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喜びそして輝く、最後の歩み

 人の世は、栄枯盛衰。人生も、所詮、誕生から死までのほんの短い時間の栄枯盛衰。成功しようと失敗しようと、限りある残された時間。


 ある方が、ご自身が、老境に入ってから今まで、どんな心境で過ごしてきたか等々、淡々と話をしてくれました。
 人生の終わりを控え、如何に老いを乗り越えてきたか、これから如何に人生を過ごしていくか。まさに、終活(しゅうかつ)のお話をして頂きました。終(しゅう)とは、物事ができあがる、終わる等の意味。また、活(かつ)は、水が勢いよく流れるように動く、生きる、活かす等の意味。

 すなわち、“終活“とは、人が、その一生を終えるにあたって、精神的な輝き、また心から喜びを感ずる為の、最後の歩みのことではないでしょうか。



 人生のはかなさを憂える事なく、生きる喜びを享受する。前向きな心で年を重ねたい。


 私の周囲を見回すと、外見的にも内面的にも若く歳を重ね、活き活きと輝く方々が多くいます。残された時間には確かに限りがありますが、それよりも、“生きる喜び“が前面に押し出されている、そのような姿は素晴らしい。