なことが挙げられます。 腰椎は頭部・上肢・胸椎の重さを支える、運搬動作などの力作業の際の土台として働き尚且つ体幹の運動のために大きな可動性を必要とされる身体部位です。 上記に挙げた土台としての機能と柔軟性の両立のためには強い力学的な構造と

      • 健康=運動+栄養

        おはようございます。 国際マッケンジー協会認定セラピストのyôtûyaです。 今回は運動の重要性について書いていきます。 おそらく健康はお金では買えないものです。 不慮の病気やケガで健康が損なわれることは予防することができないことかもしてません。 しかし生活習慣病やケガをしにくい・病気になりにくい身体作りはできると思います。 そのために必要なのが運動と栄養です!! 癌、脳卒中、糖尿病など様々な病気にも運動と栄養は大切だと明記されています。また病気になる人がどんど

        • 正しい座位姿勢ってどんな姿勢?

          おはようございます。 国際マッケンジー協会認定セラピストのyôtûyaです。 今回は正しい姿勢とは?について書いていきます。 「腰が痛いのは姿勢が悪いからです。」などテレビや病院などでもよく聞く説明かと思います。 姿勢は大切と病院や整体院でもよく説明されていますよね。 その時に教えられた姿勢は本当に正しい姿勢なのでしょうか? 【悪い姿勢が腰痛を引き起こす根拠】 悪い姿勢が腰痛を引き起こす根拠として、1966年のNachemsonによる研究があります。 Nach

        脊椎圧迫骨折 -してはいけない動き-

          腰痛資料-椎間板変性の現在-

          おはようございます。yôtûyaです。 今回は椎間板の変性についての記事です。 椎間板の変性の原因について書いています。 論文から引用した内容をレビューしたものです。 椎間板疾患については多くの整形外科医や理学療法士が姿勢や職業による負荷により生じると患者に説明しているのではないでしょうか。今回はその椎間疾患(変性)がどのように生じているのか? 何が原因で起こるのかを載せていきたいと思います。 椎間板症は遺伝的要因、機械的要因、行動的要因によって引き起こされる一般

          腰痛資料-椎間板変性の現在-

          世の中から腰痛を減らしたい

          はじめまして。国際マッケンジー協会認定セラピストのyôtûyaです。 ここでは私がどのようなことを今後行いたいか、私の自己紹介をさせていただきます。 私のテーマは【世の中から腰痛を減らす】です。 腰痛は生涯で83.4%の方が経験するごく一般的なものです。¹⁾ また1年以内に25%以上が再発するとされています。 社会への影響としても東京大学の研究によると年間の経済損失額が3兆円を超えるとされ社会人の80%以上が腰痛を感じていると報告しています。 腰痛は多くの人を悩ま

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          腰痛にレントゲンは必要ない?

          こんにちは。 国際マッケンジー協会認定セラピストのyôtûyaです。 腰痛で病院を受診した際に診察室に呼ばれるとお医者さんから「まずはレントゲンを撮りましょう。」という流れは極々一般的かと思います。 そもそも腰痛にレントゲンやMRIなどの画像検査が必要なのでしょうか? 画像のみで診断できる腰痛は20%前後という報告があります。 もちろん骨折や骨の癌、重度のヘルニアなどを診断には画像の検査が必要です。 しかし皆が皆レントゲンを撮ることをアメリカの腰痛ガイドラインは勧めていま

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          放置してはいけない腰痛

          こんにちは。 国際マッケンジー協会認定セラピストのyôtûyaです。 今回は放置してはいけない(我慢してはいけない)腰痛についてお話します。 痛いけれどなんとか動くことはできる、、、病院に行く時間もないし我慢しよう。と痛みに耐えることを選択する人もいると思います。 今回は放置(我慢)してはいけない腰痛について簡単に説明していきます。 放置してはいけない腰痛と判断の目安 ①転倒、転落、外傷後の痛みで日常生活に支障が出る腰痛 →骨折の可能性。なんとか動けるので骨折がし

          放置してはいけない腰痛