シクラメンの花を救った人
昨日は、職場で花壇のお世話をした。
シクラメンの花がたくさん植えてあり、数日ごとに色が変わったり枯れてる花を摘み取っている。
次の日に、他のお店から品質チェックの人が来ることになっていたので、少し色が変わってる花も、いつもより早めの摘み取りをした。
「ごめんね」とつぶやきながら、花を摘んでいると、通りがかりのご年配の女性が「間引きですか?よかったらそのお花、頂けませんか?」とお声かけ下さった。
早めに花を摘んでしまうのが、かわいそうだと思っていたので、うれしかった。
「はい、ぜひどうぞ。お花も喜びます」と、小さな束にしてお渡しした。
その女性も、にっこりと嬉しそうに受け取って下さった。
勇気を出して、申し出て下さった女性に感謝。
女性の勇気が、まだまだきれいに咲いているシクラメンのお花たちを救って下さった。
そばにいた、荷物を運んできた業者さんの女性も「レースの葉っぱが綺麗ですね」と声かけ下さり、「はい、そうですね。ありがとうございます」とお答えする。
花壇を楽しみにして下さる方たちがいるのを知って、うれしかった。
他の作業が優先になりがちだけれど、やはり花壇のお世話はしっかりやっていこうと、あらためて決意した出来事だった。
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