見出し画像

やっぱり志の輔師匠はすごかった…って話

20241114日(木)

今日は楽しみにしていた日。

「立川志の輔独演会」の日!

本日の会場

やっぱり志の輔師匠は最高でした。

私はまだまだ落語初心者なので、演目もまだ知らないものの方が圧倒的に多いし、同じ演目でも落語家によっていろいろアレンジされてたりとか…そういうのもまだたくさん見たわけではない。

そんな素人の私でも、志の輔師匠の落語の技術というのか表現方法というのか…専門用語は知らないけど、とにかく圧倒される…引き込まれ方が違うなぁって思うのです。
登場人物の演じ分けも、場面が変わる瞬間も本当に見えるようで…

前回の最前列ど真ん中に次いで、今回も2列目…ど真ん中ではなかったものの、師匠の細かな表情の変化までしっかり見ることができた。だからこそ伝わるものがあったのは間違いない。
それもこれもチケットを取ってくれた落語先輩のおかげ。感謝でしかない♡

今回の最後の演目は「柳田格之進」といういわゆる大ネタだったのですが、本当に素晴らしかった…
それぞれの登場人物の感情の表現とか…
ビシビシ伝わる感じ…あー、上手く言えないけど、なんというか、私が見たことのある他の落語家さんも本当に皆さんすごくて皆さん面白いんだけど、志の輔師匠は面白いだけじゃなくて…というか「面白い」以外とのところがすごい気がする。
とにかくすごく良かった…
演目自体も良かったのもあるけど、本当に感動した。

志の輔師匠の落語を見たのはこれで3回目だったんだけど、毎回最後の演目が終わった後に、解説的なお話をして下さるんですね。
その時の師匠の言葉からは、落語はもちろん今回は映画の話もしていたのだけど、そういったエンタメに対する敬意と愛がヒシヒシと伝わってくる。

配信がダメと言ってるのではないけど、生の映画は…いや生ってのも違うんだろうけどとか言ってて、同じようなことを最近聞いたなって。
多分キンコン西野さんが言ってた気がする…大きなスクリーンで、大きな音で観る映画はもはやライブなんですよね。生なんですよね。って。
あ、同じ事言ってる…ってなった(笑)

おっと、話を戻すと…
そういうみんなで同じ空間で同じ空気を吸ってという体験は、家でリモコン片手に寝っ転がって観るエンタメとは違う「生」の良さがある…
そういったことを熱く語る師匠のそのまっすぐなエンタメ愛に、泣きそうになった。というか泣いてしまった。
あの迫力すらある落語は、師匠のそういう想いが生んでるんだなって。

私が初めて生で観た落語が志の輔師匠の落語だったんだけど、そのきっかけは西野さん。西野さんが志の輔師匠が好きで、好き過ぎて自分の映画の声優もお願いするくらいだったから。

実は今日の落語を聴いて西野さんが志の輔師匠の落語を聴いて号泣したという話を思い出した。
落語にはほろりとする人情話も多いので実際泣くことも多々あるのだけど、西野さんが号泣した理由は、師匠がただただ自分の信じる笑いを…エンタメを…誰に忖度することもなく表現しているのを見て感動して「俺はいったい何をしてるんだ」と、周りの人たちが笑っている中で1人泣いていたと…そんなエピソードをどこかで話していたを聞いたのか、書いていたのを読んだのか…忘れちゃいましたが、それを思い出していました。

それだけ、今日の師匠の落語は最高でした。

なんだか思ったことをバババーっと書いちゃったので、まとまりもないし、言いたい事を全然上手く書けていない…自分の表現力のなさが悔しいなぁ。

何はともあれ、落語って本当に面白い!面白いだけじゃなくて、奥が深いし、伝統もある。
もっと早くに落語というものに興味を持ちたかったなーって思うくらい。でも今それに気づけて良かった。
落語を聴きに行くというきっかけをくれた西野さんにも感謝だし、あの最初の一回で終わらなかったのは今日も一緒に行ってくれた落語先輩が他の落語家さんのこともいろいろ教えてくれたからなので、落語先輩にはもっと感謝したい。

そして今までは敢えて落語のことを勉強しようとおもわなかったんだけど、古典とかちょっと勉強しようかな。
何も知らずに初めて話を聴いた方が笑えるしなって思ってたんだけど、知ってても笑えるもんは笑えるってわかったし、人によって微妙に違うってこともわかったので、有名な古典落語くらいはもう少し知識を持っていてもいいかなって、ようやく(笑)思えました。

さて、次の落語は来年の2月の一之輔師匠の独演会かな。
それまでにちょっと本でと読んでみよう。

では、また明日。


いいなと思ったら応援しよう!

ぷにぷに
“毎日note“1日も欠かさず継続中です♪ サポートしていただけたら励みになります♡