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テモテ牧師のエッセイ

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2019年12月の記事一覧

インサイドアウト

インサイドアウト



 今日は大晦日。今年一年もいろいろありましたね。僕の場合、その時、その時は緊張したり、どうしようと心配したり、できるかなぁと落ち込んだりしましたが、過ぎ去ってみるとあっという間で、なんとかなったやん!感謝!って感じです。

 私達は自分が生まれた時代の中で人生を生きています。そして人それぞれに舞台があります。自分の人生という舞台、家族という舞台、教会という舞台、学校・職場という舞台、地域社会と

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幸せと感謝の関係

幸せと感謝の関係



 幸せとは、どれだけ沢山持っているかではなく、どれだけ沢山感謝しているかで決まります。そうです。感謝は有形無形の愛を受け取る器なのです。感謝を知らない心は、穴の開いた器のようなもので、どれだけ沢山愛を頂いても、決して満たされることがありません。

 今年もあと1日で終わり、新しい年を迎えます。この一年の棚卸しをしてみませんか。スケジュール帳や日記を見て、どんなことがあったのかを確認しましょう。

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偉さとは

偉さとは



キング牧師の言葉にこういうのがあります。

**誰でも偉くなれる。なぜなら、誰でも仕えることが出来るから。奉仕に大卒の学歴は要らない。プラトンやアリストテレスを知らなくても構わない。唯一必要なのは、恵みに満ちた心、愛情豊かな魂である。**

 私達が「あの人、偉いなぁ~」と思う人は、大体共通しているのではないでしょうか。その人は、社会的な立場は関係なく、仕える心をもって奉仕し続けている人です。

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祈りは聞かれるってどういうこと?

祈りは聞かれるってどういうこと?



 “祈りは聞かれます!”しかしこのフレーズを正しく理解していない人が意外と多いのです。“祈りは聞かれる”というのは、“何でも願った通りになる”ということではありません。祈っているのはあなただけではないのです。全世界の人が自分中心の祈りをしています。ですから、願ったことが何でも叶ってしまったら、この世界は大混乱に陥ってしまうでしょう。

 それでも、願った通りにならないなら、祈る意味がないじゃな

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和解をえらぶ

和解をえらぶ



 嫌味を言う人は必ずいます。ムッとくるような事を言われたり、されたりするのも日常の事ではないでしょうか。当然、こちらがそういうことをしている場合もあります。常人はされたことは覚えていますが、したことは忘れてしまうものです。要するにお互い様なんですが、私達は常人なので、ムッとくるようなことを言われたり、されたりすると、当然同じような、いいえ、少々上乗せしたものを返してしまいます。すると相手も上乗

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心を治める

心を治める



 有名税という言葉がありますね。これは社会的に知名度が上がると、その分、様々な人から妬まれ、あることないこと誹謗中傷を受けることになると
いうヤツです。この現象は、全国レベルでなくても、私達が属しているコミュニティ(職場、学校、サークル、悲しいかな教会でも)でも起こることです。ある人が頭角を現し、その存在が認められるようになると、自分の影が薄くなってしまうことに脅威を感じる人が出てくるもので

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メリークリスマス

メリークリスマス



 今日は12月25日クリスマスです。厳密に言えば、キリストが生まれたのは今日ではありません。キリストの誕生の正確な日にちは分かりません。分かっているのは9月中旬~10月中旬のあたりだろうということです。

 では、12月25日は何の日でしょうか?それはキリストがこの地上に人として来られた事実を記念する日です。誕生日が分からなくても、歴的事実としてキリストは存在し、活動なさり、十字架につけられ復

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いのちのプレゼント

いのちのプレゼント



 いのちは神からのプレゼント。この事実は否定しようがありません。しかし、与えられたいのちを最後まで守り続けることは、なんと大変な仕事でしょうか。みなさんはそんなことを思ったことはないですか?

 この地上で、いのちを維持していくためには食べていかなくてはなりません。住むところも必要ですし、生活していかなければなりません。お金が必要なので仕事をしなければなりません。健康管理も必要です。家族が増え

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できるところから



 どの分野においても大事なのは、基礎をちゃんと打ち込んでいるかということです。でも基礎は見栄えが悪く、単調な繰り返しで面白くありません。ですからついつい基礎をおろそかにして、見栄えのよい、楽しい次のステップに進みたくなってしまいます。ところが、次のステップに進んでも、基礎がちゃんとしていないので、ケアレスミスが多くなり、伸び悩んでしまうものです。結局基礎からやり直すことになります。

 仕

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自分自身になる

自分自身になる



「自分自身になる」って、ある意味、永遠のテーマではないでしょうか。

家の自分、よそ行きの自分
本能の自分、理性の自分
弱音を吐く自分、前向きに取り組む自分
ありのままの自分、可能性が引き出されていく自分
気持ちに正直な自分、気持ちを打ちたたいて上を目指す自分
弱さを担っている自分、強みを生かしている自分
人の真似をしている自分。人真似からオリジナリティを創っている自分

 自分の中にはいろん

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人生に根を張る



 以前は台風が勢力を維持したまま北海道に襲来することは殆どなかったと聞きました。しかしここ数年、幾つかの台風が勢力を保ったまま北海道まで行ってしまいます。ある台風の時は、木が大量に倒れてしまうという被害が起きました。北海道の木は雪には強いですが、強風には弱いのだと思った次第です。

 確かにそういうことがあるようです。無風環境で高く太く育った木は、根が自分の重さを支えきれずに倒れてしまうそうで

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人生は思い込みで決まる

人生は思い込みで決まる



 今朝は「思い込み」について考察してみましょう。

 人生、ある意味、思い込みで良くもなれば、悪くもなるのではないでしょうか。その思い込みが事実であるかどうかは関係ありません。なぜなら思い込みは全て、自分の外側の事実に対する解釈だからです。ですから私達の思考は思い込みの集合体と言ってもいいでしょう。私達の思考が科学的事実に基づいていても、いなくても、それを自分にとって真実と解釈したものを事実と

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謙遜について

謙遜について



 謙遜とは自己卑下でも自虐感情でもありません。多くの日本人はそこを混同してしまっているところがあるように思います。謙遜とは、自分の弱さ、不完全さを認めた上での自尊心です。自分の弱さや不完全さだけを見て「わたしは何もできません」と自分を引っ込めることが謙遜ではありません。自分の弱さを知りつつも自分の強みを正しく評価して「できるかどうか分かりませんが、精一杯やってみます。できないところがあれば手伝

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偉大さ

偉大さ



 今朝は“偉大さ”の意味についてご一緒に考えてみましょう。

 最近めったに読まれなくなったのが「偉人伝」だそうです。小学校の図書館には「偉人伝」がずらりと並び、本好きの人はよく読んでました。とかいう僕は本を読むのが嫌いで「偉人伝」は殆ど読んだことがありません。高校生でクリスチャンになってから本を読むようになり、「偉人」に関する本も読むようになりました。特にお気に入りの人物の「偉人伝」を繰り返

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