塾なし中学受験勉強中の小6長男。
「自走」という言葉を時々きくので、ちょっと考えてみました。
最近、こういう本が出ました。もう読まれましたか?著者はフリーの東大卒家庭教師の方。私自身は書店で中をパラパラみた程度で、今度、ちゃんと読もうかなと思っています。
実は、我が家はこの著者の方に1度来ていただいたことがあります。この本の中に書かれている、スーパーコンサルというのをお願いしました。たしか、小5の夏だったかな?
ブログもYoutubeもみているので、なんとなく、この本の内容も予想がつくかな…と思っているのですが、やはり体系立てて書かれたものは分かりやすいだろうし、私が勝手に勘違いしている部分もありそうなので、今度、じっくり読んでみようと思っています。
まだ読んでいないので、この本とは関係なく、塾なしの我が家の「自走」について。
・・・・
人によって定義は違うと思いますが、私がここで思う「自走」とは、「子供がある程度、自分の意思を持って、自分をコントロールして、やるべきことをやること」です。
そんなんできるかな?
と思うけど、できる子はできると思うし、ずっとはできなくても時々できることもあると思うし、環境やきっかけや状況に応じて、できるようになる場合もあると思います。
なんかごちゃごちゃしてきたな…(;^_^A
自走モードになるには、子供のモチベーションが必要だと思うのですが、それが出てくる源泉の種類が3個あるかなって思います。
①勉強そのものに楽しさを見出す。
・算数の難しい問題おもしろい!
・社会の歴史が好き!
・昆虫大好き!
②勉強に付随する事柄に楽しさを見出す。
・上のクラスにあがりたい!
・〇〇くんを抜かしたい!
・〇〇中に入りたい!
・〇〇ちゃんと同じクラスになりたい!
③冷静に目的を理解する。
・将来、医者になるために〇〇中に入る必要がある
・・・・・
子どもの場合、なかなか③は難しいと思うので、自走させるためには、①と②をバランス見ながら、うまく刺激してあげる必要があるのかなと思います。
たとえば、①に関しては、できるだけ幼少期にいろいろなものに興味を持つように働きかけてあげる、読み聞かせをする、パズルをする、数字で遊ぶ、など。②に関しては、けっこう子供の性格や状況によると思うので、親ができることはそんなにないのかなぁと思います。
ちなみに、我が家は競争心は皆無だし、通塾していないので、②は全くありません。一応、第1希望はあるけど、そこまで強い想いがあるかというと、うーん、たぶんない。コロナであまり学校に行けなかったのもあるけど、そこまで熱くなるような、学校選びをする上でのこだわりもないし、各学校のこともそこまで知らないし。宗教色が強い学校はイヤだ、とは言っていますが。
なので、我が家の場合は、長男のモチベーションは①(算数)と③だと思います。受験に合格するにはこれだけの量が必要で、逆算すると、1日にこれだけの量、というのを客観的に理解して取り組んでいるという感じです。
この源泉から湧き出てくるモチベーションの量が多ければ、より自走しやすいとは思いますが、たとえ少なくても、やりようによっては、自走に持っていくことも、ある程度はできるのかなと思います。
たとえば、できるだけサッと勉強にとりくみやすい環境を家庭で整える、子供と一緒に勉強を楽しむ姿勢を見せる、子供が興味を持ちそうな学習動画を一緒にみる…などなど。
なーんて、口にでいうのは簡単だけど、実際は難しいですよね(◎_◎;)
私もいろいろ手を変え、品を変えやってきました。長男は、けっこう自走できていると思います。私が熱を出して寝込んでも、きちんと課題は終わっています。自走してくれると、私は楽だし、たぶん、長男の自己肯定感や達成感もあがっていると思います。
でも100%というわけにはいかないので、まだまだ本番までに、一緒に取り組むことは多いだろうな。「自走」、いいけど、それだけじゃなくてもいいって思います。
走れるときは自分で走って、疲れたら休憩したり、私や夫が横に付き添って、また一人で行けそうだったら一人で行って・・・そんなんでいいかなって思います。ふらふらして一緒に悩んで、そんな感じでいいかな。中学受験は。まだ小学生なので。
一緒に付き添えることも、悩めることも中学受験の楽しみの1つだし、そこから1人で勝手に走って行っちゃうのも楽しみですよね。どちらにしろ、子供が頑張って、日々成長している姿を見るのは嬉しいことだなって思います。
なんだかまとめにくくなってしまいましたが…また、本を読んだら感想書いてみますね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?