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2023年西表島昆虫採集記〜後編〜
前編・中編はこちら↓
〜8日目〜
ついに迎えた最終日。10時頃に起床し、私はコインランドリーに、Iはチャマルポイントへと向かった。洗濯終了後、Iを迎えにチャマルポイントへと向かったが、1匹かなり大きめのチャマルを採っていた。
宿に戻り、荷物をまとめる。チェックアウトし、別の宿へ移動。チェックインが済んだらすぐに山に行く準備を整え、出発の時間までご飯を買いにスーパーへ行ったり、神社にお参りし
2023年西表島昆虫採集記〜中編〜
前編はこちら↓
〜4日目〜
チャマルは相変わらずやる気が起きず、またお昼頃に起床。I先輩と落ち合い、情報交換をしつつ、今日はどこのエリアに行くかを決めた。その日はI先輩のチームから友人(以降S)が私のチームに加わり、入る場所を暫く悩んだ結果、2日目に入ったエリアに行くことにした。
少し早めに入山し、ポイントまで一気に登った。エリアに着いてから少し休憩をし、時が来るのを待っていたが、後続の
2023年西表島昆虫採集記〜前編〜
まえがき
昨年の西表島遠征から早1年。ヘッドライトの先に映る"八重山の紅玉"の魅力にすっかりハマってしまい、2度目の採集遠征を計画した。
西表島が世界自然遺産に登録されてから早2年、同島エコツーリズム推進全体構想で定められた、島内5ヶ所の特定自然観光資源の立入規制が実施されるにあたり、自由にやれるのは今年が確実に最後らしいとの事を聞いたので、前回は4日間しか行けなかったので、学部生最後の年
2023年オオクワガタ採集
新緑が芽吹き森が生き生きとし始めてから暫く経った頃、まだ行ったことのない県へオオクワガタを採集しに行った。
17時ごろに自宅を出てブナ帯へ。とにかく移動時間が長い。過去最長の運転時間だった。朝方に行きたいエリア付近の道の駅へ到着し、就寝。疲れ過ぎて9時頃まで寝てしまった。
起きたらすぐポイントエリアへ向かって移動。山の高さ、深さ、広さ、全てに圧倒された。山に入り、暫く歩くが気が細い。この
2022年西表島昆虫採集記
マルバネクワガタに憧れを抱いたのは、クワガタ好きとしては遅く大学生になってからだった。
当時はそこまで採集に興味はなかったが、オオクワガタを初めて採りに行って、いきなり大歯を採集できたことから採集にどっぷりハマってしまい、そんな時に誰かの投稿したマルバネクワガタのツイートを見て「こんなかっこいいクワガタを採りたい」と思ったのがきっかけだった。
マルバネクワガタは毎年"今年が最後説"が多く、