広告クリエイティブの作成量を2倍にしてみて気づいたこと
こんにちは。Timersデザイナーのtomoです。
今回は、広告クリエイティブの作成量は2倍以上に増やしどれくらい広告効果を最大化できるのかという検証を行ったのでその内容を書こうと思います。
なぜ広告の作成量を2倍以上に増やしたのか?
広告による、ビジネスインパクトはかなり大きな影響があるものの弊社では今までリソースの問題から優先度を下げていました。
しかし、今回改めてクリエイティブの作成量を増やし検証回数を増やすことで広告効果を最大化できるのか?という検証を行うことにしました。
今までの広告の取り組みと課題
今回の検証前は、週に1回15分のミーティングを行い出稿したクリエイティブの成果と次の作成物の内容を共有するという形でサイクルを回していました。
課題としては、以下2点がありました。
ミーティングの時間が短いのですべてを圧縮して行う必要があり、内容が薄くなってしまう。
週1回のサイクルなのでクリエイティブの差し替えが後手に回る。
試したこと
1. ミーティングの時間を週15分から90分に
ミーティングの時間を増やした理由としては、課題で記載した通り成果共有や作成物に対して話し込む時間が足りないという明確な課題を解決するためです。
検証前は週に1回15分ミーティングを行なっていたところを、週に3回30分のミーティングを行うようにしました。
検証開始時は、毎日30分のミーティングを行なっていたのですが最初の1週間で話すべきことや作成までの流れが掴めたので週に3回というところで最終的には落ち着きました。
2.クリエイティブのテイストと訴求の幅を広く試す
デジタルマーケティングの難しい点として、何が当たるのかが読みづらい。という前提があり幅広く、いろんな物を試して反応の良いものを作り込んで試すというローラー作戦を行いました。
3. 広告クリエイティブの作成量を2倍に増やす
クリエイティブの作成量を増やした理由としては、検証前は週1での作成頻度だったため、クリエイティブ出稿後に結果の良し悪しがわかっても身軽に動くことができずクリエイティブの差し替えが行えないという課題が起きていました。そのため、ミーティング頻度と共に作成量自体も増やしました。
検証前の作成個数は月に約20個だったのですが、倍の約40個で試しています。
検証当初は作成個数としてはもっと作る(80個ほど)予定だったのですが、インプレッション数の溜まり具合の兼ね合いで、月に40個程度と決めました。
4.他社の広告の調査
基本中の基本ですが、改めて弊社が想定するユーザーがどのような広告をよく目にしているのか・どのようなクリエイティブのトーンがいいのか・どのような訴求軸が刺さるのかを調査しました。
以下調査の一部。
👆のような感じで、ひたすら他社のクリエイティブをスクショして集めて、どのようなトーンなのかどのような訴求軸なのかを調査し、弊社の場合はどのような形に落とし込むのがいいかを話し合いました。
一ヶ月検証してみてわかったこと
検証開始から約1ヶ月程しか経っていないのでまだまだ試すべきことはあるのですが、現状当たりクリエイティブはいくつか生まれています。
検証している中で重要だとわかったことは、以下になります。
訴求軸・クリエイティブのトーンは幅広くいろいろ試す
ダメなものは早めに見切りをつける
試す理由を明確にする
訴求軸はわかりやすいことが大事
特に3が大事で何がユーザーに刺さりそうかの仮説を明確にしておくことで、結果が良くても悪くてもその次に試すべきことが分かりやすくなります。
最後に
広告の良し悪しの判断てとても難しいですよね。
クリエイティブがよかったからなのか、はたまた訴求軸がよかったからなのか?検証するにはどれくらいの個数を試すのが適切なのか?など疑問が絶えません。
事業会社で広告運用を内政化している方とどのように回しているのかお話ししてみたいのでご興味ある方はお気軽にご連絡ください!
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