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雑談力を高める方法
初対面の方と雑談をする状況って、なぜだか緊張しませんか? 私は緊張してしまって上手く話せないタイプでした。気心知れた仲間とかなら全く問題ないんですけど・・・。しかし、ある本を読んでコツを掴んでから上手く出来るようになりました!
ということで、五百田達成 著「超雑談力 人づきあいがラクになる誰とでも信頼関係が築ける」で学んだ内容を基に、私が実践したことを公開したいと思います。
ラリーを続ける?!
雑談をする目的って何でしょうか?! 意外に答えに困りませんか? 私は正直困りました・・・。そして、本を読んで改めて考えたところ「話す相手と人間関係を構築すること」が雑談の目的だと認識しました。もう少し簡単に言うと「相手のことをよく知り、自分のことを分かってもらう」ことが雑談の目的です。
そう認識できた時、雑談に結論やオチは必要ではないことが分かりました。相手の性格・考え方を知ることが目的ですから、少しでも長く相手と話をすることが重要です。しかも、それは一方通行な会話ではいけません。つまり会話のラリーを続けることが大切だということが分かりました。自分も話して、相手も話す。これが雑談には必要不可欠なのです。
雑談はどうやって始める?
相手を知ること、自分を知ってもらうことが雑談の目的であれば、その内容は時事ネタとかニュースよりも、エピソードや体験談がふさわしいと思いませんか? そこに自分や相手の気持ち・感情が乗っていると、急に親近感が湧きませんか? さらに、自分が体験したことだと話しやすいですよね?
この内容を本で知ったとき、「なんだ、こんなことでいいんだ」と思ってしまいました。自分が体験したことなら、感情を込めて話すことは簡単だし、わざわざネタを仕込む必要もありません。そして、自分が話した体験に相手からのフィードバックがもらえると、嬉しいなって感情が湧きますし、親近感が持てます。
共感して、気持ちのやりとりをする
自分が話した話に、相手が共感してくれると嬉しい気持ちになりますよね? 同じことを自分がしたら、相手も嬉しい気持ちになって親近感が湧き、簡単に距離を縮めることが出来ます。これこそ、まさに雑談の目的です! ここまで来てしまうと、雑談をすることが楽しくなってきます。では、どうやって相手に共感を示せばいいでしょうか?
大きなアクションで一緒に楽しむ
人が情報を受け取るとき、8割は視覚から得ていると言われています。ですので、共感している気持ちを視覚的に相手に伝えるのが効果的です。具体的には、「手をたたく」「表情を変える」「笑う」になります。
ただし、常にやり続けているとこちらが疲れてしまいます。ですので、適度に手を抜きましょう。無理してまでやることではありません。
沈黙したときは?
雑談している時に、ふと沈黙の瞬間が訪れることもあります。沈黙は、お互いにとって、その話題が「遠い」からです。再び会話を始める時、自分に「近い」話題で始めると会話を続けられます。具体的には、身近なエピソードをきっかけにして、自分の気持ちを話すようにするといいと思います。
雑談の切り上げ方
雑談が上手くいくと、いつまでも話したい感じになるかもしれませんが、雑談は腹八分で切り上げることがマナーです。また、ほどよい関係をキープするためにも、雑談は「いつか終わるべきもの」と考えましょう。
ですので、切り上げる方法として、気持ちのやりとりを抑え、リアクションを抑え、話をまとめて「ありがとうございました」でその場を去ると違和感なく切り上げられると思います。
私の上手くいった事例
この本を読んでから、初対面の方と雑談をするときは、自分が失敗した話をするようになりました。具体的にはダイエットで失敗した話です。体重計に乗って体重が増えたときには、体重を減らさないと!と思って食事を控えたり、運動をしたりするんですが、長続きしない。気がつけば、運動していないし、食事も戻ってしまって・・・。というたぐいの話をします。
そうすると、そうですよね!と共感いただいたり、いやいや、こうしてみたらどうですか等のアドバイスをいただいたりで、会話のラリーが続きます。そして、失敗話というのがいいのかもしれません。自慢話は誰も聞きたくないですから(笑)
私の体験した内容から、自分の失敗談を少し自虐的に話をすると、相手も共感しやすく、話も弾みやすいかなと思います。ご参考になれば幸いです。
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