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ベルトのパーツ「遊革」とは? 意外と知らない革製品の雑学#1
非常事態宣言が解除された地域が増え、お出かけをしたい気持ちが高まりますね。もうすぐ7月。夏服の着こなしが楽しい時季です。
夏の着こなしは組み合わせるアイテムの数が少ないうえ、サンダルを履くことも多いのでカジュアルになりがち。そんなコーディネートを引き締めてくれるのが、ベルトです。
トップスをタックインするスタイルも人気。リモートワークではリラックスしてしまいがちですが、上質なベルトを締めると気持ちが引き締まるかも?
夏だからこそ「もっとベルトに注目していただきたい」、そんな気持ちを込めて、ベルトの雑学をご紹介します。
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1 美錠
ベルトを保持し、デザイン面でも重要な部位。ステンレスや真鍮などが使われる。尾錠・バックルとも言う
2 遊革
ベルト通しのことで、「さるかわ」と読む。美錠側にあり、ベルトの先(剣先)を固定する役割がある
3 帯革
ベルトの本体であり、使われる革は牛、馬、山羊、豚、エキゾチックレザーなど多彩。仕上げもさまざま
4 コバ
端の切り口のこと。衣類との摩擦で色落ちの原因となることが多く、適正に処理されているものを選ぼう
5 ベルト穴
通常1インチ(約2.5cm)おきに3?5個の穴がある。真ん中の穴で止めるのが最もバランスがいいとされる
「TIME & EFFORT」公式サイト アーカイブコンテンツ
【革の基礎知識】「革製品の見方 - ベルトを知る」より抜粋しました。
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パーツの解説で小さな部分にも名前があることに驚きます。
なかでも、「遊革(さるかわ)」は、読みにくいので、誰かに教えたくなるレア知識ですね。
このほか、バックルや仕上げの解説もありますので、チェックしてみてください。
https://timeandeffort.jlia.or.jp/column/basic/07_1.html