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〜 TikTok「みんなで学ぶ気候変動」プロジェクト2024 第2弾 〜防災グローバルフォーラム2024 出展レポートTikTokの公共政策・災害復興・防災啓発に関する取り組みを展示

人気クリエイターがTikTok LIVEで防災や気候変動を学び発信

TikTokは、人類が直面する最大の課題のひとつである気候変動について継続的に取り組んでいます。その一環としてTikTok Japanでは2023年から、気候変動への意識を高め理解を促進する「みんなで学ぶ気候変動」プロジェクトを実施しています。

2024年のプロジェクト第2弾として、兵庫県姫路市にて行われた、世界銀行主催の国内で初となる防災に関する国際会議「防災グローバルフォーラム2024:自然災害リスクへの理解を深める」(以下、防災グローバルフォーラム)に出展いたしました。また、出展に合わせて人気TikTokクリエイター3名が専門家や学生とともに、気候変動や防災について学び発信するTikTok LIVE番組を配信しました。

展示とLIVE配信を通じて、TikTokによる気候変動や公共政策活動を紹介 

防災グローバルフォーラムは、気候変動や災害のリスクの管理と軽減について、世界の専門家や実務者が集まってその実例やイノベーションを探求するイベントです。2025年1月に阪神・淡路大震災発生から30年を迎える兵庫県姫路市をメイン会場として2024年6月に開催されました。

TikTokは、来場者やLIVE配信の視聴者に対し、気候変動についての理解を深め、さらに防災や自然災害への影響や対策について考える機会をつくるために、TikTok「みんなで学ぶ気候変動」プロジェクトの一環として本イベントへ出展いたしました。出展期間中、行政担当者、NGO、専門家、企業担当者、さらには学生など、幅広い分野の方々にTikTokの取り組みを紹介しました。

TikTokが推進してきた社会活動を凝縮したギャラリー展示

ブースでは、TikTok「みんなで学ぶ気候変動」プロジェクトの昨年の活動や、今年6月9日に仙台市で開催したクリエイター向けワークショップの様子を大きくロードマップで掲示したほか、特別冊子やサイネージ映像を通じてこれまでの活動をお伝えしました。また、日常生活で実践できる脱炭素アクションを、遊びながら学べるオリジナルツール「TikTok 気候変動カードゲーム(仮)」の体験スペースも設置しました。ブースへ来場した方のなかには「TikTokが地方自治体などの公的機関と連携し、若年層に向けた発信をサポートしていることを知らなかった。素晴らしい活動だ。」とTikTokの新たな魅力を知っていただきました。

「防災ってなに?」をテーマに人気クリエイターが専門家たちと現地からTikTok LIVEを配信

来場者のみならず、若年層をはじめとする幅広い世代に向けても防災への理解度向上や当事者意識を促すために、「TikTok Creator Awards Japan 2023」にて「Art Creator of the Year」に選ばれたイラスト系クリエイターのみいるか🐬🎨(@miiruka_)さん(以下、みいるかさん)と、同じく「LIVE Creator of the Year」に選ばれた、ドタバタLIVEクリエイターでお馴染みのMOSCO | モスコ(@dufayel_)さん(以下、モスコさん)を中心としたTikTok LIVE配信を実施しました。防災や気候変動の専門家の方々にも出演していただき、防災の基本的な知識や防災グッズ、防災や気候変動の未来など学びある内容をお届けしました。

<防災のキホンを学ぶ!身近な防災グッズの使い方クイズで白熱>
一般財団法人世界防災フォーラム 代表理事/東北大学災害科学国際研究所 副所長 小野裕一 先生に登場いただき、防災の基本を学びました。小野先生は、「防災は人の命と経済的な財産を守ること。それが失われる前の対策」と紹介し、「災害がまったくない未来は難しいかもしれないが、災害を減らし、より安全な社会を目指すことはできる」と防災の重要性を訴えました。

クイズコーナーでは、ユニークな防災グッズの使い方をモスコさんと小野先生が考えて回答し、正しい使い方をみいるかさんから解説。「この筒形の防災グッズはなんでしょう?」という問題に対して、モスコさんは「タイムマシーン!メッセージ付き」と珍回答。正解は「MINIM+AID(ミニメイド)」という筒形の防災セットで、中には懐中電灯や発電機、ポンチョが入っており、筒はコップとしても使用できるグッズでした。みいるかさんは「コンパクトなので狭い場所で保管できて便利」と学びをコメントしました。

<圧ねぇもゲスト参加!サミット参加中の高校生とともに防災を学ぶ意義を考える>
歌手・タレントとしても活躍する圧ねぇ🤪atu_ne(@ainashomo)さん(以下、圧ねぇさん)が、会場で開催されている防災グローバルフォーラムの各出展ブースを体験している中で、LIVE配信にも飛び入り参加。

そして、高校生防災サミットへも参加した姫路商業高校 地域創生部の学生・先生もLIVE配信に登場。生まれる前に発生した災害について、学び考えていくことの重要性を訴え「100年先まで風化させない」と活動の意義を話しました。モスコさんは「自分たちよりも若い世代が情熱を持ってたくさん発信している様子に感動した」とコメント。

学生たちは、災害食のパンの缶詰「ふわ姫パン」の開発にも携わったことを紹介。長持ちすることに加え、おいしさやパッケージデザインにもこだわっており、試食したモスコさんは、まさかの完食。圧ねぇさんも「しっとりしてて美味しい!」と感動していました。姫路商業高校 地域創生部 副部長の田中さんは「震災を経験していない若年層が震災や防災について語り継ぐという、新しい形の継承を作れていると感じる」と今後の活動への意欲を語りました。

