受験をやめたいと思った時~塾なし中学受験~
小5長男が塾なし中学受験の勉強中のわがや。
小4から勉強を開始して、今まで一度だけ、受験をやめようかなと思ったことがありました。
正確にいつだったかは覚えていませんが、たしか小4の年末ぐらいだったかな。ちょうど1年前くらいでしょうか。
言い出したのは私。
受験をやめようかと思ったのは実は私です。
ちなみに、長男は一度も「やめたい」とは言ったことはありません。心の中では、正直何度か考えたことはあるのではないかと思いますが、口には出してはいません。
長男が小4・12月の頃
私が中学受験をやめたいと思った理由は、一言でいうと、勉強のサポートが大変だったから。
当時、夫が関わっていたのは、分からないところと算数の新しい単元を教えることの2つ。それ以外のことを私がやっていました。具体的には、この4つくらいかな。
・当日やる勉強の用意(テキストや問題集のどの部分をどれくらいするか考えて該当箇所に付箋を貼る)
・前日やった勉強の丸付け
・暗記単元や分からない部分を一緒に勉強する
・受験全般について調べる(模試、イベント、教材、スケジュールなど)
これに加えて、
・長女の当日やる勉強の用意
・長女の前日やった勉強の丸付け
・分からないところを教える
・長女の勉強の計画をたてる
というのをして、この合間に幼稚園児の次男の相手をして、家事をして、週4くらいで仕事をして、図書館で隔週で本を借りて、学習漫画をチェックして購入して…もういっぱいいっぱいでした。
ちょうど小4の春くらいから、フリーで片付けの仕事を始めて、まだまだ慣れず毎回緊張で仕事の日はどっと疲れ、料理が苦手なのでごはんを作るのが本当にしんどかったです。
やめたいと夫に打ち明けたら・・・
もう体力的に辛く、それよりも、長男の受験が自分1人の肩にかかっているプレッシャーで辛く、ある時夫に打ち明けました。
「もうしんどい。続けていける自信がない…。〇〇(長男)がやりたいなら、できることはやるけど、今までどおりは無理…。」
自分がやってることと、体力的につらいことを伝えました。
私の話を静かに聞いていた夫は、まず私に謝りました。
「仕事が忙しくて、なにもできなくてごめんね。」
そして、今後は算数は全部自分が担当すること、早く帰ってきた日は勉強を見ること、普段の家事ももっと手伝うことを話してくれました。
正直、算数を丸々夫が見てくれたことはかなりラクになり、効果としても効率もよくなったと、今振り返れば思います。はじめからそうすればよかった。
その後
とはいえ、それ以外の部分は、あまり変わっていません。早く帰ってこれる日なんて急に増えるわけでもないし、そうなると家事を手伝える時間も増えません。
でも、「やめたい」と夫に打ち明けた後は、なんだかとても気がラクになり、それ以前より、肩の力を抜いて、長男の受験に向き合えるようになったと思います。
結局のところ、私はおそらく本当に受験をやめたいと思ったわけではなく、夫に自分の大変さに気付いてほしかった、分かってほしかった、話を聞いてほしかったのだと思います。
問題は夫婦間のコミュニケーションにあったんではないかなと今になって思います。
中学受験って、子供のことではあるけれど、夫婦関係もすごく重要ですよね。
このことがあってから、私は以前より、もっと意識して夫と受験についても、それ以外についても話すようになったし、良い関係でいるように努力するようになりました。夫婦の空気が、家庭の空気を作っていると思うし、リラックスした空気の中だと、子供もストレスなく勉強に向かえると思うからです。
そうは言っても、ケンカがゼロということは不可能なんですけどね。中学受験は夫婦力も試されますね!
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