見出し画像

『戦隊大失格』『ふつうの軽音部』『ボールアンドチェイン』!TimeTreeメンバーが2024年上半期に読んだ漫画を紹介します

突然ですが、ひとの本棚を見るのってワクワクしませんか? その人が何に興味があり、どんな事柄に心を寄せているのか、新しい一面を発見できたようでうれしい気持ちになります。

TimeTreeでは書籍購入補助制度もあってか本を読む人が多く、今年の上半期に読んだ本の中で「これよかったな〜」と思う本を募集したところ、18の回答を集めることができました。

▲その記事がこちらです


メンバーが読んでいる本を知るのが想像以上に楽しかったので、漫画でも同様のアンケートをとってみることに。結果、13の「2024年上半期に読んでよかった漫画」を集めることができました。

集まったアンケートに対しての感想は記事最後にゆずりますが、TimeTreeという会社の雰囲気をよくあらわすものになったと思います。TimeTreeメンバーはどんな漫画を読んで心を動かされたのか。それではどうぞ。


miu(ミウ):SRE

作家が好きだったので購入しました。戦隊と敵の対立関係だけでなく、両者を取り巻く関係者やメディアなど様々な視点が盛り込まれた漫画です。とりあえず一回読んでみてください。


Parker:法務

連載開始から追っている漫画です! カバディを題材にした激熱スポーツ漫画。元天才サッカー選手が、ネタスポーツに挙げられがちなカバディにのめり込んでいくお話です。


Nicky(ニッキー):データアナリスト

架空の惑星(の町)に住む人々の日常を描いた短編集。

懐かしいわけでも切ないわけでもない、なんてことない日常の話だけど、たぶんここに書かれた日のことをずっと思い出せる。


Roid(ロイド):事業企画

アニメを観ておもしろかったので手に取りました。エモい。とにかくエモいです。


Scott(スコット):CTO

SF漫画を探してるときに見つけて手に取ってみました。

人間に友好的な宇宙人が地球にやってきて、テクノロジーの提供とかもやってくれて人類は発展したんだけど、10年経った時に宇宙人が突然「地球を植民星にする」宣言をして侵略しだすSFものです。

地球の軍隊が機能しない中、宇宙人の陰謀に気付いていた謎の爺さんとその息子だけが対抗する軍事力を持っていた、的な話です。

SFだぁいすき。

旧ソ連の残党が『気象コントロール衛星ルサルカ』によってシベリア近辺を温暖化させ、そこを起点に世界中の異常気象を引き起こそうとしている。その陰謀を頑張って防ぐ話。

リアルっぽい設定のSFが好きな人におすすめです!


Dave(デイブ):データアナリスト

TimeTreeメンバーの自己紹介でオススメされていて、興味を持って手に取りました。

夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子は、そこで映像専攻の美大生、海(カイ)と出会う。うみ子は自分が「映画を撮りたい側」の人間だと気づき、65歳で映画制作の世界に飛び込むことを決意した。

いつからでも青春ははじまり、人生は変わると思わせてくれる作品です!


Zara(ザラ):PdM 

SNSに試し読みがあったのでなんとなく読みはじめたら、続きが気になったので買いました。

ノンバイナリーの著者が描いた漫画で、性自認に揺らぐ結婚を控えた若い女性と、離婚の岐路に立たされた中年女性の二人が現状に疑問を感じて葛藤しながら前進していく物語です。

設定は現代の日本だし、旅するわけでも魔物が出るわけでもないですが、冒険譚だと思って読んでいます。天才で最強の主人公が好きな人にはおすすめしないけど、不器用な主人公がもがきながらも何かを切り開こうとする物語が好きな人にはおすすめです。


Guts(ガッツ):iOSエンジニア

表紙が可愛く、ラブコメが読みたかったので手に取りました。

雛人形の職人を目指す友人の少ない五条くんと、読モでギャルでクラスの中心のマリンちゃん。一見正反対な2人がコスプレの衣装を作り、コスプレを通して成長していくラブコメです。

主人公'sの成長がとても良い。一匹狼な五条くんがマリンちゃんとの交流を通して心を開いていくところや、まりんちゃんと五条くんのコスプレのクオリティがどんどん上がっていくところがおもしろい。コスプレの衣装に関する雑学や2人の恋の行方などなど、サラッと読んでもガッツリ読み込んでもどちらも味のするいい作品です。


Fred(フレッド):CEO

手に取った理由は忘れましたが、AIが社会に浸透して、ヒューマノイドが人間と同じように生活する世界のヒューマノイド専門医の話です。

ChatGPTなどが話題になり、まさしく生活が変わりつつある今、この先の未来への想像を膨らませてくれる素晴らしいSF漫画です!

妻に勧められて購入しました。高校の軽音学部を舞台にした漫画で、キャラクターが立っており、人間模様に引き込まれます。

『スキップとローファー』好きな人とかはハマると思います!


Bruce(ブルース):PdM

私の友達は、半分ヒトで、半分チンパンジー。

テロ組織「動物解放同盟(ALA)」が生物科学研究所を襲撃した際、妊娠しているメスのチンパンジーが保護された。

彼女から生まれたのは、半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーだった。

チャーリーは人間の両親のもとで15年育てられ、高校に入学することに。そこでチャーリーは、頭脳明晰だが「陰キャ」と揶揄されるルーシーと出会う。ぜひ手に取ってみてください。


Louis(ルイ):CDO

存在は知ってはいたけど、タイトルと表紙から登山ヒューマンドキュメンタリーみたいな漫画なのかな? と思ってスルーしてました。だけど作品に対する「人権無視RTA」っていうコメントを見かけて、様子がおかしいぞと思って一話を試し読みしたらとんでもない漫画でした。

「30分目を離しただけなのに、また殺人事件が起きてる……」(登場人物のセリフより)

人類が滅びかけたポストアポカリプスな世界で、合理性100 / コミュニケーション100 / 知能100 / 倫理0 / 人間性0 / 運0 みたいなステ振りをした主人公が、人体改造された少女戦士たちの特性を使って人権をガン無視しながら即座に問題を解決していく、頭脳派サバイバルサイコスリラーギャグ漫画です。

毎話主人公がド畜生だなって思うけど、必ず最悪を更新してくるのが本当にすごいし、それでいて全く嫌いになれないヘイト管理も本当にすごい。

次のような要素にピンとくる人には特におすすめです!

・パワーで解決より頭脳戦派
・ゲームのバグ技とか RTA とか TAS みたいなものが好き
・ハンターハンターは能力のルールとか理屈っぽいところがたまらん

未読の方はぜひ読んで一緒にデルウハ殿の悪口言おうぜ!



以上が『TimeTreeメンバーが2024年上半期に読んで良かった漫画』でした。どうでしょう。同じ漫画を読んだ方はいらっしゃいますでしょうか。

回答を見て思ったのは「チョイスが尖ってる!」でした。もちろん有名な作品ばかりではあるのですが、『ONE PIECE』や『呪術廻戦』や『僕のヒーローアカデミア』がない。『ヒロアカ』最高なのに……!(きっとみんな読んではいると思います。なあそうだと言っておくれ)

けど、このチョイスがTimeTreeの「らしさ」を表しているとも思いました。なかなか形容しづらいのですが、その雰囲気が伝わっていたらうれしいです。それではまた!



TimeTreeでは新しい仲間を募集しています!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?