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あなたは自分から人脈を増やしますか?

今回は、「人脈は自分から増やしていくものなのか?」について解説していきます

私は現在サラリーマンとして営業をしています
営業をやっていて感じるのは、人脈を自分から作りにいくと大抵の場合、失敗に終わるということです
この現象について、分解して考えていきます



1、人脈は作りに行かない


私自身は、自分から人脈を作ろうとはしません
私は、人脈は価値提供の先にあるものだと考えます

なぜなら、それには順序があるからです

スキル → 価値提供 →  信用 → 関係構築 → 信頼

この順序で関係を築かないと、関係は崩壊していきます

例えば、自分のスキルなしに価値提供しようとすると、相手が満足する価値を提供できないため、信用にはつながりません

一方で、第一印象で信用され、関係構築が得意な人がいるのも事実です
このような人は、この考え方に当てはまらないのではないかと考える人もいるでしょう

しかし、関係構築が得意な人には、世間ではスキルとして認識されていないものがあるのです
それは

・可愛さ(女性の特権)
・面白さ
・知識量

スキルと聞くと、プログラミングや資格をイメージする人が多いですが、これは客観的に評価されるために必要なスキルであり、ビジネスの現場で人と関係を築くときに必要なのは、目には見えないスキルなのです

まず、人間関係を構築するために、すぐに取り組むことができることは、

・身だしなみ
・会話
・勉強

これらは、誰でもできるだけに深くまで突き詰める人は少ないですし、簡単かつスキルとして身につけることができれば、絶大な効果を発揮します



2、人は損得で行動する


世の中の普遍の心理として、「人は必ず損得で行動する」ということです

まず、人が行動を起こす原動力は感情です
感情の中でも、恐怖と楽しさが人の原動力になる感情です
裏を返せば、恐怖と楽しさがなければ、人は行動をしないことになります

例えば、「お金を稼ぐために働いている」と考えている人も、心の底では、「お金がなくなって暮らせばくなるのが怖い」という感情があって、今の仕事に縛られている人が多いのです

逆に、仕事を毎日楽しくできている人もいます
このような人の原動力は楽しさから来るものなのです

見方を変えてみると

恐怖  = 損
楽しさ = 得

したがって、人は損得で行動する生き物なのです



3、自分のスキルを磨く


「人脈を築くには順序があること」、「人は損得で行動するということ」この2つから私が考える最も人脈を築くことができる手段は、自分のスキルアップです

まずは、自分が人に何ができるのかを突き詰めることからスタートすることが重要になります

相手の役に立てる人になれれば、相手は自分に価値を感じ信用してくれます
そして、関係が構築され、信頼に繋がっていくのです
(信用=実績、成果に対するもの、信頼=人柄、性格に対するもの)

また、関係構築の上で重要なのが、信用と信頼2つのスキルをバランスよく伸ばしていくことです

例えば、仕事で実績、成果をあげているが、人として今ひとつ信用できない人がいる経験はないでしょうか?
このような人は、信用はされても信頼はされません
したがって、短期的には成果を上げることができても、長期的に成果を上げることは難しくなるのです

これは、恋愛にも通ずる考え方で、
例えば、美人な人は第一印象がとてもよく、合コンでは圧倒的に成果、実績を出します笑
しかし、彼女にするとなると、なんか違うという状態になることもあります

この現象は、美人ということに対する信用はあったが、人として信頼はできなかったということです
だから、最初はよくても、長く付き合っているうちに嫌になってくるのです

なので、ビジネスで重要なのはいかに顧客の恋人になるのかということです
短期的な関係ではなく、長期的な関係構築のために何ができるのかを日々考えることが重要になります



4、人脈はついてくるもの


顧客との信頼を築けて、恋人的な関係を築くことができる自分になっていれば、自然と人脈は増えていきます

そして、後ろを見ると多くの人に支えられていたことに気づくのです

この一連の循環を生み出すことができる人が、ビジネスの世界でも、人間関係でも幸せに豊に過ごすことができるのです
そのために絶対に必要なことは、

知識の習得 = 楽しいもの

というマインドセットです
言い換えると、好奇心の塊になるということです

人に価値を届けるためには、知識が必ず必要です
知識がない人は、それだけで信用されません

まずは、自分が気になること、自分が調べてみたいこと、やってみたいことを突き詰めてやっていく習慣をつけることが最も重要です



5、何にでも当てはまる


ここまで解説してきた考え方は何にでも応用できる考え方です

例えば、好奇心の矛先がなんであれ、突き詰める習慣があれば、価値を生み出すことができます

また、恋愛、仕事、自己理解などでも好奇心は欠かせないものです
しかし、年齢を重ねるにつれて、好奇心はなくなっていくので、若いうちにとことん突き詰めることをお勧めします

20代は死ぬ気で働いた方がいいのは、好奇心が最もある時期だからなのです

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