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「Feedback(フィードバック)」の重要性

「Feedback(フィードバック)」という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか? Feedbackとは「目標達成に向けたアクションの軌道修正をしたり動機付けをしたりするために、口頭もしくは文章を用いて行われる教育や指摘、あるいは評価のこと」と定義されているようです。私の言葉で定義すると「自分がやったことを振り返って『良かったこと』『悪かったこと』を明確にし、『良かったこと』をより伸ばし『悪かったこと』を修正していくことで、「自己成長」を促す作業」となります。

「自分がやったことを振り返る」ことは、「良かったこと」「悪かったこと」を明確にする上で非常に重要な作業です。振り返り方を間違えてしまうと、「良かったこと」「悪かったこと」が明確になりません。では、どうやったら上手くいくでしょうか。キーワードは「ストーリー(物語)」です。

「ストーリー」を上手く活用する

「振り返り」は、自分を「客観的に見る」「俯瞰して見る」ことが非常に重要です。しかし、自分のことを「客観的に」「俯瞰的に」見ることが出来るでしょうか。これはなかなか難しい作業です。私もちゃんと出来るか自信がありません。そこで活用したいのが「ストーリー」です。自分がやったことを「ストーリー」で振り返ります。

自分が振り返りたい場面を「いつ」「誰が」「どこで」「何を」「どうした」の形式(いわゆる「5W1H」)で、紙で記載していきます。台本のような「ト書き」で問題ありません。そして、自分が「良かったこと」「悪かったこと」と感じた部分に印をつけましょう。「良かったこと」の部分は「なぜ上手くいったんだろう」、「悪かったこと」の部分は「なぜ上手くいかなかったんだろう」をまず「自分で」考えます。「自分で」の部分が非常に重要で肝になる部分です。

自分の考えを「レビュー」してもらう

次に、自分で考えた内容を「メンター」と呼ばれる人に「レビュー」してもらいます。「メンター」とは「先生」と言ってもいいでしょうか。「あなたを指導してくれる人」「あなたにアドバイスをくれる人」が「メンター」です。つまり、自分よりも知識や経験の豊富な人に自分の考えを「レビュー」してもらいます。「レビュー」とは「論評・批評」と出てきますが、私は「メンターの人に第三者の目線で自分の考えをみてもらい、指導・アドバイスをもらう」という意味で使っています。自分の目線だけでは、どうしても偏った見方になってしまうのを防ぐ意味合いを持っています。これにより、「良かったこと」をさらに伸ばし、「悪かったこと」を改善していく活動を回していきます。

オススメは「長所伸展」

では、振り返った時に「良かったこと」「悪かったこと」を明確にして、どちらを伸ばしていくのがより効果的でしょうか。オススメは「良かったこと」をさらに伸ばす「長所伸展」です。もちろん「悪かったこと」を改善できれば、さらにいいことです。しかし「良かったこと」をさらに伸ばしたほうが「自分に自信がもてる」気がしませんか。それに「悪かったこと」を改善するには、かなりの精神力と時間を必要とします。ですので、まず「良かったこと」をさらに伸ばした上で、余裕が出てきたところで「悪かったこと」つまり「短所克服」にチャレンジすることをオススメします。

「広げる」と「深める」

「振り返り」から「良かったこと」「悪かったこと」を明確にして、「長所伸展」「短所克服」を行っていくと「自己成長」を実感できます。さらに「自己成長」するには「広げる」と「深める」がキーワードとなります。自分の興味を「広げる」ことで「コンフォートゾーン」を出ていくことになります。「コンフォートゾーン」とは「自分が快適に感じる場所」です。つまり「自分が知らない世界に飛び出していく」ことが「広げる」です。また自分の知識・経験を「深める」ことで人間としての「厚み」が出てきます。この2つを意識することで、「自己成長」を加速させ、さらなる高みへステップアップすることになります。ここまで含めて、「Feedback」は「自己成長」するために、非常に重要な作業となってきます。このあたりの詳細はまた別の機会に記載したいと思いますので、お楽しみに!

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