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叙述トリックにしてやられた

2022年6月1日

6月になりましたね。
衣替えですね。
毎年6月1日に駅前などで高校生がインタビューされてるニュースを見る気がするんですが…

「まだ寒いので上着着ていたいです」
と答える子もいれば、
「やっと身軽になれました」
と答える子もいたり…

そんなのをわざわざニュースで取り上げるのは、ホント単に季節の風物詩ってだけの話ですよね。
インタビューされてる方も、なんか微妙な感じで…(笑)
ま、平和ってことですね。


さて、今日は買い物へ行った後、本を読むためにスタバへ行ってきたのですが…

ようやく読み終わりましたよ。例の本。

「殺戮にいたる病」

いやいやいや…

まず…

めっっっちゃ疲れましたー。
メンタルが(笑)

この本、ホントに描写がグロい!
読めない人もいるんじゃないかなぁ…
私は映像にされたら絶対見れないけど、まぁ文字なのでかろうじて耐えられる感じでした。
そこでまずメンタルが疲れたんですが…

最後ね…
どんでん返しがあるとか、読み返したくなるとか、まぁ前情報はいただいてたんですが…

ちょいとパニック(笑)

「え?」

と、マスクの中で完全に口開いてました(笑)
マスクがあって良かった。

なんか「叙述トリック」というそうです。
そんな表現すら知らなかった私ですが、まんまとそのトリックにしてやられたので、口が開いちゃったんです(笑)。

読み終わったんだから帰ればいいのに、しばらくペラペラとページを遡って頭の整理と確認作業をしてからじゃないと動けませんでした。

まず、とりあえず最後のページを3回は読み返したかな…そして、パニクってた頭を落ち着かせて、つまりこういうことか…と結論づけて、それを確認する為にページを遡ってどこで騙されたのかを探すという作業ですね。

疲れる作業ですよ(笑)

だからこの本には2種類の疲れる要素があったってことです。
グロい表現と最後のパニック。

疲れたんですが…
こんな見事に騙されちゃうと、なんか、してやられた感が悔しいくせに嬉しかったりするんですよね。
逆に自分の推測が当たると嬉しいくせに残念だったり(笑)

結局、思いもよらない結末ってみんな好きですよね(笑)

こんな本もあるんだなぁーって。
衝撃の一冊でした。

あ…
もしかしたら、あれほどのグロい表現もそっちに気持ちを持っていって本筋のトリックを誤魔化すためのトリックだったのかしら(笑)?

…ってことで、グロい表現(具体的には“殺戮”の仕方がかなりヤバい)に耐えられる人で騙されたい人は是非読んでみてください。

では、また明日。

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