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方言を守りたいという謎の使命感を感じた日

2022年3月25日

私、言語とか方言とかすごく好きなんですね。
この前も関西の友達と話していた時のこと…関西の方では「7時」の言い方が「ひちじ」って言うってのは知っていたのですが、「七五三」や「七味」も「ひちごさん」「ひちみ」って言うと知って面白すぎて大笑いしたり…と、とにかくそういうネタが大好物なんです。

で、今日の「石本商店ラジオ」がまさにその大好物ネタだったもんで、朝からニヤニヤでした。

新潟のイントネーションについてというお話。
イントネーションの話なので、文字で語るのはちょっとわかりづらいと思うのでラジオを聴いてほしいのですが、新潟弁ってあんまり強めな方言じゃないというか、特に若い世代はほぼ方言で話さないのですが、イントネーションだけは少しクセがあるんですね。
ラジオの中で「ご注文」のイントネーションの話が出てきましたが、前の職場で東京出身の支店長が、同僚がたまたま言った「注文」のイントネーションをめちゃくちゃいじってたのを思い出しました。
「注」の方にアクセントを置く感じの言い方なんですよね。
新潟弁はだいたい単語の頭にアクセントを置く言い方が多いのです。
ラジオで出てきた「カレー」「くつ」「服」「いちご」全部最初の音にアクセントを置きます。関西でも「服」や「靴」は最初の音にアクセントが置かれているとは思いますが、なんとなく関西のそれとは印象がちょっと違う感じもします。
とにかくイントネーションは新潟らしさというのがありますね。

あとは、こずちゃんがちょっと触れていた「~らろ」「~らっけ」といった語尾だけ新潟弁みたいなのもありますね。

つまり、新潟弁を話す人はだんだん減ってきてはいるものの、イントネーションや語尾に関してはまだ残っている…と言った感じです。

ただ、本来新潟弁はもっと新潟弁らしい単語や言い回しもたくさんあって、イントネーションやアクセントだけじゃないもっと全体的な訛りがあるんです。
おばあちゃんおじちゃん世代はその話し方が残っているのに、私くらいの世代からだんだん使う人が少なくなって、今の10代20代の人はおばあちゃんおじいちゃん世代の言っていることがわからないって人も増えているように思えます。
私の息子もほとんど方言は使いませんね。イントネーションくらいかなぁ。

でも、私はガチ新潟弁結構いける方なんです(笑)
実家に行くとほぼ新潟弁です。今、職場で兄とよく話すのですが、兄と話す時もめちゃくちゃ訛ってます(笑)
ただ、実家の面々と話す以外は新潟弁は使わない…つまり、バイリンガルです(笑)!
多分私世代にはバイリンガル多いはず。

そのバイリンガル世代の私たちが今新潟弁を伝えていかないと、新潟弁が消えて行ってしまうのではないか?と、今日のラジオを聴いていてふと思いました。
おおしまさんがおばあちゃんの言っていることが全部はわからないと言っていたので…
私なら多分全部わかる…いや、絶対全部わかる自信があります(笑)

なんか、方言という文化が消えていくのは寂しいですし、こういう文化を伝えていくことってもしかしたらすごく大事なことなんじゃないかって思えてきました。

ということで、嫌がられるかもしれないけど(笑)もっと息子に方言で話しかけてみることにします!
彼は果たして引き継いでくれるのでしょうか?

実家の姪っ子たちは、じいちゃんばあちゃんと同居なのでまあまあ普通に理解してますし、時々方言と知らずに使っているのを見ることもあるので、有望なのはそういうおばあちゃんおじいちゃんと同居している子供たちなのかもしれません。

ともかく、新潟だけでなくいろんな地方で消えかかっている方言があると思われるので、各地域のバイリンガル世代の皆さん!頑張って伝えていきましょう!

では、最後は新潟弁で…

おれもおめさんももっと方言つこわねば、だーもしゃべれねなるすけ、もっとつこて行かねばねんさ。
わーけしょは、みばわーりとおもてるんだか知らねろも、ちっともつこわねっけおらてが教えてやらねばねんて。
そーでねーば、新潟弁なんてねーなってしょもわね。
そんではちとさみーしねっかね。

だいぶ強めな新潟弁を書いてみました(笑)

では、また明日。


◆ダイエット シーズン3◆
今日の増減 18日目
初日より ±0キロ
前日より ±0キロ

ふりだし(笑)

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