圧ねぇによる防災グローバルフォーラム 現地レポート

圧ねぇさんは、会場で開催されている防災グローバルフォーラムの各出展ブースの様子を見学。兵庫県広域防災センターが展示していたのは、地震の揺れを体験できるトラック。熊本地震と同じ揺れを体験した圧ねぇさんは、あまりの揺れの大きさにその場に立っていられず「今は家具がしっかり固定されていてしがみつけるけど、普通あんまり固定してないよね…」と普段の生活での防災意識の重要性を感じていました。

姫路商業高校 地域創生部のブースでは、学生たちが生まれる前に発生した阪神・淡路大震災をはじめとする大災害について、その歴史を風化させないための防災教育の活動の様子を展示。圧ねぇさんは「フォーラムに来場された海外の方へ、英語で説明している学生さんたちがとてもたのもしかった」と驚きを隠せない様子でした。

また、東北大学のブースでは、デジタルツインを活用した津波被害の予測の技術や、位置情報を活用した被害状況の迅速な把握を行う技術が展示されていました。「位置情報が詳しくわかることで助かる人もいるが、位置情報がわかってしまうことへの不信感もあり、バランスが重要」という解説に対して、圧ねぇさんは「私はよく迷子になるからこの技術が生まれたことが嬉しい。地震で家が倒れてきて動けなくなってしまっても見つけてくれるから安心できる」と技術への期待感をコメントしました。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)のブースでは、衛星データを活用して災害状況をモニタリングする技術が展示されていました。圧ねぇさんは「宇宙から被災地域を観測し、すぐに推定被害情報を提供することで、現地の災害対応に役立てるかもしれないという技術はすごい」と感動していました。

クリエイター・視聴者が防災を自分ゴト化する機会に
みいるかさんは「LIVE配信に登壇してくださった方々の話を聞いて胸がとても熱くなった」と語り、モスコさんも「今まで以上に情熱を持って気候変動や防災の発信に取り組んでいきたい」と意気込みを語りました。また、TikTok LIVEの視聴者から「(防災について)詳しく知らなかったことがたくさんあった」とコメントが寄せられ、圧ねぇさんも「私たちが見えていないところでたくさんの技術や対策が進んでいて私たちは守られていることがわかった。その様子をぜひ知ってほしい」と学び伝えることの重要性をあらためて実感していました。

出展概要

出展日:2024年6月18日(日)〜6月21日(金)
開催場所:姫路市文化コンベンションセンター アクリエひめじ
実施内容:

  • 【ギャラリー展示】TikTok Japanの災害復興・防災啓発の取り組み、TikTok 公共政策ジャーナルの紹介、TikTok「みんなで学ぶ気候変動」プロジェクトの紹介、他

  • 【TikTok LIVE】「防災のキホンを学ぼう」「この防災グッズなんだろう? 早押しクイズ」「教えて!小野教授!ー」、「防災グローバルフォーラムイベント レポート」、「学び、伝え続ける防災」by姫路商業高校、「TikTokを活用した気候変動の取り組みと事例紹介」他

    • 登壇者(ゲスト):

      • 一般財団法人世界防災フォーラム 代表理事/東北大学災害科学国際研究所 副所長 小野裕一 先生 

      • 兵庫県立姫路商業高等学校 地域創生部 生徒のみなさん・顧問の北川欽一先生

参加クリエイター:

 TikTok「みんなで学ぶ気候変動」プロジェクト2024に参加している各クリエイターの詳細は、こちら(https://newsroom.tiktok.com/ja-jp/111222333)をご覧ください。

防災グローバルフォーラム(UR)とは
URとは、「Understanding Risk(リスクを理解する)」の略で、災害リスクやその削減について話し合うフォーラムです。世界中から数百名の防災に携わる政府関係者、NGO、企業や専門家が集まり、自然災害からのリスクをより理解するための新たな取り組みや防災・減災に取り組む上での最新の課題などについて、さまざまな形での議論が行われます。防災グローバルフォーラムは2年に一度、世界各地で開催されており、この度の姫路市での開催はアジアで初めての開催となります。
参照元:姫路市ホームページ(https://www.city.himeji.lg.jp/kanko/0000027290.html

TikTok「みんなで学ぶ気候変動」プロジェクトとは

本プロジェクトは、TikTokクリエイターたちが気候変動について学び、学んだ内容を世の中に向けて発信することで、若年層をはじめとする幅広い世代への気候変動への興味関心を高めていく公民連携の取り組みです。クリエイターは気候変動の専門家とのワークショップ等を通じて、気候変動に対するリテラシーを高めていき、クリエイターならではの発信をしていきます。
2年目となる2024年、第1弾としてクリエイター向けのワークショップを6月9日に仙台市にて開催しました。仙台市や東北大学 災害科学国際研究所、一般社団法人地球温暖化防止全国ネット(JNCCA)の協力のもと、多様なジャンルで活躍する10代後半から40代の14組15名のクリエイターたちが仙台に集結し、気候変動の現状や対策をフィールドワークやカードゲームを通じて学びました。(詳細はこちら

今後も、今年後半にかけて関連イベントの開催・参画など、全国各地で様々な活動を展開していく予定です。

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