ネパールの世界遺産
こんにちは!TinKamana (ティンカマナ)です🇳🇵
ネパールにはどんな世界遺産があるかご存知ですか?
今日は、世界遺産検定2級のFumi(ふみ)が、ネパールの世界遺産について紹介します!
ネパールの世界遺産
ネパールには、自然遺産2件、文化遺産2件があります。
それぞれ見ていきましょう!
①サガルマータ国立公園
自然遺産/1979年登録
【Point】
標高8848mの世界最高峰エベレスト。
ネパールと中国チベット自治区にまたがっている。
【豆知識】
エベレストを指す言葉は3つある!
❶エベレスト:インドの測量局初代長官の名前
❷サガルマータ:ネパール語で「世界の頂上」
❸チョモランマ:チベット語で「世界の母神」
(☆現地の人々は、基本的に“サガルマータ”と呼ぶ)
②チトワン国立公園
自然遺産/1984年登録
【Point】
ネパール南部のタライ平原にある。
ジャングルを保護するため、1973年にネパール初の国立公園に指定された。
絶滅が危惧されているベンガルトラや、インドサイが生息する。
【豆知識】
もともとは王室の狩猟場だった!
チトワン国立公園は、かつて王室の狩猟場として保護されていたため、開発を免れ、大自然が手つかずのまま残っている。
当初は『ロイヤル・チトワン国立公園』という名前だったが、国王の王権停止に伴って、今の名称になった。
③カトマンズの谷
文化遺産/1979年登録
【Point】
直径20km強の範囲内に、約900もの歴史的建造物が密集。
チベットとインドの交易中継地点として発展したため、仏教とヒンドゥー教が融合した。
2015年のネパール大地震では、多くの建造物が被害を受けた。
【豆知識】
実は危機遺産だった!
近年の都市開発と人口増加により、2003年に危機遺産に登録された。
しかし、保存状態が改善され、2007年に危機遺産を脱した。
[※危機遺産とは?]
自然災害や生態系の悪化、紛争などで、価値が危機に直面した世界遺産のこと。
④仏陀の生誕地ルンビニ
文化遺産/1997年登録
【Point】
仏教の開祖であるブッダ(釈迦)の生誕の地とされている、仏教4大聖地の一つ。
巡礼に訪れたアショーカ王が建立した石柱や、ブッダの聖母を描いたマーヤーデヴィ寺院などがある。
【豆知識】
日本のお寺がある!
世界各国の仏教団体が、ルンビニに寺院や僧院、ストゥーパを建立しており、日本山妙法寺(にっぽんざんみょうほうじ)という日本のお寺も存在する。
いかがでしたか?
ネパールを訪れる際には、ぜひ世界遺産にも注目してみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました★
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【参考】
きほんを学ぶ世界遺産100 第3版 (マイナビ出版)
くわしく学ぶ世界遺産300 第4版 (マイナビ出版)
https://www.unesco.or.jp/activities/isan/worldheritagelist/asia_1/
https://www.hankyu-travel.com/heritage/asia/chitwan.php
https://ja.welcomenepal.com/places-to-see/lumbini-nepal-birthplace-of-buddha.html
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