見出し画像

[ラオス] Story Teller

ラオス ‘ルアンプラバン’には、水のキレイな滝がある。僕は2014年の冬にそこに行ったが、個人的には滝よりも、そこでしたダイビングのほうが記憶に残っている。

ラオスは1年中暑いと思っていたが、実際に行ってみると、昼は暑かったが、朝と夜は肌寒かった。僕は友達と一緒に、滝を見るためにトゥクトゥクに乗った。入り口から滝までは少し距離があり、その途中に ‘ダイビングスポット’があった。それを見た瞬間、僕の中で葛藤が始まった。

“メッチャ面白そうじゃん! けど、今もこんな寒いのにダイビングしたら寒さマックスじゃん... 着替えもないし、この先、旅の期間もかなり残ってるのに、風邪引いたら厄介だしな... けど今しなかったら、この先する機会なさそうだし... どうしよう...”

僕は友達に聞いてみた。

“やる?” “当たり前じゃん” “やる?” “とりあえず先にやりな”

友達は勇敢にダイビング台(木)に立った。しかし、ダイビングをしようとした ‘その瞬間’ 足が滑って横から落ちた。かなり笑った。笑ったら、寒さが消え、ここまで来たんだから ‘やってみよう’という思いが ‘やらない’という思いに打ち勝った。僕は、ターザンになった気分でダイビングした。実際にしてみると、水は思っていたよりも冷たくなかった。もし挑戦しなかったら後悔するところだった。

何かに挑戦しようとする時、障害物は避けて通れない。恐れが挑戦を妨げ、周囲の人が挑戦を引き止め、現状が挑戦を邪魔するかもしれない。しかし、もしも ‘何か’に挑戦しようという思いがあるなら、その思いを大切にしよう。人は出来ないことを、しようとは思わない。やってみようと思えたのは、出来る可能性がある根拠だ。

やってみないと分からない。やってみたからこそ、そのことについて、自信を持って話せるのではないだろうか? やってない人は ‘考え’に基づいてに話すが、実際にやってみた人は ‘経験’に基づいて話す。やらないことを通して得る ‘楽さ’よりも、やってみることを通して得る ‘経験’を選択しよう! リスクに挑戦し、問題に打ち勝つ経験を語る ‘Story teller’になろう’

“The biggest risk is not taking any risk”
-Mark Zackerberg-

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?