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3度目の…

2023年5月17日(水)

まだ5月だと言うのに各地で気温が30度を超えたそうで…
真夏のような一日…皆さん大丈夫でしたか?体調など崩さないように気を付けましょう。

さて、今日のことじゃなくて昨日の話をしますね。昨日は眠くてどうにもならなかったもんで(笑)

まず落語。
3度目の落語でした。
初めての落語は、2021年8月に行った「立川志の輔 独演会」でした。
その時のことはこのnoteに詳しく書いてあります。
(私にしては結構詳しく書いていました笑)

そして、2度目は今年の2月に行った「春風亭一之輔 独演会」。
あの時は一之輔師匠が笑点メンバーに選ばれた直後でしたね。
特に落語について詳しくない人にとっては(私含む)落語家さんって笑点に出ている人くらいしかわからないですよねぇ。だから、一之輔師匠も笑点に出るようになってから結構知名度が上がったのではないでしょうか。
その時のことはこのnoteに書いてあります。
(初めての落語の時から比べたらずいぶん雑な感想です笑)

一之輔師匠は9月にも新潟で独演会の予定があるため、昨日会場でチケットを買っておきました。(「初めての落語」の日記で、会場で売っているこの先のチケットの列に並ぶ日が来るのか否か?なんて言ってましがた、案外すぐやって来ました笑)

そして、3度目の落語が昨日の「柳家喬太郎 独演会」でした。
実は喬太郎師匠…昨日一緒に行った落語先輩から聞くまでそのお名前さえ聞いたことがない方でした。でも、先輩がすごくかわいいの…と推すので、今回一緒に行ってきたんですが…

うん!かわいかったです(笑)!
いや、もちろん「かわいい」はおまけで、本当に涙流して大笑いするほど面白かったです。あ、これは昨日の取り急ぎの日記にも書きましたね(笑)
だって、ホントにかわいかったし面白かったんです!

喬太郎師匠は本当に演技力というか、表現力というのか、表情の七変化と声のトーンの幅の広さというか…とにかく噺の中に出てくる人々のキャラクターの演じ分けが素晴らしかったです。高座の上で繰り広げられるあれやこれやに引き込まれっぱなしの笑いっぱなしでした(笑)

昨日の演目はこちら↓

私は最初の「普段の袴」が一番笑いました。
落語によく出てくる(といってもそんなに落語知りませんが笑)ちょっと間抜けな○○つぁんっていますよね(笑)この「普段の袴」にもはっつぁんなる間抜けキャラがでてくるんですが、もうそれが最高に笑えて…
品の良いお侍さんと店の店主とのやり取りを見ていたはっつぁんが自分もそのお侍さんの真似がしたくなって、本当にやってしまうのですが、その品の良いお侍さんを演じる時の師匠の声は本当にお侍さんらしい品のある声と話し方で、ちょっときゅんとしちゃったくらい(笑)
そんなお侍さんの真似をするはっつぁんがもう愛おしいくらいの間抜けっぷりで、それに調子を合わせてくれる店主とのやり取りが面白くもありあたたかくもあり…初めて聴く演目でしたが(初心者なので初めてがほとんどだった笑)初心者の私がイメージする「ザ・落語」な演目でした。
私はこういうコテコテな落語が好きなのかなぁ…まだ全然数が足りないので比べられませんが、本当に涙を流して大笑いしました。

今回一緒に来られていた二ツ目の三遊亭ふう丈さん。
一昨年、初めて落語を聴いた後でちょっと落語のいろはを少し調べてみて初めて知ったこの「二ツ目」という階級。
落語家になるためにはまず師匠に弟子入りをするわけですが、そこまではなんとなく落語を知らなくてもなんとなくわかりますよね。でもその後の階級はよくわかりませんでした。前座という言葉は落語から来ているの知ってはいてもそれがその階級の一つであることもよくわかってませんでした。師匠と呼ばれるような方の前にちょっと会場を温めるために出てくる人のことを前座というのかなって。あと「真打ち登場」なんて言葉も慣用句みたいに使われているものの、それもそもそも落語から来ているとは知りませんでした。落語に興味がないとそのあたりのことってわからないですよね?私は一昨年まで知りませんでした(汗)
で、一昨年落語を初めて聴いた後に知った知識によりますと、師匠に弟子入りした後の階級は…
前座前見習い→前座→二ツ目→真打ちという順番で上がっていくそうです。
ふう丈さんはこの二ツ目が普段何をしているのかの話をしてくれました。

前座さんまではいろいろ雑用があったり寄席で前座として高座に座ることもあって忙しいそうなのですが、二ツ目にまでなると雑用はしなくてよくなるももの、高座の数も減るそうです。で、ふう丈さんは神田にある二ツ目しか出れない寄席に月に何回か?ちょっと忘れましたが(笑)時々その二ツ目専用の寄席に出ているそうです。他の寄席と違ってワンコインだったり1000円くらいで落語を聴けるらしいので、東京に遊びに行ったらちょっと行ってみたいなって思いました。
そんな二ツ目のふう丈さんの昨日の演目は新作落語の「焼肉」。「今の若いもんは…」というセリフを世代の違う人が順番に使っていく流れは、なんとなく先が読めても面白かったです。

そしてその後、また喬太郎師匠の出番です。
演目は「転宅」。これは泥棒とその泥棒が忍び込んだ家の妾さんとの掛け合いがまぁ面白い。師匠の演じる女性がまた色っぽくてかわいい(笑)そしてこの泥棒も泥棒のくせに疑うことを知らない真っすぐで間抜けなキャラ。先ほどのはっつぁんほどではないものの落語の登場人物らしい憎めないキャラです。
この演目の中では泥棒に入った家でこっそり飲んだり食ったりするんですが、喬太郎師匠は食べる所作も本当に美味しそうに食べるんですね。いやぁ、見事でした。

仲入りを挟んだ後の師匠の最後の演目は「社宅の恩返し」。最後に新作落語を持ってきたんですね。
社食のおばちゃんが辞めて大阪に帰るということで、常連の若手社員がおばちゃんに手料理を振舞おうというお話。
師匠がおばちゃんに見えてくるほど「おばちゃん」らしい大阪のおばちゃんでした(笑)でも、大阪人の前で大阪弁を話すのは恥ずかしいそうです(笑)
この新作落語も面白かったんですが、昨日に関して言えば私は古典落語の2つの方が面白かったなぁ…という感想です。
(あ、この演目の前のまくらで話していた書店員時代の下ネタのお話の方が面白かったかも…笑)

ということで、落語先輩がこの喬太郎師匠を推す理由がよーくわかりました。師匠の落語、また行きたいです♪

この3度目の落語の後、落語先輩と一緒に行ったお店。昨日の日記に写真を貼ったあのお店も実は3度目でした。
お店の名前は「サンドネ」
3度目のサンドネ。

お辞儀。

すいません…落語の「落ち」みたいに終わりたかっただけです(笑)

失礼いたしました。
そしてちょっと長くなってしまいましたね。
また0時を過ぎてしまいました。朝読書できるかなぁ…?
(ちなみにちゃんと白状すると、今朝は5時半前に起きたものの寝たのが遅かったせいか、本を読んでいてもボーっとしてしまい、ちょっと目をつむってしまったら…ね。そうなりますよね。はい、二度寝しました泣)

明日は頑張って朝読書するぞー!

では、また明日。


毎日読書チャレンジ
「本好きの会で紹介する本」:多分1ページ読んだあたりで目をつむったと思われます(笑)
明日こそ、読み終わるぞ!

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