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子育てと自営業とタイムカプセル!ママさんエンジニアの働き方について【タイムカプセル大学Vol.77】

前回はKさんの入社後の苦悩や印象に残っていることをお伺いしました。
今回はKさんの子育てと自営業とタイムカプセルでの業務を両立させる働き方や考え方についてお聞きしたいと思います。


ーーータイムカプセルではどのようなスケジュールでお仕事をされているんですか?
Kさん:
最初は週2〜3日/1日3〜4時間程度で参画できたらと話し、今でも基本的には9:30〜12:30で動けたらと思ってますが、案件によっては終わりが14:30や18:30になっていますね。とはいえ自分で調整できるシフト制なので、プライベートに合わせて融通を利かせられるのはタイムカプセルのいいところだと思います。

ーーーママさんエンジニアにとってタイムカプセルは働きやすいですか?
Kさん:在宅勤務ができる、フレキシブルな働き方ができるという点については本当に感謝しています。

ーーーリモートワークで不便なことはありますか?
Kさん:不便な点は、運動不足が気になること、メンバーとはやっぱり対面のほうが深くコミュニケーションできると感じることですかね。あとは外出せず家にいるとあっという間に子どもが帰ってきて、てんやわんやしているうちに一日が終わってしまう感覚がありますね。なので近くのコワーキングスペースに出かけて気分を変えたり、身体を動かしたりしないといけないなと感じています。

関市近隣のコワーキングスペースを調査した結果を趣味のWebサイト「関さんぽ」でも紹介。
関市役所の中には、無料で使えるこんな場所も。

ーーー自分の時間や自己研鑽の時間はどのようにして取っていますか?
Kさん:子どもが小学生になってから少しずつ取れるようになりましたね。自己研鑽の方向性については、新しい言語やライブラリなど技術の最近の動向は現場のプログラマー・エンジニアの方々に任せて、要件定義や設計、全体ロジック、基本的な案件の進め方などのアドバイスができるようにと思っています。今まで関わった企業案件ではインフラ専門のチーム・DB専門のメンバーなどがいてお任せできたのですが、それらも押さえる必要があります。特にAWSなど現在のインフラ知識が足りていないことを体感していて、学びたいと思っています。

ーーープログラミング系の本の他には何を読まれますか?
Kさん:マネジメント系の本は元々好きなせいか、スラスラ読んでしまいますね。昔とあまり変わらないと感じる部分もありますが、やっぱり自分の世代といまの若い人たちとでは仕事に対する考え方も変わっていて、世代に合わせたマネジメントが必要だなとタイムカプセルに入ってから感じるようになりました。

ーーーライフステージが変わった事で仕事に対するモチベーションの変化などはありましたか?
Kさん:タイムカプセルに参画したきっかけでもありますが、「自分のスキル研鑽」というよりは「ITに関われる子どもたちを増やして次世代を育てていく」という方向、社会の種まきに現在は興味関心がありますね。

ーーーKさんと同じように子育てしながら仕事を両立していく人に対してアドバイスはありますか?
Kさん:うーん、悩ましいですね。自分はいわゆる時短勤務ですが、他の案件メンバーが作業している以上、ついつい時間外にも「問題が起きていないかな」と様子を見て、必要あれば軽く打ち合わせなどサポートしてしまっています。本来は時間を区切ったメリハリある働き方が子育てと仕事の両立につながると思うので……まだまだ自分自身の課題もあります。

ーーー最後にKさんの今後の展望、目標を教えてください。
Kさん:岐阜県は保守的といわれており、すぐに新しい変化は起こせないかもしれませんが、里親の活動以外にも子どもたちと関わる機会を作りながら、これからもシステムに関わる仕事は続けていきたいですね。その中でも今住んでいる関市でエンジニアやIT系の仕事に従事できる仲間を増やしていきたく、いつか自営業のほうでタイムカプセルと一緒に関市を盛り上げるイベントなどできたらと思っています。そのためにもタイムカプセルの社員教育にはもっと関わっていけたらと思っていますが、自分自身のタイムマネジメント等、まだまだこれからですね。

岐阜県で子育てしながらリモートワークをしている、エンジニア経験豊富なKさんにお話を伺いました。
貴重なお時間をありがとうございました!


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