遠出をして思ったこと

一昨日から昨日にかけて遠出をした。

気になる催しがあったのと、訪れてみたいお社があったから。

そのお社は出雲大社。全国から神様が集まる神迎えの神事がある11/22にお詣りさせてもらった。

宿泊先を確保できず、高速バスのひとつ手前の駅で宿泊したので始発の電車でお参りに向かった。それなのに、乗り継ぎの時間の確認不足で電車に乗り遅れ、1時間待ちに。あわただしい参拝になってしまった。

それでも、真っ青な空と広がる田んぼ、葡萄畑の景色を見ながら電車に乗れたのはうれしかった。
大きな注連縄も圧巻だった。

私自身が、そして誰もが、本来の自分に戻って生きられるように。それが世界のおだやかさ・調和につながっていくように、と願った。

10時からは、出雲にある夢の森子ども園の10周年記念の催しに参加。

発達障害をはじめ、障害のあるお子さんたちが、食事(栄養)や愛情ある関わりで、そのお子さんらしくのびのび育ってゆくことをサポートしておられる場所。

どのようにお子さんに関わってこられたか、栄養の大切さなどお話を聞かせてもらった。
「新しい村づくり」をテーマに、ゲストの方たちがお話して下さった。栄養と子育てサポート、統合医療を取り入れてお互いに看取りをし合う八ヶ岳エンディング・ビレッジ、障害ある人たちが自然農で野菜やお米を作る自然農パーティー、お米にある貴重な栄養素を残した精米「金芽米」を広めた日本の医療費を減らそうと考えている会社さん。水と土を汚さない石けんを作り続ける会社さん。

それぞれに新しいつながりを作って、目の前の社会問題に取り組んでおられる様子が伝わってきた。
土、微生物、循環、争いでなく助け合うこと、などが、共通するテーマにあった。縄文時代、の言葉も出てきた。

それらのテーマを歌、踊り、映像で伝えて下さるアーティストさんたちの舞台も心に響いた。

大地の記憶、という曲を演奏してくださった太鼓の演奏集団GOCOOさん。リーダーの方が話しておられたことが心に残った。「宇宙や地球の時間で考えたら、人間の人生は本当に短い。けれどその中で喜んだり笑ったりして、命が輝いた光を、地球は記憶している。人間だけでなく全ての命あるものたちの光を地球は記憶している。そんなイメージからこの曲を作りました。歌、声を出すこと、笑うこと、日々のふるまい、すべて光になる。皆さんの光を輝かせて過ごして下さい」

「夢が大切。夢は、何かを成し遂げるというよりも、自分がどうありたいか自分で決めること。これは、どんな状況でも出来ること」
小田るいさんという歌い手さんは、そんなお話をされていた。

yaeさんの歌声はやさしくてパワフルで、体の芯に響いて涙が出た。

夢の森子ども園のスタッフさんが、前島さんのお茶目なところ、個性的なエピソードを披露されたり、お子さんたちが前島さんへ感謝状を渡したり。お客さんもステージに上がってソーラン節を一緒に踊ったり、歌を歌ったり。

小学3年生で精神薬を処方されて、一時期は寝たきりに近かったというお子さんが、食事と栄養の工夫で元気になり、今は高校に通いながら、夢の森の畑作業を手伝い、他のお子さんたちを手助けになってること。そのようなお話もあった。

そのお子さんが、前島さんの応援で新しいチャレンジができたことや、みなさんで作った金芽米のポン菓子の紹介をされてる姿は、とても頼もしく感じられた。
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そうした催しを体験して、そして「私はどうするのか?」と問いが出る。

興味があるからと出かけ、それで、どうするのか?

その肝心なところが、ぼやけてる。
私の毎日の生活にどう活かすのか。

まずは自分との関係をよくすること、自分の体と家のお世話をすること。その基本を行動すること。やろうと思ったことを少しでも形にする。
暮らしの足元を確かにしよう。

まとまらないけれど、今の思いを書いてみた。

帰りのバスは、疲れが出たのかずっと眠って過ごした。無事の帰宅に感謝。









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